ひとびとの跫音

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ひとびとの跫音(ひとびとのあしおと)は司馬遼太郎長編小説。晩年の作品で、1979年から1980年にかけて雑誌『中央公論』に連載。1981年中央公論社より単行本上下二冊が刊行され、同年の第33回読売文学賞小説賞を受賞した。

[編集] 概要

坂の上の雲』においては主人公の一人として描かれている正岡子規の没後に妹・律の養子となった正岡忠三郎を主人公として、ぬやま・ひろし(西沢隆二)らとの交友を描く。司馬の作品としては例外的に戦後をも舞台に含め、世間的にはほとんど無名といっていい人物を主人公に据えている上、『街道をゆく』などのエッセイ小説の中間をゆく司馬の作風を極端におしすすめた筆致で記されており、きわめて独自な作品であると評されている。

[編集] 書誌情報

単行本
文庫本