ビュー

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ビューは、視点、眺望のこと。

三次元空間を二次元平面で表現する際の視点の位置により、以下のビューが存在する。

トップビュー
真上(鉛直方向)または斜め上方からの視点で表し、画面の前後(上下)方向を天地と一致させる方式。
クォータービュー
斜め上方からの視点で表し、画面の前後(上下)方向を天地とは斜めにずらす方式。XYZ軸がそれぞれ120°の角度で表現されるのが一般的とされる。
  • 元々はFZ戦記アクシスのキャッチコピーとして作られた造語であり、英語圏ではアイソメトリックビュー: isometric view)と呼ぶ。
  • (関連)英語でスリークォータービュー(three-quarter view)と言った時は視点を指すのではなく、絵画や写真で対象物・被写体の正面が(厳密ではないが)3/4ほど見えていることを意味する。正面向きと横向きの中間を指し、例えばモナ・リザの体の向きはスリークォータービューである。
サイドビュー
真横(水平方向)からの視点で表す方式。

その他、カーナビゲーションレースゲームファーストパーソン・シューティングゲームなどで、以下のビューが使用されている。

ドライバーズビュー
運転席から見たような視点。表示内に操作対象(カーナビであれば車)全体は映し出されない。
バードビュー
対象(車)を中心に、少し上空から見下ろしたような視点。操作対象が表示される。

また、ドライバーズビューとバードビュー、また操作対象の真後ろ方向からのビュー等を総称してフロントビューとも呼ぶ。

ファーストパーソンビュー
主観視点の意味。日本での造語であり、英語圏ではファースト・パーソン・パースペクティブ: First-person perspective)などといい、そういった視点でプレイするビデオゲームのことをファーストパーソン: First person)やファースト・パーソン・シューター略してFPS: First-person shooter)と呼称している。

関連項目[編集]