一青窈

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一青窈
基本情報
別名 窈ちゃん、一青っち
出生 1976年9月20日(32歳)
血液型 O型
学歴 慶應義塾大学環境情報学部
出身地 東京都
ジャンル J-POP
職業 歌手作詞家女優
活動期間 2002年 -
レーベル コロムビアミュージックエンタテインメント2002年2009年
フォーライフミュージックエンタテイメント(2009年~)
事務所 株式会社 大家(ターチャー)
共同作業者 武部聡志
公式サイト www.hitotoyo.ne.jp
  

一青窈(ひとと よう、1976年9月20日 - )は、女性歌手作詞家女優

慶應義塾大学環境情報学部卒。姉は舞台女優の一青妙(ひとと たえ)。

目次

[編集] 来歴

父は台湾人、母は日本人(石川県出身)。中国語漢字名は顏窈(イエン・ヤオ)で、「顏」は父親の姓。「一青」は母親の姓。父は九份の金鉱経営で成功し、台湾の5大財閥に数えられた顔一族の長男・顔恵民であった。戦前から戦後にかけて日本に長く滞在していた父と母が出会い、台湾で妙と窈が生まれた。[1]

幼稚園卒園後に父を台湾に残し、母、姉と日本で生活することとなる。小学生2年の時に父がで死去。以降、母の姓の一青を名乗る。小学校高学年の頃に宮沢賢治の詩に触発され、詩を書き始める。初等部から森村学園に通い、美術部とバスケットボール部に所属、生徒会では書記を務める。高校生の時に母も癌で亡くす(参考)。

半年の浪人期間を経て、AO入試で慶應義塾大学環境情報学部(SFC湘南藤沢キャンパス)に入学[2]。慶應義塾広告学研究会、ジャズ研究会、K.O.E.(アカペラサークル)に所属し、ストリートライブを行うなどした。K.O.E.で現ゴスペラーズ北山陽一と出合い、自作の詩を見せたところ「お前の詩は面白い。FAXしてくれたらいくらでも曲を付けるから歌え」と提案され、以降自分の詩で歌うこととなる。

その後、小学生の時から書きためていた詩がレコード会社の目に留まり、2002年、「もらい泣き」でデビュー。同曲がヒットし、ファーストアルバム『月天心』で大ブレイク。数々の音楽賞や新人賞を受賞する。2003年第54回NHK紅白歌合戦に初出場。2004年、「ハナミズキ」が大ヒット。同年、映画『珈琲時光』主演で女優デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2006年、初のベストアルバムを発表。

