べにりあ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
べにりあ (VENILIA) は、東日本フェリーが所有しているフェリー。船名はローマ神話に登場する、海の妖精の名から命名されている。
目次 |
[編集] 初代
主に青函航路を中心に就航。後続船の建造に伴い売却された。
- 建造年 1988年
- 総トン数 6,327トン
- 全長 134.60m
- 航海速力 20ノット
[編集] 2代目
青函航路から室蘭港-八戸港の航路へ転身するも、2006年3月に同航路の撤退に伴い苫小牧港-八戸港の航路に就航した。しかし同年11月に東日本フェリーが同航路から撤退、現在は共同運航をしてきた川崎近海汽船がリースを受ける形で引き続き同航路の運航を続けている。
[編集] 概要
- 建造年 1999年
- 総トン数 6,558トン
- 全長 134.6m
- 航海速力 20ノット
- 輸送車輌 貨物自動車96台、乗用車14台
- 輸送人員 450名
[編集] 特徴
客室の構成は、一等船室と二等船室の2クラスに加えドライバーズルームのみ。食堂は自動販売機によるオートレストランになっているほか、浴室自体も同航路の他船と比べて小さい。これら設備は全てB甲板上に集約されている。
現在の運用体系は、往路では苫小牧港を早朝に出港して八戸に午後到着、復路では八戸港を夕刻に出港して苫小牧に深夜到着のダイヤで組まれている。この時間帯は貨物自動車(トレーラー)の利用が主体であり、一般客の利用は極めて少ない。このため、接客施設の簡素化が図られている同船が充当されていると考えられる。
全長・船型は本船の竣工前年から八戸~苫小牧間に就航している川崎近海汽船所有の「シルバークイーン」(2代目)に類似しており、準同型船ともいえる。
