はるかぜ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

はるかぜ (足立区) から転送)

はるかぜは、東京都足立区コミュニティバスである。

国際興業のはるかぜ用車両
朝日自動車のはるかぜ用車両
日立自動車交通のはるかぜ用車両
東武バスのはるかぜ用車両
新日本観光自動車のはるかぜ用車両

目次

[編集] 概説

既存の公共交通の利用が困難な地域の利便性を改善するため、2000年日立自動車交通により綾瀬駅 - 西新井駅間の運行を貸切代替バス方式で開始、後に乗合バスに移行の上、順次路線を拡充した。

日立自動車交通朝日自動車国際興業東武バスセントラル新日本観光自動車の5事業者によって、12路線が運行されている。

区が提案した路線をPFI方式の独立採算制で運行しており、区の支援は運行開始前に必要なバス停整備等の走行環境整備への協力にとどまっており、運行事業者に対する運行後の補助金の支出はない。

そのため、運賃は既存事業者の路線の一般路線に比べ若干割安となっているものの、乗車券に関しては原則各社の既存一般路線と同一の扱いとなっており、事業者が異なる路線同士の共通乗車券はない。

全路線が原則としてバリアフリー対応の小型車両で運行されている。自主運行という性質上、車両は各社独自の塗装であり、「はるかぜ」の表示がステッカーや、一部の行先表示機にされているのみである。

[編集] 路線一覧

開業順に系統番号と運転区間および運行事業者、バス共通カードPASMOの利用可否を示す。

  • 1[番号なし]こども家庭支援センター - 綾瀬駅東口 - 青井駅 - 足立区役所 - 西新井駅東口 : 日立自動車交通
    バス共通カード:利用不可
    PASMO:利用可
    • 2000年4月1日:日立自動車交通の委託運行であった足立区役所送迎バスを引き継ぎ、綾瀬駅東口 - 西新井駅東口間を貸切代替バス方式により開業。
      • この間も特例で東京都シルバーパスの利用が可能であった。
    • 2002年:一般乗合免許に移行。⇒以降詳細は会社記事を参照。
  • 2[番号なし]綾瀬駅 - 東綾瀬団地 - 北綾瀬駅入口 - 辰沼団地 - 六ツ木都住( - 八潮駅北口) : 朝日自動車越谷営業所
    バス共通カード:利用可
    PASMO:利用可
    • 綾瀬駅 - 六ツ木都住間は頻発、八潮駅発着はごく僅かである。
    • 2002年1月:綾瀬駅 - 六ツ木都住間を開業。⇒以降詳細は営業所記事を参照。
[西05]足立区役所 - 梅島駅 - 西新井駅東口 - 西新井大師西駅 - 鹿浜都市農業公園
[西06]西新井駅東口 - 西新井大師西駅 - 鹿浜都市農業公園
  • 5[千01]北千住駅西側地域循環(北千住駅西口→足立市場入口→千住大橋駅→緑町→大川町→北千住駅西口) : 新日本観光自動車
    バス共通カード:利用不可
    PASMO:利用不可(対応予定なし)
    • 2003年10月1日:開業。⇒以降詳細は会社記事を参照。
  • 6[鹿02]北千住駅西口 - 桜木町 - 扇大橋駅 - 江北四丁目 - 上沼田中学校 - 加賀一丁目 - 鹿浜五丁目団地 : 新日本観光自動車
    バス共通カード:利用不可
    PASMO:利用不可(対応予定なし)
    • 2004年4月15日:開業。⇒以降詳細は会社記事を参照。
  • 7[下記参照]梅島駅入口 - 足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住 - 八潮駅北口 : 東武バスセントラル葛飾営業所
    バス共通カード:利用可
    PASMO:利用可
    • 2005年8月24日:同日の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線開業に伴い開業。⇒以降詳細は営業所記事を参照。
      • 運転区間別系統番号一覧
[梅32]梅島駅入口 - 足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住 - 八潮駅北口
[梅31]梅島駅入口 - 足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住
[足37]足立区役所→六町駅→六ツ木都住→八潮駅北口
[足39]足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住
[梅35]六町駅←六ツ木都住←八潮駅北口
[梅34]六町駅 - 六ツ木都住
  • 9[番号なし]青井駅 - 綾瀬駅東口 - 谷中一丁目 - 東和病院 - 亀有駅南口 : 日立自動車交通
    バス共通カード:利用不可
    PASMO:利用可
    • 2006年9月30日午後:綾瀬駅 - 亀有駅間を開業。⇒以降詳細は会社記事を参照。
  • 10[番号なし]西新井駅西口 - 西新井大師参道入口 - 本木町第二アパート - 扇一丁目 - 高野駅 : 日立自動車交通
    バス共通カード:利用不可
    PASMO:利用可
    • 2007年4月14日午後:西新井駅西口 - 扇いちょう公園間を開業。⇒以降詳細は会社記事を参照。
  • 12[番号なし]亀有駅南口 - 綾瀬駅 - 五反野駅 - 足立区役所 - 西新井駅東口 : 日立自動車交通
    バス共通カード:利用不可
    PASMO:利用可
    • 2009年4月18日:亀有駅南口 - 綾瀬駅 - 五反野駅 - 足立区役所 - 西新井駅東口間を開業。⇒以降詳細は会社記事を参照。

[編集] 運賃・乗車券

バス共通カード並びにPASMOの利用可否は路線一覧の節を参照のこと。原則的に各事業者の一般路線と同様の取り扱いである。

都内では全路線が200円均一かつ東京都シルバーパスの利用が可能である。国際興業・東武バスセントラルの路線では既存路線が都内210円均一に対し若干割安な運賃設定であるが、都区内全線定期券、都内一日乗車券も各社の既存一般路線と同様利用可能である。

但し、(第2弾)綾瀬駅 - 八潮駅線、(第7弾)梅島駅入口 - 八潮駅線の埼玉県八潮市内(六ツ木都住 - 八潮駅北口間)は、区間制運賃が適用され、六ツ木都住以外の都内停留所と埼玉県内を利用する際の跨ぎ運賃は210円である。なおこの区間は東京都シルバーパスや都内一日乗車券の適用範囲外となる。

日立自動車交通・新日本観光自動車の路線では、バス共通カードを導入しておらず、代わりに自社路線専用回数券を発行しており、日立自動車交通ではPASMOも利用可能である。

日立自動車交通は第9弾開設と同時に、綾瀬駅において接続する路線相互間の無料乗継制度(一回限り)並びに一日乗車券を導入した。2007年9月16日の第9弾の青井駅延長後も、第1弾と第9弾の乗継は綾瀬駅東口限定となる。その後も、第10弾、12弾開設の度に西新井駅でも乗継制度が導入された。しかし2009年5月31日をもって、無料乗継制度は廃止された。

[編集] 外部リンク