よしもとばなな

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よしもと ばなな
誕生 吉本真秀子(よしもと まほこ)
1964年7月24日(44歳)
東京都文京区
職業 小説家
国籍 日本
活動期間 1987年-
主題 小説
代表作 『キッチン』
TUGUMI
主な受賞歴 泉鏡花文学賞
山本周五郎賞
処女作 『キッチン』
パートナー あり(ただし事実婚)
子供 長男
親族 吉本隆明(父)
ハルノ宵子(姉)
公式サイト よしもとばなな公式サイト
  

よしもと ばなな(本名:吉本真秀子(よしもと まほこ)、旧筆名:吉本ばなな 1964年7月24日 - )は、日本小説家

目次

[編集] 来歴・人物

東京都文京区出身。文京区立第八中学校、東京都立板橋高等学校日本大学藝術学部文芸学科卒。父は批評家詩人吉本隆明。姉は漫画家ハルノ宵子。母の和子も句集「寒冷前線」等を出版している俳人であり、物書きの一家である。そのため、幼少期から本を豊富に買ってもらえる環境にあった。漫画も好きで、初恋の相手が『オバケのQ太郎』のドロンパ。また、10歳頃から大島弓子岩館真理子を愛読している。小説の挿画は、彼女がファンであるミュージシャン原マスミが担当していることが多い。

小説家を志したのも早く、小学3年生の時に小説を書き始める。姉の方が絵がうまかったので、漫画家ではなく自分は小説だなと自然と思ったらしい。

卒業制作の『ムーンライトシャドウ』が学部長賞を受賞する。これによりプロでやっていく自信をつけた。ただ、日大時代は飲んでばかりの学生だったと本人が語っている。

大学卒業後も就職はせず、浅草にあった喫茶店(糸井重里経営)でウェイトレスのアルバイトをしながら執筆活動を続けた。

現在、よしもとばななの作品は多くの外国語に翻訳され、世界各国で出版されており、国際的に知られている日本人作家である。

ペンネームは、彼女が好きなバナナの花に因む。デビュー当時の筆名は吉本ばなな

2000年に公認ロルファー田畑浩良と事実婚をし、2003年に長男をもうけるが、その子の名前を姓名判断で考えていたら、自分の名前こそ良くない事がわかり、今のペンネームである「よしもとばなな」に改名した。

右の太ももにバナナ、左肩にオバケのQ太郎のタトゥーを入れている。

ブルーハーツ好きとしても有名であり、ブルーハーツを絶賛する本も出している。

また、町田町蔵松任谷由実などのファンでもある。

内田春菊さくらももこなどとは友人関係にある。

[編集] 著書について

今までで一番うまく書けたと本人が評する本は、2003年発表の『デッドエンドの思い出』。妊娠中に書いた本であり、出産し子供ができるともう悲惨な話は書けなくなるよと人に言われ、今のうちに悲惨な事や辛い事などを清算しようと考えて書いたという。妊娠中に悲惨な話を書くことは辛かったが、「もう書けなくなるかもしれない」という思いの方が強かったと述懐している。

また、『体は全部知っている』を自書の中の好きな本としてあげているが、この本によって書く技術が上がったと自ら評している。

好きなキャラクターは、「夜と夜の旅人」の主人公・芝美。嫌いなキャラクターは「サンクチュアリ」の馨。ただしいずれも人物としての好き嫌いというよりは、うまく描けたか否かという意味である。

