アイソレーション

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アイソレーション (Isolation) とは、分離、独立などの意味。以下の用法がある。

  • パントマイムストリートダンスにおいては、体の各部分を単独で動かすトレーニング。人間離れして見える動きの基礎となるトレーニングである。人間の通常の動作では、身体のひとつの部分だけを動かしているつもりでも身体のほかの部分がつられて動いてしまう。それを意識して分離してゆく。顔、首、肩、腕、手、指、胸、腰、足、さまざまな部分の切り離しが可能である。アイソレーションを訓練すると空間上の固定された部分、空間固定点 (fixed point) を作り出すことができる。そしてこの応用によって、実際には存在しない壁、階段、ドアなどを、存在感をもって現出させる動きが可能になる。
  • バスケットボール用語。1対1を仕掛けやすいように企図されたフォーメーション。ドライブするスペース(空間)を作りやすくするため、ダブルチームなどによる守備側のプレッシャーを軽減するため、ポストから仕掛ける場合は、ボールを所持している選手以外の4人はウィークサイド(ボールと反対側のサイド)に移動し、パスを受けた後のシュートチャンスを伺う。トップから仕掛ける場合は、いわゆる1-4、他の4人は両サイドのスリーポイントライン近辺やポストに位置し、そこから展開する。古くから主流のセットとして使っていたNBAでは、近年はゾーンディフェンスの解禁などのルール変更の影響で、以前より積極的に行わなくなり、それに伴い戦術も多様化している。
  • アメリカロックバンドTOTOの5枚目のアルバム。「アイソレーション (アルバム)」を参照のこと。
  • 電子回路において、電気的にどれだけ分離できているか、またはどれだけ結合していないかの尺度に使われる。単位はデシベル (dB) が使われることが多い。アイソレータの語源でもある。
  • コンピュータキーボードの機構の一つ。隣接するキー同士の間隔が通常のキーボードより広く取られており、キーの1つ1つが独立した配置となっている。古くから存在していたが、技術的な問題から実用性に欠ける製品が多かったため、一時期廃れていた。しかし、近年はネットブックなどに採用される事例が多くなっている。利点としては、キーの隙間が大きいため打ち間違うことが少なく、またキーボードの中にゴミなどが入りづらい点が上げられる。浮き石型と訳されることもある。
  • コンピュータにおけるDBMSのトランザクション処理の分離レベルのこと。isolation はあるオペレーションによって行なわれた変更が、他の処理からどのように見えるかを定義する。

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