葉月 (プロレスラー)

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はづき蓮王から転送)
葉月
Hazuki
葉月 Hazukiの画像
2021.01.29撮影
プロフィール
リングネーム 葉月
HZK
はづき蓮王
ニックネーム ワイルドハート
身長 155cm[1]
体重 52kg[1]
誕生日 (1997-09-29) 1997年9月29日(26歳)[1]
出身地 福岡県福岡市[1]
所属 スターダム
トレーナー 風香
デビュー 2014年7月6日
コグマ
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葉月(はづき 、1997年9月29日[1] - )は、日本の女子プロレスラー福岡県福岡市出身[1]スターダム所属。

所属[編集]

来歴[編集]

中学卒業後の2013年10月に入門[2][3]。レスラーを目指すため自宅でトレーニングばかりをしていた[4]

2014年
  • 6月5日、プロテストで合格[1]。このときは葉月(はづき)名義だった。
  • 7月6日、はづき蓮王(はづき れお)[5]のリングネームで、新木場1stRING大会にて希望していた同い年のコグマ相手にデビューするが[3][6][7]、腕ひしぎ十字固めを決められ敗れる[8]
  • 7月27日、名古屋大会で世IV虎と初タッグを組み、紫雷イオ&コグマ組と対戦し世IV虎のダイビングセントーンがコグマに決まり勝利[9]
  • 8月10日、後楽園ホール大会にてコグマ、これがデビュー戦となるクリス・ウルフと3WAY、コグマを丸め込んで初の直接勝利[10]
  • 12月17日、新木場1stRING大会にてルーキー・オブ・スターダム2014優勝[11]
2015年
  • 8月の「STARDOM 5★STAR GP」にもエントリーするが、家庭の事情のため離脱[12]。その後、復帰せぬままスターダム所属選手から名前が消えた。
2016年
  • 11月11日、スターダム新宿FACE大会における紫雷イオ&岩谷麻優(サンダーロック)vs美闘陽子&宝城カイリ(BY宝)の試合後にイオにより、黒いマントとマスクをつけたはづきに似たマスクウーマンが呼び込まれる。
  • 11月20日、スターダム新木場1stRING大会にHZK(はづき)名義で登場。イオとのタッグで岩谷&渡辺桃戦で復帰。試合は終盤に桃が岩谷を裏切った事により勝利。試合後、イオと桃と共に新ユニット「Queen's Quest」を結成。
  • 12月9日、スターダム大阪大会で宝城のもつワンダー・オブ・スターダム王座に挑戦するも敗北。
  • 12月22日、スターダム後楽園ホール大会でツインデットシスターズのもつNWAベンデッタプロタッグ選手権に桃と組んで挑戦するも敗北。
2017年
2018年
  • 4月17日 - 4月15日に行われたチーム編成ドラフトにおいて大江戸隊所属に。リングネームをHZKから葉月に変更。
  • 12月24日 - 後楽園大会にてマリー・アパッチェに勝利しハイスピード王座を奪取。
2019年
  • 1月6日、大阪世界館大会の対スターライト・キッド戦にてハイスピード王座1度目の防衛に成功。
  • 2月17日、後楽園大会の対AZM戦にてハイスピード王座2度目の防衛に成功。
  • 3月9日、新木場1stRING大会で小波・AZMとの3way戦にてハイスピード王座3度目の防衛に成功。
  • 3月28日、後楽園ホール大会の対ザイヤ・ブルックサイド戦にてハイスピード王座4度目の防衛に成功。
  • 4月5日、ニューヨーク市クイーンズ区NYCアリーナ大会、対ダスト戦にてハイスピード王座5度目の防衛に成功。
  • 5月5日、新木場1stRING大会の対スターライト・キッド戦にてハイスピード王座6度目の防衛に成功。
  • 5月25日、大阪世界館大会の対DEATH山さん。戦にてハイスピード王座7度目の防衛に成功。
  • 6月9日、札幌マルスジム大会の対鹿島沙希戦にてハイスピード王座8度目の防衛に成功。
  • 11月24日の新木場大会において、年内最終戦となる12月24日の後楽園ホール大会をもって引退することを発表[13]
  • 12月24日、刀羅ナツコとのシングルマッチにて敗戦。引退セレモニーにて『こういう不本意な引退はしたくなかったし、すると思ってなかった』と、明確な理由は話していないが、会社側との意見相違からの引退と思われる[14]
2021年
  • 5月23日、木村花の一周忌にあたるこの日に後楽園ホールで開催された『木村花メモリアル「またね」』で1日限定でリング復帰した[15]
  • 8月29日、東京・ベルサール汐留[16]で開催された、スターダム汐留大会に1年8か月ぶりに来場した[17]
  • 10月9日、大阪城ホールで開催された興行でコグマとのシングルマッチで復帰。垂直落下式ブレーンバスターで勝利[18]。試合後、タッグリーグGODDESSES OF STARDOMにコグマとのタッグでエントリーすることを表明。タッグ名は両者の出身地から「Fukuoka W Crazy(FWC)」となった[19]
  • 11月4日、後楽園大会での試合後に団体内の本隊ユニットSTARSに加入[20][21]
  • 11月14日、後楽園でのゴッデスオブスターダム決勝戦で渡辺桃&AZM組を下してリーグ戦優勝を果たす[22]