2007年1月、音楽プロデューサー・小林武史との不倫疑惑が報じられた[3]2008年12月には、岩松了演出の音楽劇「箱の中の女」の主演を務めた。

[編集] 人物・特徴

  • デビューする前は車椅子利用者向け情報誌『WaWaWa』で詩を提供したり、同誌編集長・阿部恒世とともに福祉施設でのライブ活動を行ったりしていた。またゲーム『真・三國無双2』で全中国語詞の楽曲『生路〜CIRCUIT』をエンディングテーマとして提供。同曲は同ゲームのサウンドトラックCD『真・三国無双 究極音盤』に収録されており、後にシングル『江戸ポルカ/夢なかば』のカップリングでタイトルを『生路〜MAZE』に変え一部日本語に直して入っている。また『真・三國無双4Empires』において新たなヴァージョンの『生路』がエンディングテーマに使用されている。
  • 横浜駅西口相鉄ジョイナス2階にあったダンキンドーナッツ、神奈川県葉山町の海の家やauショップで働いていたこともある。なお、学生時代には『小林克也のアメリ缶』で英語を覚えたらしい。福田和也研究会ではおたく文化に衝撃を受けている。
  • バスケットボール部には小中高一貫して所属し、動きが素早かったことから「ジジ(『魔女の宅急便』に登場する黒猫)」というあだ名を付けられた。現在でもバンドメンバーとバスケットボールをすることがある。
  • 身長155cm、血液型はO型。尊敬する人物は井上陽水阿久悠谷川俊太郎
  • 中等部・高等部時代にはフリーアナウンサー大橋マキと同級生であり親友でもあった。また、同時期の後輩の安藤裕子からは窈先輩と呼ばれていたという。
  • 台湾のR&B歌手デヴィッド・タオ(陶喆)の熱烈なファンで彼の影響も受けている。また少女時代からの中森明菜のファンであり、現在でもカラオケではよく中森の曲を歌う。
  • 日本語・英語・北京語を話せるトライリンガルである。
  • ラーメンが大好きで、家ではカップ麺をよく食べるという。本人曰く、一番好きなカップ麺はカップヌードルのシーフード味。
  • 座右の銘は「来る者拒まず、去る者追わず」。
  • 自他共に認める雨女である。
  • 人間と犬以外の動物は苦手。泳ぎも苦手だが、2006年にはスキューバダイビングライセンスを取得した。またインターネットや漫画の愛好者でもあり、ライブのMCにインターネットから得た話を使うことがある。
  • 姓の一青は母の出身地である石川県に地名としても存在する(石川県鹿島郡中能登町一青、2005年2月28日までは石川県鹿島郡鳥屋町一青)。
  • 音楽の原点として、幼少期に父親から送られた「ディズニーのお話しレコード」をあげている。また、母親が闘病していた際に母親とともに行ったミュージカルから音楽療法に興味を持ち、大学入試時には音楽療法についての論文を書いた。また病院に野外音楽堂を建てるのが夢であるという。
  • 音楽プロデューサー武部聡志は「一青の詞は日本一」と評した。また作詞はすべて実体験に基づいているという。
  • 亡くなった母親について、「二十一世紀の音霊」にて「想いを巡らすだけで涙がでてくる」と述べており、「大家」・「ぱぱへ」など父親への想いを歌った曲は数曲あるのに対し、母親への想いを歌った曲は9thシングル『つないで手』に収録されている「ささやき並木」が初めてである。
  • 男女の恋愛観の違いについて「(思い出を)男はフォルダ保存、女は上書き保存する」と語っている[4]
  • 環境問題に強い関心を持ち、ap bank fesなどの環境問題をテーマにしたライブに積極的に参加し、またその知識や環境問題への姿勢からap bank dialogueでは出演アーティストの中で唯一ゲストとして出演する。
  • 台湾でもCD・DVDが発売されており、『もらい泣き』『大家』『月天心』のジャケットは台湾オリジナル仕様となっている。また台湾のキリンビールのCMにも出演し、台湾の愛唱歌『望春風』が使われた。ビールは苦手らしい。
  • 建築に興味があり、『ダ・ヴィンチ』などの誌上で坂茂藤森照信隈研吾といった幾人かの著名な建築家との対談を交わしている。
  • 武部聡志の出演した2008年2月12日放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で『Key』の製作風景が一部公開された。この中では主にクレイジーケンバンドからの提供曲である「茶番劇」の歌詞製作を中心に特集が組まれており、一部だが詞の無い横山剣の歌う原曲(タイトル未定状態)が公開されている。
  • 歌の再生速度を70~80%(約300セント)程度の速度に遅くすると平井堅の歌声のように聞こえることがインターネット上で話題となり、『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』『世界一受けたい授業』にも取り上げられた。逆に平井堅の歌声を300セントほど上げると一青窈に近い声になる。
  • 普段から自転車に鍵を掛けず自転車が盗難に遭うと「私が強く信じていなかったから」と考えることにしており、結果的に現在まで6台盗まれているという[5]
  • 『大家(ダージャー)』の歌詞にある「あの遊園地」は本来、一青窈が幼少の頃両親と過ごした場所である「よみうりランド」で書かれていたが、放送上の事情を考慮し、差し替えられて発表された。セカンドアルバム『一青想(ひとおもい)』やベストアルバム『BESTYO(べすちょ)』にはオリジナルの歌詞のバージョンが収録されている。2006年12月3日によみうりランド内のオープンシアターEASTにて初のフリーライブ「BESTYO Free CONCERTYO(べすちょ・ふりー・こんさーちょ)」を開催したが、交渉にあたり歌詞差し替えの経緯を知った同園側は「名前を使われているのは光栄」と開催を快諾したという。このライブでは1万人余を動員。当日はよみうりランド遊園地の入園料が無料となった。同園が特定のアーティストのために入園無料にするのは、1964年の開園以来初めてのことであった。
  • 前述のライブにて新曲「冬めく」が初披露された。同曲は2007年1月31日発売予定であったが、2006年12月19日頃発売延期が決定。このライブ以外では1度も歌われておらず、オンエアもされていない。
  • 2007年秋公開の亡父の故郷を舞台としたドキュメンタリー映画『風を聴く~台湾・九份物語~』に父への想いを歌った楽曲「大家」を挿入歌として提供した。なお同作では実姉の一青妙もナレーターを務めている。
  • 2004年10月、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録が決定したことを記念して、熊野古道(世界遺産)に程近い和歌山県熊野本宮大社旧社地大斎原特設ステージにて、「一青窈 in 熊野 花逢娘(かほうにゃん)」と題して記念コンサートが行われた。2005年8月には、築130年の伝統を誇る京都祇園甲部歌舞練場で、一夜限りのライブ「夢街バンスキング~はいらんせ~」を開催[6]

