みずほターミナル
みずほターミナルは、岐阜県瑞穂市にあったバスターミナルである。
JR穂積駅南ロータリーの車両の混雑対策のため設けられ、岐阜バスの路線バスの乗車場として運用されていた[1][2]。
穂積駅から約350メートル南にあり[3]、降車は駅南ロータリーにある穂積駅前バス停で行われた[1]。
沿革[編集]
2005年（平成17年）4月の名鉄揖斐線忠節 - 黒野間・岐阜市内線の廃止に伴い、穂積駅から黒野方面へ向かう路線バスが岐阜バスによって新たに運行される事になった[2]。穂積駅南のロータリーに乗り入れる場合、送迎の一般車両も含めて混雑が悪化することから、別にバスターミナルを設けることとした[4]。自治会に無償貸与されていた当時の瑞穂市長の松野幸信の土地、40平方メートル[5]を瑞穂市が購入して整備した[4]。バスターミナルを利用するのは岐阜バスの路線バスの乗車のみとされ、岐阜バスの降車やコミュニティバスのみずほバスの乗降、朝日大学歯学部附属病院への通院にも利用される朝日大学スクールバスの乗降は引き続き駅南ロータリーで行われた[1][2]。2005年4月1日に利用を開始した[1][2]。
穂積駅から距離が離れ、鉄道との乗り継ぎに不便だという声があった[6]。バス路線の廃止や減便を機に駅南ロータリーでの乗車について検討が行われ[6]、2011年10月1日から岐阜バスの路線バスの乗降ともに駅南ロータリーで行うよう変更された[7]。その後はバスの待機所や駅南ロータリー改修時の一時移転先として利用された[8][9]。
2020年から始めた穂積駅南口の一般車両の乗降場や駐車場の整備に際し、用地を除却（売却）[5]。買収したJAぎふ穂積支店の移転用地とされた[8]。待機場機能はみずほターミナルの西にある瑞穂市役所駐車場に移された[8]。
路線[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c d 「みずほターミナル新設」（PDF）『広報みずほ』第23号、岐阜県瑞穂市役所、10頁、2005年3月1日。 オリジナルの2019年8月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d 「岐阜バス大野穂積線時刻表」（PDF）『広報みずほ』第24号、岐阜県瑞穂市役所、21頁、2005年4月1日。 オリジナルの2019年8月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ 相馬敬「JR穂積駅 バスターミナル新設 瑞穂市 来月から 乗車専用で渋滞緩和」『中日新聞 朝刊 岐阜近郊版』、2005年3月1日、28面。
- ^ a b 瑞穂市議会広報編集委員会 編「バスターミナル用地 取得の経緯は」（PDF）『瑞穂市議会だより』第8号、岐阜県瑞穂市議会、7頁、2005年5月1日。2022年11月1日閲覧。
- ^ a b “瑞穂市公共施設等総合管理計画（令和4年3月改訂）” (PDF). 瑞穂市. 2023年10月4日閲覧。
- ^ a b 「穂積駅南口でのバス乗車を検討 瑞穂市議会で市側」『中日新聞 朝刊 岐阜近郊版』、2011年6月18日、20面。
- ^ 「路線バス（穂積・リオワールド線、大野・穂積線）の乗降場所が変わります！」（PDF）『広報みずほ』第101号、岐阜県瑞穂市役所、15頁、2011年9月1日。 オリジナルの2019年8月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c 秋田佐和子「穂積駅南に乗降、駐車場 瑞穂市整備へ JA支店の土地買収」『中日新聞 朝刊 岐阜近郊版』、2020年6月5日、14面。
- ^ 「バス乗り場の変更について」（PDF）『広報みずほ』第111号、岐阜県瑞穂市役所、20頁、2012年7月1日。 オリジナルの2019年8月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ 寺本康弘「ダイヤ改正と運行経路変更 岐阜乗合自動車」『中日新聞 朝刊 岐阜近郊版』、2010年4月1日、18面。
外部リンク[編集]
- 公共交通機関 - 瑞穂市