ぷよぷよSUN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ジャンル | 落ち物パズルゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード(ST-V) セガサターン(SS) NINTENDO64(N64) プレイステーション(PS) Windows 95(Win95) ゲームボーイ(GB) S!アプリ EZアプリ |
| 開発元 | コンパイル |
| 発売元 | コンパイル、セガ |
| 人数 | 1 - 2人 |
| メディア | CD-ROM(SS, PS, Win95) ROMカートリッジ(N64) |
| 発売日 | 1996年12月(AC) 1997年2月(SS) 1997年9月(SS for SEGANET) 1997年10月(N64) 1997年11月(PS) 1998年4月(Win95) 1998年11月(GB) 2006年5月(S!アプリ・EZアプリ) |
| 価格 | 4,800円(SS, PS) 2,800円(SS for SEGANET) 5,980円(N64) 5,800円(Win95) |
『ぷよぷよSUN』(ぷよぷよさん)は、株式会社コンパイルの落ち物パズルゲームシリーズ『ぷよぷよ』の第3作。1996年にアーケードゲームとしてセガから発売され、以後いくつかのプラットフォームに移植された。
タイトルの「SUN」は「3」と掛けたもの。
目次 |
[編集] 主な特徴
ひとり用モードのシナリオが3つから選べる。敵キャラにも独自の「連鎖ボイス」が導入され(2連鎖目以降はキャラのカットイン演出も出現)、対戦時はアルル・ナジャ以外のキャラも選んでプレイできるようになった。キャラ別連鎖ボイスとキャラ選択は、有名声優を起用したPCエンジン版『ぷよぷよCD』シリーズでは既に導入されていたが、コンパイル発売の作品では本作が初となる。
また、タイトルの『SUN』の名にちなんで独自の新システム「太陽ぷよ」も導入されたが、以後の作品には(『ぽけっとぷよぷよ〜ん』『ぷよぷよBOX』など一部の作品を除いて)継承されなかった。また、本作から5色ぷよの表情が明確に描き分けられるようになった(赤は怒り、青は悲しみ、緑は普通、黄色は笑顔、紫はニヤリになっている)。
[編集] ゲームシステム
基本的なルールは『ぷよぷよ通』をベースにしている。ここでは『ぷよぷよSUN』での追加ルールや変更点について述べる。
- 日輪相殺(にちりんそうさい)
- おじゃまぷよを相殺すると「太陽ぷよ」と呼ばれる特殊なぷよが両プレイヤーのフィールドに降る。
- 太陽ぷよが消滅する条件はおじゃまぷよと同じであるが、連鎖に巻き込んで消すと通常よりも多めにおじゃまぷよを相手に送ることができる。
- 全消しを行うと、その時の連鎖数に応じた数の太陽ぷよが自分のフィールドに降る。
- おじゃまぷよの保留
- 「日輪相殺」を行った場合、太陽ぷよが降ってくる代わりに、通常のおじゃまぷよの落下が1ターン保留される。このため、「日輪相殺」を連続で続ければそのあいだおじゃまぷよの落下を防ぎ続けることができる。
- 日輪相殺そのものは継承されなかったが、この保留システムは後の作品にも続けて継承された。
- 予告ぷよの変更
- 前作のキノコ、星、王冠に変わり星ぷよ(180個に変更)、月ぷよ(360個)、彗星ぷよ(720個)、土星ぷよ(1440個、SS版での名称はぷよサターン)になった。また、「岩ぷよ」を「隕石ぷよ」と呼ぶようになった。
- ゲームモードの追加
- NINTENDO64版とプレイステーション版では「とことんなぞぷよ」と「かちぬきぷよぷよ」が追加されている。
- ゲームボーイ版には任意の相手と対戦するモードがある。前作『ぽけっとぷよぷよ通』との通信対戦も可能となっている(ただしルール選択は通側で行い、ルールは通のルールとなる)。また、他機種版では法則性があった太陽ぷよの出現位置がランダムになっている。
[編集] 各機種版の特徴
- アーケード版
- 最初に登場した『ぷよぷよSUN』である。ST-V基板で動作。レベル別に主人公が「ドラコ」「アルル」「シェゾ」の三人から選べる。漫才デモにはボイスがまだついていない。キャラ毎に連鎖ボイス・アニメーションがついた。
- セガサターン版
- アーケード版から一部のデモグラフィック、連鎖ボイスを変更。漫才デモに声が追加され、それに伴い台詞も若干変更された。ハード本体の時計機能を用いて、特定の日に電源を入れるとイラストが表示される。1998年には廉価版「サタコレ」として再発売された。
- ぷよぷよSUN64(NINTENDO64版)
- スケルトンT・インキュバス・ルルーの声優を一般オーディションで選ばれた声優に変更。解像度の問題から、レイアウトが変更となった。同時期に発売されたSS版、PS版と比べてROM容量が少なかったため、漫才デモのボイスやおまけイラストは収録されていない。しかし、台詞やグラフィックはSS版、PS版とほぼ同じなので、本来、台詞は表示されないが声は流れるシーンが、台詞が無いのにキャラクターの唇だけ動いているという事態が発生している。漫才デモにおいて、一部セリフに変更がある。
- ぷよぷよSUN決定盤(プレイステーション版)
- セガサターン版をベースとした移植。おまけイラストはセーブ回数による擬似時計によって表示される。2001年には廉価版「PlayStation the Best」として再発売された。
- さらに、2003年にはセガより改めて廉価版が再発売された。このバージョンでは、イラストギャラリーやスタッフロールが削除され、サタンの声優(コンパイル版では当時の仁井谷社長)も変更されている。
- Windows95版
- 高画質化されていた無印・通のWin版とは異なり、解像度はアーケード版のままである。操作性は向上している。対戦を保存する機能が追加された。
- ぽけっとぷよぷよSUN(ゲームボーイ版)
- ゲームボーイカラー対応。本作唯一の携帯機への移植。前作『ぽけっとぷよぷよ通』及び続作『ぽけっとぷよぷよ〜ん』との通信対戦も可能。段位認定機能を加え、成績に応じてイラストがもらえた。ボイスは出力されない。漫才デモがなく、代わりにナレーターが対戦相手の紹介を行い、それに対し相手が一言返すというデモになっている。
- 携帯端末版
- S!アプリ版、EZアプリ (BREW) 版、およびiアプリ版が存在する。
[編集] ストーリー
闇の帝王であるところのサタンは、雑誌の「肌を小麦色に焼いてギャルにもてもて」といった言葉が踊る南国ツアーの記事を読み返しつつ、「今まではモテるための営業努力が足りなかった」と悟る。しかしその時は日焼けの出来るような季節ではなかった。サタンはそこで南国ツアーへ行くよりも、その場にいながら日焼けをすることを選び、周りの迷惑もかえりみず太陽を巨大化させてしまった。
突如昼夜を問わず太陽が照り続けるようになり熱帯となった世界に、アルルは「世界を元に戻そう」と立ち上がる。別の場所では、誰よりも愛する闇夜を奪われたシェゾが事の張本人に復讐すべく旅立つ。その一方で、ドラコは突然いい天気になったことに機嫌を良くし、暢気にも日光浴に出かけようとしていた。
[編集] 登場キャラクター
ゲームモード「ひとりでぷよぷよ」には3種類の難易度が設定されており、それぞれが別のストーリーを形成している。
- 難易度:やさしい 「ドラコの休日」 (主人公:ドラコケンタウロス)
- スケルトンT / ハーピー / ちょっぷん
- 難易度:ふつう 「アルルの冒険」 (主人公:アルル・ナジャ)
- ドラコケンタウロス / インキュバス / すけとうだら / キキーモラ / のほほ / コドモドラゴン / ウィッチ / ぞう大魔王 / ハニービー / 勇者ラグナス・ビシャシ / ルルー / シェゾ・ウィグィィ / サタン
- サタンを倒すまでに20回以上コンティニューしていると隠しボスとしてカーバンクルが登場する。
- 難易度:むずい 「シェゾの逆襲」 (主人公:シェゾ・ウィグィィ)
- コドモドラゴン / ウィッチ / ぞう大魔王 / ハニービー / 勇者ラグナス・ビシャシ / ルルー / アルル・ナジャ / サタン
- ゲーム開始からサタン戦までをノーコンティニューで終えると隠しボスとしてカーバンクルが登場する。
[編集] その他
- オープニングでシェゾは洞窟から出てくるので、以後ユーザーから彼は洞窟に住んでいると思われるようになった。ところが、これに対するスタッフの回答は「言われるとそのようにも見えますね」といった内容であったので、特にこのシーンに意図は無かったようである。プレイステーション版の攻略本に掲載された漫画に至っては、洞窟の中で遭難していた。さらに、『ぷよぷよBOX』では実際に洞窟を住処にしていた。
[編集] 関連項目
[編集] 参考資料
- 『コンプリート・コンパイル』 1998年10月25日 編集: ゲークラ編集部、発行: 株式会社エクシード・プレス、発売: 株式会社ビー・エヌ・エヌ ISBN 4-89369-645-9
- プレイステーション版『ぷよぷよSUN決定盤』操作説明書
[編集] 外部リンク
- ぷよぷよSUN決定盤 - セガ
|
||||||||||||||

