はやて (列車)

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はやて号(八戸駅にて)
はやて号(八戸駅にて)
はやて号(東京駅にて)
はやて号(東京駅にて)

はやては、東日本旅客鉄道(JR東日本)が東北新幹線で運転する特別急行列車の内、東京駅 - 盛岡駅八戸駅間を運行する最速達列車及び仙台駅・盛岡駅 - 八戸駅間を運行する各駅停車列車につけられている名称である。

目次

[編集] 運行概況

[編集] 運転区間等

  • 東京駅八戸駅間…最速達列車だが、4・31号のみ、古川・一ノ関・北上にも停車。
  • 仙台駅-八戸駅間…各駅停車、1往復設定(95・98号)。
  • 盛岡駅-八戸駅間…平日の朝下り1本のみ。途中、二戸のみ停車(93号)。
  • 東京駅-盛岡駅間…2005年12月10日のダイヤ改正より、1.5往復運行(5号・11号・24号)。仙台~盛岡間の一部の駅にも停車する。
  • 仙台駅-東京駅間…2008年3月15日のダイヤ改正より、朝上り1本のみ運行(100号)。

東北新幹線での大宮~仙台間無停車かつ全席指定の列車としての位置付けとしている。2007年より、繁忙期には通常の設定が無い東京駅・上野駅 - 仙台駅間の列車が臨時で設定されることがある(号数は300号代)。

「はやて」は東京と仙台、東京と盛岡、さらに東京と八戸以北間の長距離輸送を目的とする列車であるため、大宮-仙台間は臨時を含め全列車通過となる。従って、大宮-仙台間の各駅(小山、宇都宮、那須塩原、新白河、郡山、福島、白石蔵王)から盛岡以北に行くためには1回以上の乗り換えが必要である。また、仙台-盛岡間も基本的には通過するので、仙台-盛岡間の各駅(古川、くりこま高原、一ノ関、水沢江刺、北上、新花巻)から盛岡以北行くためにも盛岡での乗り換えが必要な場合が多い。

ほとんどの列車は、盛岡駅(一部仙台駅)以南で、秋田新幹線直通の「こまち」号を併結する。

八戸駅で青森駅函館駅方面行の特急「白鳥」・「スーパー白鳥」号または、青森駅・弘前駅方面行の特急つがる」号に連絡する。

[編集] 所要時間

  •  東京~仙台:最速1時間37分(2号)、平均1時間40~45分程度
  •  東京~盛岡:最速2時間21分(2号)、平均2時間25~30分程度
  •  東京~八戸:最速2時間56分(2・33号)、平均3時間~3時間10分程度

[編集] 使用車両

  • E2系の10両編成が使用される。

本列車群は、宇都宮 - 盛岡間で時速275km/hの高速運転を売りにしているが、仙台以南になると列車本数が多いため、臨時列車では240km/h頭打ちの列車もある。またE2系1000番台か従来のE2系のいずれかが共通運用されており、1000番台が中心に使用されているわけではない。なお、5号は臨時で「こまち」秋田行となる日を除き、東京 - 盛岡間のみの運行であるため、通常は「こまち」で発券されるE3系の座席も「はやて」の座席として発券される。

[編集] 列車編成

  • グリーン車指定席1両(E2系とE3系連結時は2両)
    • グリーンアテンダントによる、おしぼりとウェルカムドリンクサービスがある。
  • 普通車は以下の通り。
    • 東京駅発着列車については、全車指定席である。満席の場合に限り立席特急券で利用できる(但し、号車は指定される)。また、はやて号のみが運転される盛岡 - 八戸間の各駅間のみの利用者は、特定特急券を購入し、空席に着席することになる。
    • 仙台駅発着の定期列車については、自由席を連結する(平日で1~7号車)。
    • 盛岡駅始発の八戸行1本については全車自由席(5~7号車に限って乗車可能)。
  • 全車両禁煙席である。
10両編成(E2系)…1~4・6~21・23~34・93・95・98号
東京← →盛岡・八戸
1
×
2
×
3
×
4
×
5
×
6
×
7
×
8
×
9
×
10
×
※:11、24号(盛岡止まり)を除いて、東京-盛岡(一部仙台)間で「こまち号」を八戸寄りに連結
16両編成(E2系+E3系)…5号
東京← →盛岡
1
×
2
×
3
×
4
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5
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10
×
11
×
12
×
13
×
14
×
15
×
16
×
枠=グリーン車  白枠=普通車  指=指定席 ×=禁煙席
=E2系、=E3系。
※:10号車と11号車の通り抜け(通行)はできない。

[編集] 停車駅

2008年3月15日現行

●:停車 |:通過(↑もしくは↓は、その方向に向かって通過) ▲・▼:一部列車が停車。表記あり。

5・11・93・4・100号以外はすべて「こまち」と盛岡で分割併合。24号のみ仙台で併合。(停車駅については、こまちの項を参照)
駅名\停車パターン 仙台駅

盛岡駅
↑・↓
八戸駅間
東京駅発着 盛岡駅発着
1 2 3 4 5 5・24号 11号
東京駅  
上野駅
大宮駅
仙台駅
古川駅
くりこま高原駅 ● 
一ノ関駅
水沢江刺駅
北上駅
新花巻駅
盛岡駅
いわて沼宮内駅
二戸駅
八戸駅

