アウディ・Q7

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アウディ・Q7
フロント
Audi Q7 (Facelift) front 20110115.jpg
リア
Audi Q7 (Facelift) rear 20110115.jpg
販売期間 2006年 -
乗車定員 5人(7人)
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン V6 3.0TDI(232仏馬力、51.0kgf·m)
V8 4.2FSI(349仏馬力、44.9kgf·m)
変速機 6速ティプトロニックAT
駆動方式 フルタイム4WD
全長 5,086mm
全幅 1,983mm
全高 1,737mm
ホイールベース 3,002mm
車両重量 2,300-2,370kg
価格 V6 3.0TDI:4万8900ユーロ
(邦貨で約650万円。付加価値税19%を含む)
-自動車のスペック表-

アウディ・Q7は、ドイツ自動車メーカーアウディが製造、販売するSUV四輪駆動車。アウディがオールロードクワトロに続いて手がけたSUVである。

名前が示すように、A6A8の間に位置することが意図されている。後にA6とA8の間にA7が位置づけられた。

概要[編集]

2003年1月のモーターショーデトロイト・オートショーでパイクスピーククワトロ・コンセプトが、2005年9月にフランクフルトで行なわれたIAA2005にて市販版であるQ7が正式に発表された。

アウディ自慢の4輪駆動であるクワトロシステムを積むQ7の特徴のひとつに、3列シート(多くの市場ではオプション扱い)がある。プラットフォームは、フォルクスワーゲン・トゥアレグ / ポルシェ・カイエンと共通のフォルクスワーゲンL7型と呼ばれるものである。クワトロシステムはアウディ・RS4と同じメカニズムを採用する。エクステリアのデザインは、和田智[1]

高級SUVとして、前述のトゥアレグよりもオンロード指向のセッティングとなっている。引き換えにオフロードにおける走行性能は貧弱であり、英国の高級紙タイムズには「まったく使い物にならない」と評された。

エンジンはハンガリー製。製造・組み立ては、スロヴァキアブラチスラヴァフォルクスワーゲン ブラチスラヴァ工場で行われるが、多くの重要部品はアウディのドイツ2工場(インゴルシュタット、およびネッカースウルム)から供給されているという[2]

2008年にはハイブリッド車を追加するとしている。4.2L V8FSIエンジンとトルクコンバーターの間に電気モーターを配置するもので、0-100km/h加速は6.8秒、5速で80-120km加速が7秒。燃費は8.3km/lと発表されている。また電気モーターのみでの走行も可能。

2005年、全世界で販売は1,185台(フォルクスワーゲンAG2005年度年間報告書より)。2007年、3.6FSI販売開始後の日本市場での販売目標は400台/年であるとされた。

2009年12月に新型の発表予定。ヘッドライトにLEDライトを採用などの変更がある。基本スペックは同じ。

2008年10月24日付のニュースリリースで、日本におけるポスト長期規制をクリアしたクリーンディーゼルエンジン搭載の3.0TDIを2010年導入予定と発表されたものの、2013年5月現在になっても販売される見通しは立っていない。最高出力165kW(225仏馬力)と最大トルク550N·m(56.1kgf·m)となる予定。実質燃費は13km/Lを越える3Lエンジンでは画期的な数値である。なお、2008年同時期に日本では未発売なものの、V12 TDIクアトロ(V型12気筒ディーゼルエンジン)を搭載したモデルが発売された。馬力は550PS、トルクは約105kgmを絞り出す怪物であるが、燃費は1L当たり約11.9kmと驚くほど低燃費だ。580万円のエクスクルーシブパッケージをオプションでつけると内装は羊の革・ウッドが惜しげも無く使われており、外装には21インチアロイホイールが装備されている。

日本でのグレードおよびスペック
グレード エンジン 排気量 最高出力・最大トルク 変速機 駆動方式 発売時期
Q7 4.2FSIクワトロ V型8気筒 DOHC 4,163cc 350仏馬力/44.9kgf·m 6速AT 4WD 2006年10月-2010年7月
Q7 3.6FSIクワトロ VR6 DOHC 3,597cc 280仏馬力/36.7kgf·m 2007年4月-2010年7月
Q7 3.0 TFSIクワトロ V型6気筒 DOHC
スーパーチャージャー
2,995cc 272仏馬力/40.8kgf·m 8速AT 2010年7月-

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]