アイット-ベン-ハドゥの集落

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

logo

アイット-ベン-ハドゥの集落
モロッコ

アイット-ベン-ハドゥの集落
アイット-ベン-ハドゥの集落
(英名) Ksar of Ait-Ben-Haddou
(仏名) Ksar d'Aït-Ben-Haddou
登録区分 文化遺産
登録基準 文化遺産(4),(5)
登録年 1987年
拡張年  
備考  
公式サイト ユネスコ本部(英語)
地図
-|アイット-ベン-ハドゥの集落の位置
世界遺産テンプレートを使用しています
  

アイット・ベン・ハドゥ (Ksar d'Aït-Ben-Haddou)は、モロッコ王国の都市ワルザザート近郊の集落。ユネスコ世界遺産に登録されている。

目次

[編集] 概要

隊商交易の中継地として栄えたこの地にはカスバと呼ばれる邸宅が数多く建築され、中でも特に有力であったハドゥ一族が築いたのがアイット・ベン・ハドゥの集落である。孤立した集落であるがゆえに、盗賊などの掠奪から身を守るため、城砦に匹敵する構造になっている。敵の侵入を防ぐため、集落への入口はひとつしかなく、通路は入り組んでおり、1階は窓がなく換気口のみである。また、外壁には銃眼が施されている。集落の最上階には篭城に備えて食料庫がある。

[編集] 歴史

アトラス山脈の麓にあり、ワルザザートマラケシュを結ぶ街道にある。映画『グラディエーター』のロケ地としても有名な場所で、年間を通して多くの観光客が訪れる地となっている。現在も居住している住人が数家族いるが、ほとんどの住民は対岸の住居に移住している。なお、ワルザザード周辺には、アイト・ベン・ハドゥのような「カスバ」が点在している。また、近郊のワルザザートには、ハリウッドの映画撮影所があり、撮影後残されたセットを見学することができる。

[編集] 登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
  • (5) 特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている、ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落または土地利用の際立った例。

[編集] 画像

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

モロッコの世界遺産
World Heritage Sites in the Kingdom of Morocco
文化遺産
フェス旧市街 | マラケシ旧市街 | アイット-ベン-ハドゥの集落 | 古都メクネス | ヴォルビリスの古代遺跡 | テトゥアン旧市街 | エッサウィラのメディーナ | マサガン (アル・ジャディーダ) のポルトガル様式市街
世界遺産 | アフリカの世界遺産 | モロッコの世界遺産 | 五十音順 | [編集]
ウィキメディア・コモンズに、モロッコの世界遺産に関連するマルチメディアがあります。

世界測地系31°2′53.47″N, 7°7′45.93″W