やきそば弁当

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マルちゃん やきそば弁当
販売会社 東洋水産
種類 即席麺
販売開始年 1975年
完成国 日本
  
「やきそば弁当」の超大盛り版「でっかいやきそば弁当」のパッケージ
調理後のやきそば弁当と中華スープ(レギュラーサイズ)

やきそば弁当(やきそばべんとう)とは、東洋水産北海道のみで販売するカップ焼きそばである。通称「焼き弁」。1975年に販売開始。

本項では東北、信越地方限定販売の『焼そばバゴォーン』についても記述する。

目次

[編集] 概説

北海道は従来から東洋水産のインスタント製品シェアが高い地域であり、東洋水産の「やきそば弁当」が北海道のカップ焼きそばのトップブランドとして定着している。北海道ではこの関係で、「昔ながらのソース焼そば」が販売されていなかった時期があったが、2007年2月以降、東北、信越地方とともに販売が再開された。

なお、東洋水産のこれと同様に全国展開していないものに「ダブルラーメン」「やきっぺ」「屋台十八番(袋入りフライ麺)」等がある。

「やきそば弁当」に対抗して、日清食品も同様の商品「やきそばできました。」を北海道限定で発売している。

全国的に人気のあるカップ焼きそばに日清食品の「日清焼そばU.F.O.」や明星食品の「一平ちゃん夜店の焼そば」、エースコックの「大盛りいか焼そば」などがあり、東日本ではこれにまるか食品の「ペヤングソース焼きそば」、さらに東北、信越ではこれらに東洋水産の「焼そばバゴォーン」が加わるが、北海道だけは状況が異なる。

[編集] 特徴・ラインアップ

青のり等の具材と一緒に別袋で粉末の「中華スープ」が付く。甘めでマイルドなソースは他社のカップ焼きそばとは一線を画す。一般的なカップ焼きそばの調理では、麺を茹でた後に湯を捨てるが、この湯を別の器にあけて粉末スープを溶かすことで、中華スープが出来上がる。レギュラーサイズでめん質量100gの「やきそば弁当」、麺が1.3倍になった「大判やきそば弁当」、麺が2倍の「でっかいやきそば弁当」がある。また、姉妹品として「やきそば醤油弁当」「やきうどん弁当」と中華スープの替わりにコンソメスープが付く「やきそば塩弁当」、「やきそば弁当ちょい辛」「やきそば弁当おかか風味」「濃いやきそば弁当」が販売されている。

CMには、古くはブラザートム明石家さんま今田耕司が登場していた事もあった。2004年には山田孝之2005年波田陽区2006年には石原良純が起用された。2007年以降はタカアンドトシが起用されている。

2007年度のCMについては「昔ながらの~」シリーズと「バゴォーン」シリーズは眞鍋かをりが担当しており、「やきそば弁当」シリーズのみ別製作CMだった。2008年度以降はすべてタカアンドトシで、同社の「昔ながらのソース焼そば」、「焼そばバゴォーン」と共通の作りである。

[編集] 焼そばバゴォーン

マルちゃん 焼そばバゴォーン
販売会社 東洋水産
種類 即席麺
販売開始年 1979年
完成国 日本
  

東北地方及び信越地方では、具材や麺が「やきそば弁当」に類似した「焼そばバゴォーン」が販売されており、これらの地域では2009年現在も絶大な人気を誇る。名前とパッケージ(容器を含む)、およびわかめスープ付きでパッケージには「三陸産わかめスープ付き」と表記されている点が異なる。

「バゴォーン」は1979年3月に販売開始。1981年3月には中華スープが添付されるようになり、1985年3月には前述したとおりわかめスープに変更され現在に至る。1997年2月頃まで北海道を除き、ほぼ全国で販売されていたが、1997年3月に「昔ながらのソース焼そば」が販売開始されたのに伴い、「バゴォーン」の全国展開を終了し、東北・信越のみの販売となった。ただし、2009年現在、ごく一部の関東圏で販売が再開されている。

2005年3月には焼うどん版の「焼うどんバゴォーン」が、2007年3月には塩味の焼そば「焼そばバゴォーン はま塩」が、そして2009年2月には同シリーズの発売30周年を迎えたのに伴い、ブラックペッパー(粗挽き黒胡椒)が添付された「焼そばバゴォーン ちょい辛」が順次追加された。

2009年4月27日には1979年発売当時の味をほぼ再現し、更に三陸産わかめスープが添付された「復刻版 焼そばバゴォーン 30周年記念品大盛」が同年6月までの完全限定商品として全国で発売された[1]。基本形となる「バゴォーン」のオリジナル版(ソース味)の味自体は1985年3月以降のバージョンからほとんど変わっていない。

CMはかつて明石家さんまなどが出演していた他、販売初期には小柳トム(現・ブラザートム)が出演していた。

ソースの味は「やきそば弁当」の方が若干こってりとしていて甘さを伴い、ソースの量がやや多く「バゴォーン」の約1.3倍がある。一方「バゴォーン」の方はソースの量が比較的少なめで少々薄口で若干塩辛い。「バゴォーン」シリーズはソース焼そばに限らず、後発の「焼うどんバゴォーン」や「バゴォーン はま塩」、「バゴォーン ちょい辛」もそれぞれソースの味が薄口気味である。最新版の「バゴォーン ちょい辛」を除く「バゴォーン」シリーズには好みに応じて別途ふりかけるスパイスは添付されていない。

[編集] 脚注

  1. ^ 東洋水産「復刻版 焼そばバゴォーン 30周年記念品大盛 新発売のお知らせ」 - 2009年3月9日閲覧

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク