ぷよぷよ (ゲームキャラクター)
ぷよぷよはゲーム『魔導物語』・『ぷよぷよ』シリーズに登場するゼリー状の体を持った架空の怪物である。
『魔導物語』で登場する敵の中ではもっとも弱い部類に属し、ゲームを開始したプレイヤーが最初に出会う可能性の高い敵である。『ぷよぷよ』では4匹揃うと消えてしまうという、パズルゲームのブロックの役割を果たしている。
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[編集] 生態
饅頭のような丸い体にふたつの大きな丸い目が付いているという可愛らしい姿をしている。色は緑を基本とし、赤・青・黄・紫のバリエーションが主に見られ、各色によって性格や攻撃手段がそれぞれ異なる。
ゲーム攻略本や取扱説明書には、ぷよぷよを生物として説明しているものもあるが、「進化の前段階の状態」、「雄型と雌型がある単純な生物」、「ぷよ科ぷよ目に属する哺乳類」、などというように記述は統一されていない。MSX版『魔導物語1-2-3』の取扱説明書には「スライムの別名」とあるが、伝統的な粘液状のどろどろしたスライムではなく、『ドラゴンクエスト』シリーズにおける弾力性のあるスライムに近い。
目以外の器官はあまり知られていないが、ディスクシステム版『ぷよぷよ』のエンディングでは腕と口があることが確認できる。
同色のぷよぷよが4匹以上集まると消滅するのは、ぷよぷよ本来の性質ではなく、「オワニモ」の呪文の効果によるものである。アルル・ナジャ#アルルの主な魔法を参照。
[編集] 攻撃手段
『魔導物語』におけるぷよぷよの攻撃手段としては、体当たりによる直接攻撃と体液の射出が挙げられる。ぷよぷよ単体は弱いが、ぷよぷよの体液は仲間の魔物を引き寄せる臭いを発し、これを浴びると魔物に遭遇しやすくなるという危険がある。また、弾力性に富んだ体は炎の魔法を弾き返してしまうこともあるので、ゲーム開始直後では決して弱い相手ではない。
[編集] 名称
この生物には「ぷよぷよ」と「ぷよ」の呼称があり、正式名称について混乱が見られる。初登場である「ディスクステーション」収録版『魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』(1989年)をはじめ、『魔導』の各シリーズでは「ぷよぷよ」の名で登場することから、オリジナルの名称は「ぷよぷよ」であることは明白である。しかし一方で、「ぷよぷよ」をゲームの名称、「ぷよ」を生物の名称と捉えられることもまた多い。一例として、漫画『げんしけん』においては生物を「ぷよ」としている。
『ぷよぷよ』の知名度を大きく高めたアーケード版『ぷよぷよ』(1992年)では、ゲームの操作説明デモにおいて「ぷよ」の表記のみが使われていた。また、「おじゃまぷよ」の語にならい、「緑ぷよ」「赤ぷよ」など、パズルのブロックに対する呼称として「ぷよ」がプレイヤーに使われていた[要出典]。他方で家庭用ゲーム機への移植版では、取扱説明書で主人公キャラクターの内の1体として「ぷよぷよ」の名で紹介されていた。ゲーム本編でも、『ぷよぷよ通』のセガサターン版(1995年)とプレイステーション版(1996年)や『ぷよぷよSUN』のアーケード版(1996年)を含む全バージョンでは、キャラクターの台詞中にこの生物を指して「ぷよぷよ」と呼ぶ場面がある。前述『げんしけん』に登場したのはプレイステーション版『ぷよぷよ通 決定盤』であり、この時点の理解であれば生物の名称は「ぷよぷよ」が正しい。
このように『SUN』の時点までは生物の名称を「ぷよぷよ」としていたが、コンパイルが1998年に経営破綻し、社員の半数を解雇するに至ってから[1]、状況が変化する。『ぷよぷよ〜ん』(1999年)ではルール説明の欄に4つ揃えると消える生物「ぷよ」として紹介されているだけに留まっており、主人公はおろか登場キャラクターからさえも外されてしまった。前後して発売された「ディスクステーション22号」でのスタッフからのメッセージに、『「ぷよぷよ」はキャラクターではありません。ぷよはキャラクターですがぷよぷよはゲーム名です。みなさん注意してください』と明記されていた[2]。その後『ぷよぷよ』シリーズはセガから『ぷよぷよフィーバー』(2003年)をはじめとした新作が出ているが、同様にこの生物の名称は「ぷよぷよ」ではなく「ぷよ」になっている。
[編集] ぷよぷよの種類
ここでは『魔導物語』やTVCMなどのキャンペーンに登場したものを挙げる。
- 緑ぷよ
- 緑色のぷよぷよ。最も基本的なぷよぷよで、単にぷよぷよといった場合は緑ぷよを示すことが多い。
- 赤ぷよ
- 赤色のぷよぷよ。短気で怒りっぽい性格で、炎属性であることが多い。
- 青ぷよ
- 青色のぷよぷよ。泣き虫な性格で、氷属性であることが多い。
- 黄ぷよ(きぃぷよ)
- 黄色のぷよぷよ。少々変わり者。『わくぷよ』では雷属性になっているが、それ以外の作品では特に属性は無い。
- 紫ぷよ
- 紫色のぷよぷよ。孤独で寂しがり屋。ゲームギア版『魔導物語I』では毒液を飛ばし、助けを呼んでも孤独なので誰も助けに来てくれないというPC-98版の鱗魚人とほぼ同じ行動を取る。
- おじゃまぷよ(透明ぷよ)
- 無色透明の体をしたぷよぷよ。アーケード版以前の作品では白ぷよの名称だった。『わくぷよ』では倍速で動く厄介な敵。
- びっぐぷよ
- 名前の通り大きな体躯をしたぷよぷよ。とことんぷよぷよで2列分のぷよぷよを一度に消し去る便利な存在だが、『ぷよぷよSUN』以降ではほとんど登場しなくなってしまった。『はなまる』では巨大ぷよの名前で最後の雑魚キャラとして登場する。
- 岩ぷよ(岩石ぷよ、隕石ぷよ)
- 岩の体を持つぷよぷよ。岩なので非常に硬い半面、動作は速くない。
- かたぷよ
- 氷か水晶のような姿のぷよぷよ。特徴は岩ぷよと似る。
- ぷよサターン
- 土星を模したぷよぷよ。元々セガサターン版『ぷよぷよ通』発売時にTVCMなどでぷよサターンの名前で登場(ちなみにプレイステーション版ぷよぷよ通のパッケージは列車や駅を模して「ぷよステーション」となっている)。『ぷよぷよSUN』では最大の予告ぷよとして登場したが、NINTENDO64及びプレイステーションに移植する際に土星ぷよに改名された。
- 太陽ぷよ
- 太陽を模したぷよぷよ。セガサターン版『魔導物語』ではアルルが「ばよえ〜ん」の魔法を使うと敵の頭上へ大量のおじゃまぷよと共に落ちてくる。『わくぷよ』では光属性の攻撃を行う。
[編集] 出典
- ^ 報道局 若名麻里 (1998年3月19日). “コンパイルが広島地裁に和議申請、今後はイベントを縮小しゲーム制作を柱に”. ASCII24. 2007年11月6日閲覧。
- ^ ディスクステーション22号 HTML MENU内、開発後記、ぬけとうだら(アンケート担当係)