ぺこ

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ぺこは、日本イラストレーター原画家男性[1]鳥取県出身[2]。主にPC18禁美少女ゲーム原画キャラクターデザインを担当する。同人サークルルミノシティ」を主宰している[3]

経歴[編集]

デビュー以前[編集]

自然の豊かな鳥取県の田舎町で生まれ育ち、幼少期より自宅で絵を描くことが習慣となっていた[2]。小学生の頃からイラストを描き始めるようになり、寝る前など時間を見つけては、SDガンダムのような当時流行していたカードゲームに登場するキャラクターを描いていたという[4]。その後高等学校に進学し、テレビアニメ『カードキャプターさくら』を視聴したことをきっかけに、美少女イラストにも興味を持ち始める[4]。しかし、当時はまだそういった絵を描くことに少し抵抗感があり、キャラクターに対して単に好感を抱いていた程度だったという[4]。また同時期には、イラストを描くことのみならず、漫画家になる夢を漠然と見据えながら、漫画作品の制作も志すようになるが、自身のイラストの腕に自信が持てていなかったので具体的に実現することはなかった[4]。そういった自覚のもと、本格的に絵の練習が出来る環境を求めて、そして東京への憧れから1人での上京を決意し、首都圏の大学に進学する[4]。大学では2回生までもっぱら勉学に励み、3回生の時に自宅へのインターネット回線開通に伴い、ウェブサイト上にアップロードされたイラストに魅了されるようになり、当時注目を集めていた「お絵かき掲示板」に毎日何時間ものめり込むようになる[5]。その掲示板にぺこが投稿したイラストがある人物の目に留まり、美少女ゲームの原画担当のオファーを貰ったことで原画家デビューに繋がる[6]

デビュー後[編集]

イラストの雑誌掲載や漫画作品、同人活動といった下積みを経ることなく原画家となったぺこは[3]、多くのゲーム作品を担当することになり、pixivニコニコ生放送など活動範囲を広げるようになる[2]。なかでも同人ゲームサークル「ふぐり屋」(現在は商業ブランド「ゆりんゆりん」)が2006年より発売している『その花びらにくちづけを』シリーズでは、ジャンルを百合に特化させた作品を制作し続けている[3]。また、ライトノベル作品の挿絵を担当する機会も増えるようになり、小説家松智洋と知り合いであったために担当した作品『迷い猫オーバーラン!』は漫画家矢吹健太朗によるコミカライズも実現しており、ぺこの代表作にもなった[7]

作風[編集]

趣味で描くオリジナルキャラクターには、身長の低い女の子を描く傾向があり、自身も描いていて楽しいから、と述べている[7]。とりわけ、同じイラストレーターの天夢森流彩からは、ぺこが描く活発な小さい女の子は彼がロリコンであることを疑うくらいに質の高いものだ、と評されている[7]

作品リスト[編集]

ゲーム原画[編集]

商業作品[編集]

  • れすとあディーオー
  • 海道(ディーオー)
  • 杜氏の郷(ハートブリング
  • せんせいがおしえてあげる 桜待坂Stories vol.2(ivory
  • 波の間に間に 〜さざなみ診療所〜(ブルームハンドル
  • 波の間に間に ぷらす(ブルームハンドル)
  • 波の間に間に 外伝 裕美子さんの新婚日記(ブルームハンドル)
  • 秋のうららの 〜あかね色商店街〜(ブルームハンドル)
  • 秋のうららの 秋のうららの まゆのおさな妻日記
  • こなゆきふるり 〜柚子原町カーリング部〜(ブルームハンドル)
  • こなゆきふるり外伝 冴子の通い妻日記(ブルームハンドル)
  • はぴとら -Happy Transportation-(ブルームハンドル)
  • はぴとら外伝 アイナの新婚日記(ブルームハンドル)
  • その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち(ゆりんゆりん)
  • その花びらにくちづけを アトリエの恋人たち(ゆりんゆりん)
  • その花びらにくちづけを 白雪の騎士(ゆりんゆりん)

同人作品[編集]

  • その花びらにくちづけを(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを わたしの王子さま(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを あなたと恋人つなぎ(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを 愛しさのフォトグラフ(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを あなたを好きな幸せ(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを 唇とキスで呟いて(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを あまくてほしくてとろけるちゅう(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを 天使の花びら染め(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを あまくておとなのとろけるちゅう(ふぐり屋)
  • その花びらにくちづけを リリ・プラチナム(ふぐり屋)

挿絵[編集]

アニメ[編集]

画集[編集]

  • ぺこ画集 ぺこのきせき(集英社)

脚注[編集]

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  1. ^ ぺこ (2010年5月3日). “サイン会お疲れ様でした!: ルミノシティblog”. さくらのブログ. 2013年7月8日閲覧。
  2. ^ a b c E☆2編集部 2013, p. 27.
  3. ^ a b c E☆2編集部 2013, p. 24.
  4. ^ a b c d e E☆2編集部 2013, p. 28.
  5. ^ E☆2編集部 2013, p. 29.
  6. ^ E☆2編集部 2013, p. 25.
  7. ^ a b c E☆2編集部 2013, p. 26.

参考文献[編集]

雑誌

外部リンク[編集]