アイデン&ティティ
| アイデン&ティティ | |
|---|---|
| 監督 | 田口トモロヲ |
| 脚本 | 宮藤官九郎 |
| 原作 | みうらじゅん |
| 製作 | 瀬崎巌、甲斐真樹、村山創太郎 |
| 出演者 | 峯田和伸 |
| 音楽 | 白井良明、大友良英、遠藤賢司 |
| 主題歌 | ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」 |
| 撮影 | 高間賢治 |
| 編集 | 上野聡一 |
| 製作会社 | 『アイデン&ティティ』製作委員会 |
| 配給 | 東北新社 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 118分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
『アイデン&ティティ』は、1992年に刊行されたみうらじゅんの漫画、および、同作品を原作とし2003年に公開された日本映画。映画では、田口トモロヲが映画監督に初挑戦し、宮藤官九郎が脚本を担当、元GOING STEADY、現銀杏BOYZの峯田和伸がロック・ミュージシャン役で主演している。
目次 |
概要 [編集]
1980年代後半 - 1990年代初頭の日本におけるバンドブームを背景としており、みうらじゅんが在籍していたバンド「大島渚」の映像も少しだけ登場する。また、みうらが敬愛するボブ・ディランへのオマージュが随所に表れており、主題歌「ライク・ア・ローリング・ストーン」の他にも、劇中でディランの曲やレコード・ジャケットが度々登場。
音楽へのこだわりが強い映画で、ムーンライダーズの白井良明などの有名ミュージシャンが音楽を担当。作中でボブ・ディランの楽曲が使用されているのはみうらの強い希望であり、ディラン本人に英訳した脚本を読んでもらって承諾を得ている。「作中で絶妙なタイミングでかかる」とみうらが感動しており、感動して泣いたと話している(日曜日の秘密基地、2004年1月11日)。
あらすじ [編集]
バンド・ブームに乗ってメジャー・デビューしたSPEED WAY。デビュー曲がそこそこヒットし、女性ファンも増えた。しかし、ギタリストの中島は、本当のロックを求めて葛藤する。そんな時、中島が暮らす高円寺のアパートに、ボブ・ディランのような風貌の、謎めいたハーモニカ吹きが現れた。その姿は中島にしか見えなかった。やがてバンド・ブームは終息。ある事件をきっかけに、中島は自ら歌うことを決意するが…。
主要キャスト [編集]
- 中島 - 峯田和伸
- 中島の彼女 - 麻生久美子
- ジョニー - 中村獅童
- トシ - 大森南朋
- 豆蔵 - マギー
- 岩本 - コタニキンヤ
- 社長 - 岸部四郎
- 居酒屋店長 - 三上寛
- ストリートミュージシャン - ポカスカジャン
- 編集者 - 大杉漣
スタッフ [編集]
- 監督 - 田口トモロヲ
- 助監督 - 崎田健一
- 製作者 - 瀬崎巌、甲斐真樹、村山創太郎
- プロデューサー - 小西啓介、代情明彦
- 脚本 - 宮藤官九郎
- 撮影 - 高間賢治
- 美術 - 丸尾知行
- 編集 - 上野聡一
- 音楽 - 白井良明、大友良英、遠藤賢司
- 照明 - 上保正道
- 録音 - 岩倉雅之
- 製作会社 - 『アイデン&ティティ』製作委員会(東北新社、アーティストフィルム、ビッグショット)
補足 [編集]
原作からの設定の「主人公だけが見える助言役」が登場するのは、ハンフリー・ボガート(のソックリさん)が登場する、ウディ・アレンの映画『ボギー!俺も男だ』の影響である。
主人公のモデルは、人間椅子の和嶋慎治だという (ラジオ「みうらじゅん・安斎肇 TR2 Tuesd」、第103回の本人の発言)。
アルバム [編集]
| 『アイデン&ティティ』 | |
|---|---|
| ボブ・ディラン の コンピレーション・アルバム | |
| リリース | |
| ジャンル | フォーク、ロック |
| レーベル | ソニー・ミュージック |
- アイデン&ティティ(2004年6月2日、選曲・装丁・解説:みうらじゅん、ソニー・ミュージック、MHCP 166)
2004年に原作漫画『アイデン&ティティ』に登場するボブ・ディランの曲を、みうらじゅんが選曲・装丁・解説をし、まとめたコンピレーション・アルバムがリリースされた。みうらは、1993年に同じくディランの2枚組コンピレーション・アルバム『DYLANがROCK』を企画し、サンプル盤まで制作されたが、みうらじゅんのイラストによるジャケットにディラン側から許可が出ず、結局リリースされずに終わっていた。映画化に際し「ライク・ア・ローリング・ストーン」を主題歌にした後も交渉を続け、念願かなってリリースされたアルバムだった。
収録曲 [編集]
- マギーズ・ファーム - Maggie's Farm
- Album Version
- 愚かな風 - Idiot Wind
- イフ・ドッグズ・ラン・フリー - If Dogs Run Free
- アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ - I Threw It All Away
- サブタレニアン・ホームシック・ブルース - Subterranean Homesick Blues
- ライク・ア・ローリング・ストーン - Like A Rolling Stone
- 『追憶のハイウェイ61』(1965年)収録 Album Version
- いつもの朝に - One Too Many Mornings
- 時代は変る - The Times They Are a-Changin'
- フランキー・リーとジュダス・プリーストのバラッド - The Ballad Of Frankie Lee And Judas Priest
- 『ジョン・ウェズリー・ハーディング』(1967年)収録 Album Version
- 嵐からの隠れ場所 - Shelter From The Storm
- 『血の轍』(1975年)収録 Album Version
- 哀しきベイブ - It Ain't Me Babe
- 『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』(1964年)収録 Album Version
- 我が道を行く - Most Likely You Go Your Way
- 雨のバケツ - Buckets Of Rain
- フット・オブ・プライド - Foot Of Pride
- 明日は遠く - Tomorrow Is A Long Time
- イッツ・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー - It's All Over Now, Baby Blue
- ウディに捧げる歌 - Song To Woody
- アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ - I Threw It All Away
- 『ナッシュヴィル・スカイライン』(1969年)収録 Album Version
リリース [編集]
| 日付 | レーベル | フォーマット | カタログ番号 | 付記 |
|---|---|---|---|---|
| 2004年6月2日[1] | ソニー | 2CD | MHCP-166 |
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ “アイデン&ティティ”. ソニー・ミュージック. 2009年8月17日閲覧。