はらゆうこが語るひととき

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はらゆうこが語るひととき
原由子スタジオ・アルバム
リリース 1981年4月21日
1991年5月21日(再発)
1998年2月25日(再発)
録音 -
ジャンル J-POP
時間 40分53秒
レーベル ビクター音楽産業
プロデュース 桑田佳祐
チャート最高順位
原由子 年表
はらゆうこが語るひととき
1981年
Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd
1983年

はらゆうこが語るひととき』(はらゆうこがかたるひととき)は、サザンオールスターズキーボード原由子のソロデビューアルバム1981年4月21日発売。発売元はビクター音楽産業

[編集] 解説

ソロデビューシングルとなる「I Love Youはひとりごと」との同時発売。サザンオールスターズのメンバーのソロワークとしては、初のものとなる。意外にもソロでのレコード作品のリリースでは桑田より早く、サザンのメンバーの中では最初のソロワークとなっている。

当時サザン本体でのシングルセールスは低迷期にあり、原個人としての知名度もそれほど高くはなかったが、こういった話題性なども加わり、オリコンの集計で30万枚近いセールスを記録している。

なお、本作は本名も芸名も含めて未婚時代の原由子であった時の唯一のソロアルバムでもあり、1982年に結婚するまで本作とソロ2枚目のシングル「うさぎの唄」の2作のみが未婚時代の作品である。1983年に発売された次作『Miss YOKOHAMADULT』以降は当然ながら結婚後の作品である。そのためか、この作品が発売される前後には原にラブレターを送ると返事が来るというような趣旨のイベントがファンクラブでも行われていた。また、ビクター音楽産業から発売された原の唯一のアルバムでもあり、1983年以降はサザンの自主レーベルタイシタレーベルから発売されている。このタイシタレーベルは原の命名によるもの。

この作品からしばらく、原由子としてのシングルリリースもコンスタントに行われ、サザンのライブで原のソロが披露されることも少なくなかった。

この頃、1980年代初頭にニューミュージックというジャンルが確立してきており、当時は松任谷由実原由子竹内まりやの3人が「新ニューミュージック三人娘」として挙げられていた。ニューミュージック黎明期に言われていた「元祖ニューミュージック三人娘」は荒井由実(現・松任谷由実)・大貫妙子吉田美奈子の3人である[要出典]

このアルバムのためだけに“HARABOSE”という桑田を中心としたバックセッションバンドが結成されている。後にこのHARABOSEは名前を“原ボーズ”と変え、アルバム発売後に学園祭を含むツアーを開催している。このツアーでは原の弾き語りによる「Oh!クラウディア」の原曲が披露されたツアーでもある。この楽曲は1982年のサザン名義のアルバム『NUDE MAN』に収録され、現在までファン問わず高い人気を博しているものである。本作のクレジットでは、編曲家八木正生の名前が一部八木正と誤ってクレジットされている。

本作のジャケットのイラストはサザンのメンバー、関口和之が手がけた。

[編集] 収録曲

  1. My Baby Shines On Me
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:HARABOSE 管編曲:新田一郎
  2. おしゃれな女 (Sight of my court)
    (作詞・作曲:斎藤誠 編曲:HARABOSE 管弦編曲:八木正生
    サポートメンバーの斎藤誠が作詞・作曲を手がけた曲。
  3. I Love Youはひとりごと
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:HARABOSE 管弦編曲:八木正生)
    渋谷円山町を舞台にした楽曲。しかし、「私のけぞるフリをする… ちょっと待ってよ いっちゃいそう」などの歌詞が猥褻として、放送禁止の憂い目に遭ってしまう。元々は大阪の大物オカマママ「ベティ」に提供された楽曲だったが、原のソロデビューシングルとしても決定し、セルフカヴァーではないものの、サザンメンバーが歌う楽曲となった。「ニューハーフ」という今はすっかり定着した語は桑田の造語であるが、この語がベティとの出会いから生まれたものであるからして、本曲は、そのきっかけになったと言える。
  4. しっかり John-G
    (作詞・作曲:原由子 編曲:HARABOSE)
    サザン、ソロを通して初の原由子作詞・作曲作品。デビューシングル「I Love Youはひとりごと」のc/wとして収録されていた。
  5. うさぎの唄
    (作詞:関口和之 作曲:宇崎竜童 編曲:HARABOSE)
    サザンのベーシスト関口和之作詞、宇崎竜童作曲という異色の楽曲。LP盤A面の最後を飾る曲でもあり、後に2ndシングルとしてリカットされている。サザン本体でのシングル「涙のアベニュー」c/wに収録されている「Hey! Ryudo!」は宇崎竜童をテーマにした曲である。
  6. がんばれアミューズ
    (作詞:桑田佳祐 & 八木正生 作曲:原由子 編曲:八木正生)
    所属事務所のアミューズについて歌った曲。随所で当時の所属社員の名前が使われており、サザンのヒット曲「いとしのエリー」の一部が使用されていたりと、本作きっての遊び心あふれる1曲となっている。
  7. いにしえのトランペッター
    (作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐 & 八木正生 編曲:八木正生)
  8. Loving You
    (作詞:原由子 作曲・編曲:HARABOSE)
    本作のために結成されたHARABOSEが作曲としてクレジットされている楽曲。HARABOSEは後に3rdシングル「誕生日の夜」c/wの「I'll Be Good To You」の作詞・作曲も手がけている。桑田がバック・ボーカルに参加。
    後に発売されるベストアルバム『Loving You』のタイトル曲ともなっている。
    ヤマハ発動機パセッタCMソング(CMは歌詞違いバージョン)。
  9. 幸わせなルースター
    (作詞・作曲:原由子 編曲:HARABOSE 管編曲:新田一郎)
  10. Last Single X'mas
    (作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐 & 八木正生 編曲:八木正生)
    いわゆるクリスマスソング。現時点では原由子唯一のクリスマスソングでもある。発表こそしていなかったものの、この曲は結婚前ということやタイトルが「Last Single~」とあることから、桑田が原へ送ったプロポーズソングともとれる1曲である。
前作 原由子オリジナルアルバム 次作
- Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd

[編集] 外部リンク

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