へびつかい座ニュー星

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へびつかい座ニュー星
Nu Ophiuchus
Nu Ophiuchi and Companion.png
へびつかい座ニュー星系の想像図
仮符号・別名 Nu Oph
星座 へびつかい座
視等級 (V) 3.309 ± 0.009[1]
分類 恒星
軌道の種類 3重連星[2]
位置
元期:J2000.0[1][3]
赤経 (RA, α) 17h 19m 01.59191s[1][3]
赤緯 (Dec, δ) -09° 46′ 25.0798″[1][3]
赤方偏移 0.000043 ± 0.000001[1]
視線速度 (Rv) 12.95 ± 0.41 km/s[1]
固有運動 (μ) Ra:-9.48 ± 0.32 mas/年[1][3]
Dec:-116.69 ± 0.14 mas/年[1][3]
年周視差 (π) 21.64 ± 0.26 mas[1][3]
距離 150.7 ± 1.8 光年
(46.21 ± 0.56 pc[4])
絶対等級 (MV) -0.015
物理的性質
半径 14 R[5]
質量 3.04 M[6]
表面重力 2.63 log g[6]
自転速度 2.1 km/s[5]
スペクトル分類 G9III[1]
光度 123 L[6]
表面温度 4928 K[6]
(4655 ℃)
色指数 (B-V) 1.00 ± 0.02[1]
色指数 (V-J) 1.577 ± 0.299[1]
色指数 (V-H) 2.020 ± 0.293[1]
色指数 (J-H) 0.443 ± 0.574[1]
色指数 (H-K) 0.064 ± 0.590[1]
金属量 0.13 [Fe/H][6]
年齢 3.3億年[6]
別名称
別名称
へびつかい座ν星, へびつかい座64番星, GSC 05678-00956, HD 163917, HIP 88048, HR 6698, IRAS 17562-0946, SAO 142004, 2MASS J17590160-0946249[1], Nu Ophiuchi, Sinistra.
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へびつかい座ニュー星b
Nu Ophiuchus b
仮符号・別名 Nu Oph b
分類 褐色矮星[2][4]
軌道の種類 周回軌道[2]
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 1.8 AU[4]
≧ 1.875 AU[7]
1.9 AU[8]
離心率 (e) 0.13[8]
公転周期 (P) 1.467 年[4]
530.32 ± 0.35 日[8]
物理的性質
質量 24 MJ[2][8]
22 MJ[4]
≧ 21.9 MJ[7]
発見
発見年 2004年[4]
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へびつかい座ニュー星c
Nu Ophiuchus c
仮符号・別名 Nu Oph c
分類 褐色矮星[2][4]
軌道の種類 周回軌道[2]
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 5.88 AU[4][7]
6.1 AU[9]
離心率 (e) 0.18[9]
公転周期 (P) 8.676 年[4]
3186 ± 14 日[9]
物理的性質
質量 27 MJ[2][9]
25 MJ[4]
≧ 24.5 MJ[7]
発見
発見年 2010年[4]
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へびつかい座ニュー星 (Nu Ophiuchus) とは、へびつかい座にある恒星である。

物理的性質[編集]

へびつかい座ニュー星は、スペクトル分類がG9III型の恒星である[1]。直径は太陽の14倍ある巨星である[5]。質量は太陽の3倍である[6]。表面温度は低く、4655℃(4928K[6])であるが、これはK型主系列星とほぼ同じ温度である。しかし巨星であるため、光度は太陽の123倍ある明るい恒星である[6]。年齢は3.3億年の若い恒星である[6]地球から150.7光年(46.21pc[4])離れた位置にあり、視等級は3.3等級[1]ある。これから計算される絶対等級は-0.015等級である。また、赤緯方向に116ミリ秒/年という大きな固有運動をもつ[1]

名称[編集]

へびつかい座ニュー星は、シンストラ (Sinistra) という固有名を持つ。また、へびつかい座64番星[1]や、HD 163917[3]、2MASS J17590160-0946249[4]の名称もよく使われる。

伴星[編集]

へびつかい座ニュー星には、2個の褐色矮星を伴星として伴っている[2][4][8][9]2004年へびつかい座ニュー星b2010年へびつかい座ニュー星cが発見された[4][8][9]下限質量はbが木星の21.9倍、cが木星の24.5倍である[7]。観測によって、bは約1.5年、cは約8.7年で公転することがわかっており、およそ1:6の軌道共鳴をしている可能性がある[2][4]。褐色矮星の誕生には、恒星のように分子雲の中心部が自らの重力によって収縮するか、もしくは惑星のように回転する原始惑星系円盤の中で生じるという2つの理論があるが、公転周期の軌道共鳴は、後者の説を強く支持するものである[2]。公転半径はbが火星軌道の外側、cが木星軌道の外側である[4]。また、離心率は0.13[8]と0.18[9]と、ゆがんだ楕円軌道である。

へびつかい座ニュー星の惑星[4][7][8][9]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 半径
b ≧ 21.9 MJ ≧ 1.867 1.467 0.13
c ≧ 24.5 MJ 5.88 8.676 0.18

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t * 64 Oph -- Star SIMBAD
  2. ^ a b c d e f g h i j 巨星を回る新たな惑星系の発見 国立天文台 岡山天体物理観測所
  3. ^ a b c d e f g Validation of the new Hipparcos reduction arXiv
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r List of Brown Dwarfs Johnston's Archive
  5. ^ a b c Rotational and Radial Velocities for a Sample of 761 HIPPARCOS Giants and the Role of Binarity IOPscience
  6. ^ a b c d e f g h i j Stellar Parameters and Elemental Abundances of Late-G Giants arXiv
  7. ^ a b c d e f Four Substellar Companions Found Around K Giant Stars NASA ADS
  8. ^ a b c d e f g h Planet nu Oph b The Extrasolar Planets Encyclopaedia
  9. ^ a b c d e f g h nu Oph c The Extrasolar Planets Encyclopaedia

関連項目[編集]


座標: 星図 17h 19m 01.59191s, -09º 46' 25.0798''