2022年

  • 1月9日、後楽園でのゴッデス・オブ・スターダム王座戦で、王者のジュリア&朱里組に勝利し、ゴッデス王座を戴冠した。
  • 3月26日、両国国技館大会でBLACK DESIRE(渡辺桃、スターライト・キッド)組に敗れ、ゴッデス王座を失う。
  • 5月5日、BLACK DESIREとゴッデス王座を賭けて地元福岡国際センターで再戦。葉・月ストラルでフォール勝ちし、ゴッデス王座を奪い返した[23]
  • 7月30日より開催された、5★STAR GP 2022に3年ぶりにエントリー。開幕戦を勝利するとそこから波に乗って7連勝を記録。一時は勝ち点1位となるが[24]上谷沙弥に敗れて以降は一転して5連敗を喫し、決勝進出を逃した[25]
  • 10月23日、自身がコーチを務めたフワちゃんのプロレスデビュー戦にタッグパートナーとして登場[26][27]。また、同日から始まったGODDESSES OF STARDOM 2022に前回大会優勝組としてエントリー。最終日まで優勝の可能性を残すも、勝ち点1差で決勝進出を逃した[28]

人物[編集]

得意技[編集]

フィニッシュ・ホールド[編集]

垂直落下式ブレーンバスター
現在のメイン・フィニッシャー。
葉・月ストラル

その他得意技[編集]

シューティングスタープレス
ダイビングセントーン
顔面ウォッシュ
スリーパーホールド
世IV虎の欠場・引退以降、引き継ぐように上記の技を多用し始める。
コード・ブレイカー
コーナーに座らせた相手の両足をロープに引っ掛け、急角度で落とすように見舞っていく。
スタイルズクラッシュ
どすこい
コーナートップで直立後、空中で相撲の四股のような蟹股の体勢になり、そのまま落下するヒップ・ドロップアトミック・ボムズアウェイの名称で使用されたこともあるが、本来のアトミック・ボムズアウェイはダイビング・フットスタンプである。
ダイヤル固め
クロスフェイス5
クロスフェイス
スイングDDT
みちのくドライバーII
スワンダイブ式ミサイルキック

タイトル歴[編集]

スターダム

入場テーマ曲[編集]

