まるごし刑事

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まるごし刑事』(まるごしデカ)は、北芝健原作・渡辺みちお作画による日本漫画作品。『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)にて連載された。単行本は全75巻。

主な登場人物[編集]

丸越 和人(まるごし かずと)
警視庁刑事部捜査一課捜査官で京橋警察署刑事課強行犯係を兼務。階級は巡査長。サングラスと口髭がトレードマーク。武術に長けており、シルエットが乱れるという理由で拳銃を持たない「丸腰」がポリシーのはみだし刑事。最終学歴は早稲田大学卒業で、在学中はアメリカンフットボール部に所属していた。修道館拳法の使い手で高い力量を誇り、チンピラやヤクザ、果ては殺し屋にまで素手ゴロで立ち向かう。
優秀な医者の家系の生まれで、家族は父と母、妹がいる。父親は家業をついで欲しかったらしく警察官になることを認めようとはしなかったため、祖父に頼んで書類にサインをもらい、実質家出という形で警察寮へ入り込んだ。それ以前は本牧で遊んでおり、得意の空手を使ってゴロツキやヤクザを相手に用心棒まがいのことをして立ち回っていた。
実は警察学校時代、交番への体験学習の際に未亡人の美女に一目ぼれしてしまう。彼女が強盗に人質に取られた際、救出しようとして発砲するも銃弾は未亡人に当たってしまう。惚れた女性を誤射したことから「決して拳銃は持たない」と決心している。
見た目はよく「筋者」と勘違いされるが文武両道で頭脳明晰。たいてい作戦の立案者は彼となり、悪の権力者たちを幾度も罠に掛けて逮捕している。その一方でピンチになることも少なくはなく、相棒の五十路のフォローに助けられることもしばしば。
五十路からは信頼されているが、やはり年下ということもあってか被疑者相手に「甘い読み」をして楽観視することもあるため、五十路にはそのことで窘められたことがある。
五十路 貞造(いそじ ていぞう)
丸越の相棒で上司。階級は巡査部長。京橋警察署刑事課強行犯係の主任。丸越からは「とっつぁん」「イソチョウ」と呼ばれている。年齢は名前の通り五十代前半。細目で目を開く場面が少ない。
小柄でジジ臭い感じのする老齢の男だが、悪知恵が働き、体術も高い実力を誇る。徒手空拳で激しいアクションを披露する丸越とは対象に、軽い身のこなしで敵の攻撃を躱し投げ技や拳銃を使って相手を制圧する。大男を軽々といなして投げ倒す力量を持つ。また、丸越がピンチになるとどこからともなく駆けつけ助けるというシーンが多い。
女性にモテるが、ストライクゾーンは広く女子大生から未亡人まで広くカバーをする。若い時分からあまたの女性と関係を築いており、今でも会うことがある。そのため金欠してばかりでよく丸越や真田キャップからお金を借りている。警視正の池田管理官からまで借りたこともあった。
言動が軽いためいい加減な性格に思われがちだが、刑事としての意識と誇りは高く、時には誰よりも厳格な表情を見せることも。

オリジナルビデオ[編集]

まるごし刑事[編集]

1993年製作。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 製作:ケイエスエス
  • 監督:片岡修二
  • プロデューサー:伊藤靖浩、岡本史雄
  • 企画:高野秀夫
  • 脚本:岩田元喜、周知安
  • 撮影:下元哲
  • 主題歌:松崎しげる「SENTIMENTAL」

新まるごし刑事[編集]

小林政王作画に代わり新たに描かれている、丸越の容姿も前作のワイルドな感じからスタイリッシュな感じに変わっている。

マンサンコミックスより発刊中。

オリジナルビデオ[編集]

新まるごし刑事! 鉄拳制裁だ!歌舞伎町![編集]

2008年製作。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 製作:コンセプトフィルム、キングオブキングス
  • 監督・脚本・企画:高木淳也
  • プロデューサー:高木淳也、山本ほうゆう
  • 撮影:河中金美

新まるごし刑事! チャイルドを救出せよ![編集]

2009年製作。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 製作:コンセプトフィルム、キングオブキングス
  • 監督・脚本・企画:高木淳也
  • プロデューサー:高木淳也、山本ほうゆう
  • 撮影:河中金美