[編集] 略歴

[編集] 作品リスト

[編集] 小説

  • キッチン』福武書店、1988 のち文庫、角川文庫、新潮文庫
  • 哀しい予感』角川書店、1988 のち文庫、幻冬舎文庫
  • 白河夜船』1989 福武書店 のち文庫、角川文庫、新潮文庫
  • TUGUMI』中央公論社、1989 のち文庫
  • うたかた/サンクチュアリ』福武書店、1989 のち文庫、角川文庫、新潮文庫
  • N・P』角川書店、1990 のち文庫
  • 『とかげ』新潮社、1993 のち文庫
  • 『アムリタ』福武書店、1994 のち角川文庫、新潮文庫
  • マリカの永い夜・バリ夢日記 幻冬舎 1994 『マリカのソファー』文庫
  • 『ハチ公の最後の恋人』メタローグ、1994 のち中公文庫
  • 『SLY 世界の旅2』幻冬舎、1996 のち文庫
  • 『ハネムーン』中央公論社、1997 のち文庫
  • 『ハードボイルド/ハードラック』ロッキング・オン 1999 のち幻冬舎文庫
  • オカルト(吉本ばなな自選選集 1) 新潮社 2000
  • ラブ(吉本ばなな自選選集 2) 新潮社 2000
  • デス(吉本ばなな自選選集 3) 新潮社 2001
  • ライフ(吉本ばなな自選選集 4) 新潮社 2001
  • 『体は全部知っている』文藝春秋、2000 のち文庫
  • 『不倫と南米 世界の旅3』幻冬舎、2000 のち文庫
  • 『ひな菊の人生』ロッキング・オン 2000 のち幻冬舎文庫
  • 『王国 その1 アンドロメダ・ハイツ』新潮社、2002 
  • 『虹』幻冬舎、2002 のち文庫
  • アルゼンチンババア奈良美智絵・写真 ロッキング・オン 2002 のち幻冬舎文庫
  • 『ハゴロモ』新潮社、2003 のち文庫
  • ムーンライト・シャドウ マイケル・エメリック訳 朝日出版社 2003
  • 『デッドエンドの思い出』文藝春秋、2003 のち文庫
  • 『なんくるない』新潮社、2004  のち文庫
  • 『High and dry (はつ恋)』文藝春秋、2004  のち文庫
  • 『海のふた』ロッキング・オン 2004 のち中公文庫
  • 『王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法』新潮社、2004 
  • 『王国 その3』新潮社、2005 
  • 『みずうみ』フォイル、2005 のち新潮文庫  
  • 『イルカ』文藝春秋、2006 のち文庫  
  • 『ひとかげ』幻冬舎、2006 のち文庫  
  • 『チエちゃんと私』ロッキング・オン 2007 
  • 『まぼろしハワイ』幻冬舎、2007 
  • サウスポイント 中央公論新社 2008
  • 彼女について 文藝春秋 2008

[編集] エッセイ

  • 『パイナツプリン』角川書店、1989 のち文庫
  • Songs from Banana note スイッチ・コーポレーション・扶桑社 1991
  • 日々のこと 学習研究社 1992 のち幻冬舎文庫  
  • ばななのばなな メタローグ 1994
  • 『夢について』幻冬舎、1994 のち文庫
  • 『B級BANANA 吉本ばなな読本』福武文庫、1995 のち角川文庫
  • 『パイナップルヘッド』幻冬舎、1995  のち文庫
  • 『ばななブレイク』幻冬舎、2000  のち文庫
  • YOSHIMOTOBANANA.COM 幻冬舎、2002『よしもとばななドットコム見参!』新潮文庫
  • バナタイム マガジンハウス 2002 のち幻冬舎文庫  
  • 怒りそしてミルクチャンの日々 幻冬舎、2002 『ミルクチャンのような日々、そして妊娠?!』新潮文庫
  • 日々の考え リトルモア、2003 
  • 『子供ができました』新潮文庫 2003 
  • 『こんにちわ!赤ちゃん』新潮文庫 2004 
  • 『赤ちゃんのいる日々』新潮文庫 2004  
  • 『さようなら、ラブ子』新潮文庫 2005 
  • 『引っこしはつらいよ』新潮文庫 2005 
  • 『美女に囲まれ』新潮文庫、2005
  • 『なんくるなく、ない 沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか』新潮文庫、2006
  • 人生の旅をゆく 日本放送出版協会、2006
  • 『ついてない日々のおもしろみ』新潮文庫 2007 
  • 『ベリーショーツ 54のスマイル短編』東京糸井重里事務所 2007 
  • 愛しの陽子さん 新潮文庫、2007
  • なにもかも二倍 新潮文庫、2008 

[編集] 共著

  • Fruits basket フルーツバスケット 対談集 福武書店 1990 のち文庫 
  • 吉本ばななインタヴュー集 リトル・モア 1992
  • 『吉本隆明×吉本ばなな』ロッキング・オン、1997
  • 『なるほどの対話』河合隼雄、日本放送出版協会、2002 のち新潮文庫 
  • 『イタリアンばなな』生活人新書、2002(NHK出版)
    アレッサンドロ・G・ジェレヴィーニ対談 
  • 『News from Paradise』にじゅうに・大誠社、2005 
    パトリス・ジュリアンとの共著、碓井洋子訳 
  • 『恋愛について、話しました』岡本敏子対談 イースト・プレス 2005
  • 女ですもの 内田春菊 ポプラ社 2007
  • 超スピリチュアル次元ドリームタイムからのさとし ウィリアム・レーネン共著 伊藤仁彦訳 徳間書店 2009

[編集] ムック

  • 『本日の、ばなな』 2001年7月30日(新潮文庫)

[編集] オーディオブック

[編集] 映画化された作品

[編集] その他

  • 日本テレビ系列で、吉本の名前をもじったバラエティ「吉本ばかな」という番組もあった。


[編集] 外部リンク