もしもし原宿

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もしもし原宿
きゃりーぱみゅぱみゅEP
リリース 2011年8月17日
ジャンル テクノポップ
時間 21分25秒
レーベル unBORDE
プロデュース 中田ヤスタカ
チャート最高順位
きゃりーぱみゅぱみゅ 年表
もしもし原宿
(2011年)
ぱみゅぱみゅレボリューション
(2012年)
もしもし原宿 収録の シングル
  1. PONPONPON
    リリース:2011年7月20日
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もしもし原宿』(もしもしはらじゅく)は、日本ポップ歌手きゃりーぱみゅぱみゅミニ・アルバム。彼女のデビューアルバムとして、2011年8月17日ワーナーミュージック・ジャパンより発売された。アルバムの収録曲の全ての作詞作曲と編曲及びプロデュースは、中田ヤスタカによって行われた。いくつかの曲の歌詞は、彼女と中田の何気ない会話を基に生み出された。

背景[編集]

このアルバムは、capsuleでの活動やテクノポップユニット、Perfumeのプロデュースを手掛ける中田ヤスタカによって制作された。きゃりーぱみゅぱみゅが、中田が主催する未成年の為のクラブイベント「TAKENOKO!!!」にDJとして何度か出演しており、それをきっかけに高校3年生の冬頃に歌手デビューの話を持ちかけられた[1][2]

アルバムタイトルは、きゃりーが中田と「海外の人でも知っている名前がいい」という話になり、“カワイイ”や“コンニチワ”などいくつかの候補を挙げ、その中から“もしもし”が採用された[3]

構成[編集]

アルバムはオリジナル曲5曲とカバー曲1曲の計6曲からなる。その全ては、中田ヤスタカによってプロデュースされた。1曲目の「きゃりーのマーチ」は、収録曲の中で最後に録音された曲で、“きゃりーのテーマソング”というコンセプトの歌である[4]。2曲目の「チェリーボンボン」は、中田の「ご飯とストロベリーのどっちが好き?」という質問に、彼女が「チェリーが好きです」と答えたことから制作された[5]。『bounce』の久保田泰平によれば、「幼い頃に感じたワクワク感をそれに喩えて思い出す」[1]歌である。

3曲目の「PONPONPON」は、収録曲の中で最初に録音された[6]。アルバムのリード曲として2011年7月20日に、日本を含む世界23カ国のiTunes Storeで先行配信された[7]。iTunesのフィンランドのエレクトロチャートで1位、ベルギーで日本人歌手最高位となる首位を獲得[8]。また、ビルボードJapan Hot 100で最高11位を記録した[9]

6曲目の「jelly」は、2006年にcapsuleが発売した同名曲のカバー[10]

批評[編集]

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典 評価
hotexpress 標準[10]

本作は、ポピュラー音楽の批評家から標準的評価を受けた。『hotexpress』の山本純は、先行シングル「PONPONPON」の中毒性やカバー曲「jelly」に言及し、「新人ながらとにかく見所聴き所の多い作品」[10]とコメントした。

チャート成績[編集]

2011年8月29日付けのオリコン週間チャートで、初登場18位。同日付けのBillboard JAPAN Top Albumsで初登場15位を記録。

収録曲[編集]

全作詞・作曲: 中田ヤスタカ、全編曲: 中田ヤスタカ。

# タイトル 時間
1. 「きゃりーのマーチ」   1:08
2. 「チェリーボンボン」   3:38
3. PONPONPON(バンタンCMソング) 4:03
4. 「ちょうどいいの」   3:20
5. 「ピンポンがなんない」   4:44
6. 「jelly」   4:33
合計時間:
21:25

出典[編集]

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  1. ^ a b きゃりーぱみゅぱみゅ (2011年8月17日). きゃりーぱみゅぱみゅ 『もしもし原宿』. インタビュアー:久保田泰平. bounce.. タワーレコード. 東京都. http://tower.jp/article/interview/81282 2011年8月25日閲覧。 
  2. ^ きゃりーぱみゅぱみゅ (2011年8月17日). きゃりーぱみゅぱみゅ『中田ヤスタカ プロデュースでデビュー!注目のHARAJUKU GIRLに迫る!!!!』. インタビュアー:三沢千晶. オリコン.. 東京都. http://www.oricon.co.jp/music/interview/2011/kyary0817/index.html 2011年8月25日閲覧。 
  3. ^ きゃりーぱみゅぱみゅ (2011年8月23日). きゃりーぱみゅぱみゅ:ロングインタビュー 日本が生んだ新しい原宿ガールが、PONPONPON!!. (インタビュー). TimeOut Tokyo.. 東京都. http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/4794 2011年8月25日閲覧。 
  4. ^ きゃりーぱみゅぱみゅ (2011年8月17日). きゃりーぱみゅぱみゅ. インタビュアー:miki sawada. LISMO.. 東京都. http://music.auone.jp/specialandinterview/interview_detail?specialandinterview_id=cf8c77877c17669c17d7ea801e73f920 2011年8月25日閲覧。 
  5. ^ きゃりーぱみゅぱみゅ (2011年8月23日). きゃりーぱみゅぱみゅ:ロングインタビュー 16歳ぐらいでオシャレに目覚めて、中学校までは普通だったんです. (インタビュー). TimeOut Tokyo.. 東京都. http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/4795 2011年8月25日閲覧。 
  6. ^ きゃりーぱみゅぱみゅ (2011年8月4日). 特集 DD独占インタビュー きゃりーぱみゅぱみゅのトリセツ. (インタビュー). DD.. 東京都. http://www.dd-magazine.net/2011/08/sp_34.html/2 2011年8月25日閲覧。 
  7. ^ “8/17リリースのデビューミニアルバムのタイトルが決定!ジャケ写も公開!iTunes世界23ヶ国で「PONPONPON」先行配信も7/20からスタート!” (日本語). ワーナーミュージック・ジャパン. 東京都. (2011年7月1日). http://wmg.jp/artist/kyary/news.html#34932 2011年7月21日閲覧。 
  8. ^ “「PONPONPON」が、なんとiTunesヨーロッパでチャートイン!” (日本語). ワーナーミュージック・ジャパン. (2011年7月22日). http://wmg.jp/artist/kyary/news.html#35308 2011年7月31日閲覧。 
  9. ^ Billboard JAPAN チャート” (日本語). HOLIK. アナップ (2011年8月29日). 2011年8月25日閲覧。
  10. ^ a b c 山本純 (2011年8月). “もしもし原宿” (日本語). hotexpress. 2011年8月25日閲覧。