[編集] 音楽

[編集] シングル

発売日 タイトル
1st 2002年10月30日 もらい泣き
2nd 2003年3月19日 大家(ダージャー)
3rd 2003年7月9日 金魚すくい
4th 2003年11月12日 江戸ポルカ/夢なかば
5th 2004年2月11日 ハナミズキ
6th 2005年4月20日 影踏み
7th 2005年9月21日 かざぐるま
8th 2005年12月7日 指切り
9th 2007年9月19日 つないで手
10th 2007年12月5日 「ただいま」
11th 2008年1月30日 受け入れて
12th 2008年11月19日 はじめて

[編集] アルバム

[編集] オリジナルアルバム

発売日 タイトル
1st 2002年12月18日 月天心(つきてんしん)
2nd 2004年4月7日 一青想(ひとおもい)
3rd 2005年12月21日 &(アンド)
4th 2008年3月5日 Key

[編集] その他のアルバム

発売日 タイトル
ベスト 2006年11月29日 BESTYO(べすちょ)
ライブ 2008年11月19日 一青窈 CONCERT TOUR 2008
「Key〜Talkie Doorkey」LIVE CD @ NHK hall

[編集] DVD

発売日 タイトル
2003年10月1日 姿見一青也(すがたみひととなり)
2004年12月1日 一青窈 LIVE TOUR 2004〜てとしゃん〜
2006年2月1日 一青窈★夢街バンスキング〜はいらんせ〜
2006年9月6日 一青窈 Yo&U Tour '06
2008年5月21日 思草歌(しぐさうた)
2008年11月19日 一青窈 CONCERT TOUR 2008
「Key〜Talkie Doorkey」 LIVE DVD @ NHK hall

[編集] 作詞提供

発売日 曲名 収録された作品
2005年2月23日 空蝉(うつせみ) 中村雅俊「空蝉(うつせみ)」
2006年4月5日 Tower Salyu「Tower」
2006年9月6日 name Salyu「name」
2006年9月13日 交差点days 綾瀬はるか「交差点days」
2007年1月17日 故に Salyu「TERMINAL
Apple Pie
be there
heartquake
2009年1月28日 えいさ ジェロえいさ

[編集] 参加作品

発売日 曲名
収録された作品
2002年2月21日 生路〜CIRCUIT〜
Original Soundtrack「真・三國無双 究極音盤」
2003年1月22日 春よ、来い
武部聡志「PIANO MAN〜FOR YUMING LOVERS〜」
2004年11月10日 ジェラシー
Various Artists「YOSUI TRIBUTE
2007年10月17日 東京の屋根の下
Various Artists「服部良一 〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜
2007年11月28日 AIDS チャリティ Project「RED RIBBON Spiritual Song〜生まれ来る子供たちのために〜」
2008年4月23日 夜明けのうた feat. 一青窈
和田アキ子「わだ家」
2008年7月30日 白い蝶のサンバ
Various Artists「歌鬼 (Ga-Ki) 〜阿久悠トリビュート〜」
2009年2月18日 バン バン バン feat. 一青窈
ムッシュかまやつ「1939〜MONSIEUR」

