よしもとばなな
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よしもと ばなな(本名:吉本真秀子(よしもと まほこ)、1964年7月24日 - )は、日本の小説家。東京都文京区千駄木出身。A型。
目次 |
[編集] 概要
文京区立第八中学校、東京都立板橋高等学校、日本大学藝術学部文芸学科卒。父は批評家・詩人の吉本隆明。姉は漫画家のハルノ宵子。母の和子も句集「寒冷前線」等を出版している俳人であり、物書きの一家である。そのため、本だけは豊富に買ってもらえる環境にあった。漫画も良く買ってもらったようで、初恋の相手が『オバケのQ太郎』のドロンパ。小説の挿画は、彼女がファンであるミュージシャン原マスミが担当していることが多い。
卒業制作の『ムーンライトシャドウ』が学部長賞を受賞する。これによりプロでやっていく自信をつけた。ただ、日大時代は飲んでばかりの学生だったと本人が語っている。現在、よしもとばななの作品は多くの外国語に翻訳され、世界各国で出版されており、村上春樹につぎ、国際的に知られている日本人作家である。
ペンネームは、彼女が好きなバナナの花に因む。デビュー当時の筆名は吉本ばなな。2000年に公認ロルファーの田畑浩良と事実婚をし、2003年に長男をもうけるが、その子の名前を姓名判断で考えていたら、自分の名前こそ良くない事がわかり、今のペンネームである「よしもとばなな」に改名した。右の太ももにバナナ、左肩にオバケのQ太郎のタトゥーを入れている。
[編集] 著書について
今までで一番うまく書けたと本人が評する本は、2003年発表の『デッドエンドの思い出』。妊娠中に書いた本であり、出産し子供ができるともう悲惨な話は書けなくなるよと人に言われ、今のうちに悲惨な事や辛い事などを清算しようと考えて書いたという。妊娠中に悲惨な話を書くことは辛かったが、「もう書けなくなるかもしれない」という思いの方がが強かったと述懐している。
また、『体は全部知っている』を自書の中の好きな本としてあげているが、この本によって書く技術が上がったと自ら評している。
ブルーハーツ好きとしても有名であり、ブルーハーツを絶賛する本も出している。
また、町田康の熱狂的なファンでもある。
[編集] 略歴
小説家を志したのも早く小学3年生の時に小説を書き始める。姉の方が絵がうまかったので漫画家ではなく自分は小説だなと自然と思ったらしい。
- 1987年 - 『キッチン』で海燕新人文学賞を受賞。
- 1988年 - 『キッチン』で泉鏡花文学賞を受賞。
- 1988年 - 『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。
- 1989年 - 『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。
- 1993年 - イタリアのスカンノ賞を受賞。
- 1995年 - 『アムリタ』で紫式部文学賞を受賞。
- 1996年 - イタリアのフェンディッシメ文学賞(35歳以下部門)を受賞。
- 1999年 - イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門を受賞。
- 2000年 - 『不倫と南米』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。
- 2003年 - 筆名をよしもとばななに改名
[編集] 作品リスト
[編集] 小説(文庫本)
- 『哀しい予感』 1991年9月25日(角川文庫、幻冬舎文庫)
- 『キッチン』 1991年10月17日(ベネッセ、角川文庫、新潮文庫)
- 『うたかた/サンクチュアリ』 1991年11月15日(ベネッセ、角川文庫、新潮文庫)
- 『白河夜船』 1992年2月15日(ベネッセ、角川文庫、新潮文庫)
- 『TUGUMI』 1992年3月10日(中公文庫) - 日本における平成初のミリオンセラー書籍
- 『N.P』 1992年11月10日(角川文庫)
- 『とかげ』 1996年6月1日(新潮文庫)
- 『アムリタ(上、下)』 1997年1月25日(角川文庫、新潮文庫)
- 『マリカのソファー(前題・マリカの永い夜)』 1997年4月25日(幻冬舎文庫)
- 『ハチ公の最後の恋人』 1998年8月18日(中公文庫)
- 『SLY 世界の旅2』 1999年4月25日(幻冬舎文庫)
- 『ハネムーン』 2000年7月25日(中公文庫)
- 『ハードボイルド/ハードラック』 2001年8月10日(幻冬舎文庫)
- 『体は全部知っている』 2002年12月10日(文春文庫)
- 『不倫と南米 世界の旅3』 2003年7月31日(幻冬舎文庫)
- 『虹 世界の旅4』 2005年4月25日(幻冬舎文庫)
- 『ひな菊の人生』 2006年4月15日(幻冬舎文庫)
- 『海のふた』 2006年6月25日(中公文庫)
- 『ハゴロモ』 2006年7月1日(新潮文庫)
- 『デッドエンドの思い出』 2006年7月10日(文春文庫)
- 『アルゼンチンババア』 2006年8月5日(幻冬舎文庫)
- 『哀しい予感』 2006年12月12日(幻冬舎文庫)
- 『なんくるない』 2007年6月1日(新潮文庫)
- 『High and dry (はつ恋)』 2007年7月10日(文春文庫)
[編集] 小説(単行本)
- 『王国 その1 アンドロメダ・ハイツ』
- 『王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法』
- 『High and dry(はつ恋)』
- 『王国 その3』
- 『みずうみ』
- 『イルカ』
- 『ひとかげ』
- 『チエちゃんと私』
- 『まぼろしハワイ』
[編集] エッセイ(文庫本)
- 『パイナツプリン』 1992年1月25日(角川文庫)
- 『B級BANANA』 1995年3月25日(ベネッセ、角川文庫)
- 『夢について』 1997年8月25日(幻冬舎文庫)
- 『日々のこと』 1997年8月25日(幻冬舎文庫)
- 『パイナップルヘッド』 1998年8月25日(幻冬舎文庫)
- 『よしもとばななドットコム見参!』 2003年11月1日(新潮文庫)
- 『ミルクチャンのような日々、そして妊娠?!』 2003年11月1日(新潮文庫)
- 『子供ができました』 2003年11月1日(新潮文庫)
- 『こんにちわ!赤ちゃん』 2004年7月1日(新潮文庫)
- 『赤ちゃんのいる日々』 2004年10月28日(新潮文庫)
- 『さようなら、ラブ子』 2005年3月2日(新潮文庫)
- 『引っこしはつらいよ』 2005年6月27日(新潮文庫)
- 『ばななブレイク』 2005年8月5日(幻冬舎文庫)
- 『美女に囲まれ』 2005年11月29日(新潮文庫)
- 『バナナブレイク』 2006年2月10日(幻冬舎文庫)
- 『なんくるなく、ない』2006年4月25日(新潮文庫)
- 『ついてない日々のおもしろみ』 2007年1月1日(新潮文庫)
[編集] エッセイ(単行本)
- 『ベリーショーツ 54のスマイル短編』2006年11月1日(東京糸井重里事務所)
[編集] 共著
- 『吉本隆明×吉本ばなな』 1997年2月(ロッキング・オン)
- 父・吉本隆明との共著
- 『なるほどの対話』 2002年4月25日(NHK出版)
- 河合隼雄との共著
- 『イタリアンばなな』 2002年11月10日(NHK出版)
- 『News from Paradise』 2005年6月22日(大城社)
- パトリス・ジュリアンとの共著
- 『恋愛について、話しました』 2005年10月10日(イースト・プレス)
- 岡本敏子との共著
[編集] ムック
- 『本日の、ばなな』 2001年7月30日(新潮文庫)


