アイリアノス

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1668年のVaria Historiaの表紙。By Tanaquil Faber

クラウディオス・アイリアノスラテン語表記:Claudius Aelianusギリシア語:Κλαύδιος Αἰλιανός175年頃 - 235年頃)は、古代ローマパレストリーナ出身の著述家。アイリアノスが書いた文献は全てギリシア語で書かれており、著述としては教訓が漂う逸話集の『動物の特性について』や『ギリシア奇談集』が有名である。なお、日本に於ける『ギリシア奇談集』は松平千秋中務哲郎によって翻訳され、岩波文庫より出版されている。

『動物の特性について』にてサルデーニャコルシカ沖で冬場を過ごし、しばしば波打ち際で人を襲う「海の羊」(シャチと解釈されることが多いが一説によればイッカクであるともされる)について語っているが、大洋近くに住む住民に伝わる寓話として、ポセイドン子孫であるアトランティスが持つ権威の象徴であるクリオスで作られた帯を頭に巻き、王妃達はクリオスのの巻きを身に着けていたという話を紹介している。また、未確認生物ムカデクジラにも言及しており、「スコロペンドラ」として記載がある。

古代末期には教師として多くの人々より尊重されたとされる[1]


脚注・参考文献[編集]

  1. ^ 高津春繁・手塚富雄、西脇順三郎、久松潜一 『万有百科大事典 1 文学』 相賀徹夫、小学館〈日本大百科全書〉(原著1973年8月10日)、初版(日本語)、4ページより引用。

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関連項目[編集]