[編集] タイアップ

曲名 タイアップ
sunny side up UHF放送局系アニメ「愛してるぜベイベ★★」オープニングテーマ
大家 クリエイティブ21配給映画「風を聴く〜台湾・九份物語〜」挿入歌
音木箱 NHKテレビドラマ「窓を開けたら」主題歌
あこるでぃおん〜Long ver. NHK教育テレビ福祉ネットワーク」オープニングテーマ
今日わずらい テレビ東京系「もうひとつの歴史 芭蕉の苦悩と決断そして恋」エンディングテーマ
江戸ポルカ 東京国際ファンタスティック映画祭2003公式イメージソング
夢なかば TBSテレビ系ドラマ「向田邦子の恋文」主題歌
生路〜MAZE NHKテレビ「NHK 青春メッセージ '04」テーマソング
ハナミズキ 日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」主題歌
日本中央競馬会CMソング
年年歳歳 UHF放送局系アニメ「愛してるぜベイベ★★」エンディングテーマ
一思案 松竹配給映画「珈琲時光」主題歌
影踏み 日本中央競馬会CMソング
うれしいこと。 ボシュロム・ジャパン「レニュー マルチプラス」CMソング
かざぐるま 東宝配給映画「蝉しぐれ」主題歌
指切り エムティーアイmusic.jp」CMソング
アンモナイト MUSIC ON! TV「Harmony with the Earth」CMソング
さよならありがと ミサワホーム「CENTURY」CMソング
つないで手 全薬工業「新リコリス・ゼンヤク」2007年CMソング
ビターズ・エンド配給映画「きみの友だち」主題歌
ドミノ 全薬工業「新ジキニン顆粒」2007年CMソング
「ただいま」 TBSテレビ系ドラマ「愛のうた!」主題歌
受け入れて 映画「パッテンライ!!」主題歌
宙ぶらりん リコー「2008リコーMLB開幕戦」告知CMソング
東京テアトル配給映画「山桜」主題歌
はじめて 日本テレビ系「行列のできる法律相談所『カンボジアに学校を!』」プロジェクトイメージソング

[編集] 出演

[編集] テレビ

  • saku saku(2003年1月2週他、ゲスト出演9回)
    ゲストとして出演する時には毎回、クロマキーに対して挑戦的な姿勢を見せ、緑がメインの服を着て登場する(saku sakuのクロマキーはグリーンバック)。

[編集] ラジオ

  • BUG A BLUE (InterFM)
  • Night Market YO! (bayfm)
  • ボシュロム レニュー presents Donut talk(JFN系列)
  • アルージェPresents 一青窈 ハチミツドキ (TOKYO FM)
  • RADIO SESSIONS 一青窈 bestyo settyon(JFN系列/第一週パーソナリティーを担当)
  • 一青窈のもそもそラヂオ(JFN系列)

[編集] CM

[編集] 映画

  • 珈琲時光(2004年) - 主演・井上陽子 役
  • 恋するイノセントマン(2006年) - バーの店員(友情出演)

[編集] 音楽劇

  • 箱の中の女(2008年) - 主演

[編集] 執筆

[編集] 著書

[編集] 雑誌の連載

  • TR(トーキンロック!)
  • ダ・ヴィンチ「一青窈のふむふむのヒトトキ」
  • SPRING「一青窈と佇む」
  • 短歌「万窈のとびら」

[編集] 受賞歴

2003年

2004年

  • ベストヒット歌謡祭ゴールドアーティスト賞(ハナミズキ)
  • 日本有線大賞優秀賞(ハナミズキ)
  • 山路ふみ子映画賞新人女優賞(珈琲時光)

2005年

[編集] 関連受賞

[編集] 脚注

  1. ^ 朝日新聞 2008年10月27日 夕刊「一青姉妹と顔家 1」参考。
  2. ^ 面接の際にはア・カペラで"The hills are alive"を歌った。
  3. ^ 写真週刊誌フライデー』およびそれを後追いした一部スポーツ紙週刊誌等で報道。
  4. ^ saku saku6回目の出演である2005年4月19日放送分
  5. ^ 人生が変わる1分間の深イイ話に一青が投稿したエピソードによる。
  6. ^ 「バンスキング」とは「幸せの先取り」と言う意味である。

[編集] 参考

[編集] 外部リンク

先代:
2002年
中島美嘉
※ここまでALL JAPANリクエストアワード
第36回ベストヒット歌謡祭
最優秀新人賞
(2003年)
次代:
2004年
大塚愛
先代:
2002年
中島美嘉
第36回日本有線大賞
最優秀新人賞
(2003年)
次代:
2004年
大塚愛
先代:
2002年
中島美嘉
第45回日本レコード大賞
最優秀新人賞
(2003年)
次代:
2004年
大塚愛