  • 氣志團喧嘩上等[4]
  • Dillon Francis & DJ Snaket 「Get Low」
  • WILD A WAY
  • HOLY SHiT / DJ-Shu
  • 和hat's Right!!(現在使用中の入場テーマ)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 今年度第1回のプロテストで葉月&明日香が合格!”. 株式会社スターダム (2014年6月5日). 2014年7月5日閲覧。
  2. ^ NEWS”. 株式会社スターダム. 2013年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月5日閲覧。
  3. ^ a b ““女子プロ版尻職人”誕生か スターダムプロテスト2人合格”. 東京スポーツ. (2014年6月6日). https://web.archive.org/web/20140714135242/http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/womens_prores/274677/ 2014年7月6日閲覧。 
  4. ^ a b “スターダムで“世Ⅳ虎2世”葉月がデビューへ”. 東京スポーツ. (2014年7月5日). https://web.archive.org/web/20140714041622/http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/womens_prores/286865/ 2014年7月6日閲覧。 
  5. ^ 「蓮王」は大好きな弟の名前からとったとブログで語っている。
  6. ^ 7月大会の主要カード発表会見”. 株式会社スターダム (2014年6月26日). 2014年7月5日閲覧。
  7. ^ 7・6新木場大会最終情報”. 株式会社スターダム (2014年7月5日). 2014年7月6日閲覧。
  8. ^ Shining Stars2014”. 株式会社スターダム (2014年7月6日). 2014年7月6日閲覧。
  9. ^ Shining Stars2014”. 株式会社スターダム (2014年7月27日). 2016年4月8日閲覧。
  10. ^ STARDOM × STARDOM2014”. 株式会社スターダム (2014年8月10日). 2016年4月8日閲覧。
  11. ^ ルーキー・オブ・スターダム2014”. 株式会社スターダム (2014年12月7日). 2016年4月8日閲覧。
  12. ^ はづき蓮王に代わり加藤悠が出場!”. 株式会社スターダム (2015年8月20日). 2016年4月8日閲覧。
  13. ^ “スターダムの葉月が12・24後楽園で引退「あと1カ月、堪能してください」”. デイリースポーツ. (2019年11月25日). https://www.daily.co.jp/ring/2019/11/25/0012906594.shtml 2019年11月26日閲覧。 
  14. ^ 引退式を終えた葉月がリング上でスターダムへの不満を激白!「人間としてみんなみたいにクソになりたくない。『お前らのせいだぞ』って思います」”. バトル・ニュース. 2019年12月24日閲覧。
  15. ^ "木村花さん興行試合終了、ゆかりのあるレスラーが熱い戦いを披露". 日刊スポーツ. 23 May 2021. 2021年8月29日閲覧
  16. ^ "【★緊急決定★】8/29『 5★STAR GP 2021』ベルサール汐留大会を全試合YouTube無料生配信!". スターダム. 28 August 2021. 2021年8月29日閲覧
  17. ^ "【スターダム】引退した葉月が1年8か月ぶりに電撃登場「今のスターダムに刺激を与えにきました」". 東京スポーツ. 29 August 2021. 2021年8月29日閲覧
  18. ^ "【スターダム】復帰勝利の葉月を直撃 引退試合と同じコスチューム、メイクで復帰戦を戦った理由。". 東京スポーツ. 9 October 2021. 2021年11月5日閲覧
  19. ^ (日本語) 【🍁FWC🐻】葉月&コグマ⭐️タッグリーグへの意気込みを聞いてみたら…【STARDOM】, https://www.youtube.com/watch?v=H4q8bYkpFkI 2022年8月18日閲覧。 
  20. ^ "【スターダム】葉月がスターズに電撃加入「この私がベビー…?」". 東京スポーツ. 4 November 2021. 2021年11月5日閲覧
  21. ^ スターダム葉月「この私がベビー?」STARSに電撃加入!岩谷麻優も歓迎”. リアルライブ. 2022年8月18日閲覧。
  22. ^ 葉月&コグマがブランクを乗り越えタッグリーグ優勝!桃とキッドの因縁は敗者ユニット移動マッチへ!白いベルト戦を前に乱心した白川にたむ&ウナギがドン引き?!”. バトル・ニュース. 2022年8月18日閲覧。
  23. ^ 【スターダム】コグマ&葉月がS・キッド、渡辺桃組からゴッデス王座奪回「何回も負けると思ったか?」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb. 2022年8月18日閲覧。
  24. ^ 【スターダム】葉月が無傷の7連勝を達成「14点! めちゃくちゃ良いペースだね」”. 東スポWEB (2022年8月27日). 2023年5月15日閲覧。
  25. ^ 2022年10月1日 『LEC ふわるんマスク Presents 5★STAR GP 2022~優勝決定戦~』”. スターダム✪STARDOM. 2023年5月15日閲覧。
  26. ^ 話題のフワちゃんの指導も担当…24歳でキャリア8年、スターダム葉月の魅力と“異色のスタンス”「プロレスは技の数の競い合いじゃない」(橋本宗洋)”. Number Web - ナンバー. 2023年5月15日閲覧。
  27. ^ 2022年10月23日 『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ開幕戦~』”. スターダム✪STARDOM. 2023年5月15日閲覧。
  28. ^ 2022年12月4日 『第12回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦〜優勝決定戦〜』”. スターダム✪STARDOM. 2023年5月15日閲覧。

外部リンク[編集]