[編集] 沿革

  • 2002年12月1日 - 東北新幹線の八戸延伸に伴い運転を開始
  • 2003年 盛岡駅→八戸駅間運行の「はやて271号」運行開始
  • 2005年12月10日 - ダイヤ改正に伴い、東京駅~盛岡駅間運行の「はやて」運行開始
  • 2007年3月18日 - 健康増進法第25条により、全車両禁煙化。
  • 2007年8月15日 - 臨時ではあるが仙台駅始発となる「はやて332号(仙台14:33発→上野16:22着)」が運行される。上りでの仙台始発の列車は、「はやて」開業以来初めてである。同16日にも運行。
  • 2007年12月1日 - 臨時ではあるが東京発仙台着の「はやて305号(9305B、東京8:32発→仙台着10:33)」が運転された。宮城県沖地震の特例以外では初の運転となった。
  • 2008年3月15日 - 仙台始発東京行き「はやて100号」(仙台7:16発→東京9:04着)を運転開始。同時に、盛岡発の上り1本を臨時に格下げ。

[編集] 愛称名について

愛称名は、八戸駅で連絡する「白鳥」・「スーパー白鳥」・「つがる」とともに公募で決定されたが、「はやて」という名称はトップ10に入っておらず、「みちのく」・「はつかり」などが上位であった。また、列車愛称を最初に採り入れた1929年の一般公募時より、東海道新幹線の愛称公募などで一般公募ランキングにたびたび浮上しながらも採用されなかった愛称を、この場に至って採用した事も論議の対象となった。これまで採用されなかったのは、「はやて(疾風)」が農作物に被害をもたらす風や疫病の異名でもあるためといわれているが、将来の新青森延伸も視野に入れ斬新でスピード感を表す名称として、敢えて採用された。

[編集] 全車指定席の背景と乗り継ぎ

現在、仙台発着及び盛岡以北のみ運行される列車以外は全車指定席(2003年10月改正までの東海道・山陽新幹線「のぞみ」と同様)とされている。

これは「はやて」登場の2002年12月からで、「こまち」と連結して東京 - 盛岡を結んでいた前身の列車である(通称)「スーパーやまびこ」時には自由席もあった。この当時、主に東京~仙台間のみの利用でも最速となる「やまびこ」や「こまち」がビジネスマンを中心に人気があり、本来の利用対象である北東北への(からの)利用客から「指定席が取れない」と言うクレームが続出し、JRが南東北(仙台周辺)及び盛岡以南の利用客を「はやて」ではなく「やまびこ」利用へ誘導させる為、仙台・盛岡での両列車の接続を悪くさせて短距離の客を「はやて」に乗せないように工夫し、同時に全車指定としたのである。なお、ビジネス客需要が大きい東京 - 仙台間のみの速達列車が設定されていないのは、東京 - 大宮間の線路容量が他の新幹線路線と共用の為、限界に近い事も大きな要因の一つとされる。

結果は大成功であり、盛岡止まりの列車にも客を導けたが、福島地区や山形地区、一ノ関地区の利用客から「やまびこ(つばさ)」から「はやて」を利用して北へ行く際の乗り継ぎが不便だという意見が思いのほか多かった為、2005年12月のダイヤ改正時に日中は仙台で「やまびこ」と「はやて」が乗り継げるダイヤになった(この辺の事情は東北新幹線参照)。これはJR東日本としては通過駅間での乗り継ぎとしている。

一般客の場合、指定席の発売拒否などはおこなわない。両列車を仙台以南のみ利用することは可能であり、「土日きっぷ」などを利用して南東北のみの利用客が利用している光景を見ることが多いが、団体利用に関しては現在でも盛岡以南のみの場合、「はやて」利用はほとんど認められていない。

なお、「のぞみ」と異なり、「はやて」「こまち」ではフルムーン夫婦グリーンパス(合計年齢が88歳以上の夫婦を対象とした、新幹線を含むJR全線グリーン車を利用可能な切符)やナイスミディパス(30歳以上の2人以上の女性グループを対象とした、新幹線を含むJR全線普通車指定席を利用可能な切符)、ジャパンレールパス(外国人を対象とした、新幹線を含むJR全線グリーン車あるいは普通車指定席を利用可能な切符)などのJR全線乗り放題の乗車券が利用可能である(フルムーン夫婦グリーンパスではグリーン車も利用可能)。ジパング倶楽部レール&レンタカーきっぷなどのような、運賃や特急料金が割り引かれる制度では、「はやて」「こまち」特急料金は割引対象となる(多客期を除く)。併せて、「のぞみ」のような「ひかり」や「こだま」とは別の特急料金も設定されていない。

[編集] 関連項目

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