どんだけ〜
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「どんだけ~」とは、一部の若者が使っている言い回し。ダウンタウンが司会をつとめるTBSのバラエティ番組「リンカーン」の企画で、新宿二丁目のゲイ達の間で使用されている場面が放映され、急速に広まった。 2007年の流行語大賞にノミネートされた。
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[編集] 語源
新宿二丁目の同性愛者の中で使われているスラングである。
彼らの間で流行り出した大元となった言葉は
- 「あんた、どんだけ男とヤってんのよ~」
- 「あんた、どんだけ男のケツを掘り(犯し)まくったらそうなるのよ~」
- 「あんた、どんだけ男にケツを掘られ(犯され)まくったらそうなるのよ~」
- 「あんた、どんだけ男とヤることしか考えてないのよ~」
のどれかであると新宿二丁目では言われている[要出典]。
主に、何かに対して突っ込みを入れる際に使われる。「どんだけ~」は、強調表現である「どれだけ」がくだけた表現になったもので、それを元になされる「どれだけ○○なんだよ」という突っ込みが簡略化されたものである。
例えば、待ち合わせにある人が大幅に遅れてくるとする。そうすると、その人は周りの人から「どんだけ~」と批判を受ける対象になる。周りの人の気持ちとしては、「どれだけ時間に対してルーズなんだよ」や「どれだけ人の迷惑を考えていないんだよ」、「どれだけ無責任なんだよ」といった意味。このような場合に、「どれだけ」という強調表現から感情を一言で言い換えるのが「どんだけ~」である。
神足裕司は大阪のヤクザが使う「どんだけのもんじゃい」が、やさしく言いまわされたのが「どんだけ~」ではないかと述べている[1]。
[編集] 意味
初めて大々的にこの言葉を取り上げたメディアである『リンカーン』(TBS)では「言葉自体に意味はなく言うと盛り上がる」と紹介されている[2]。
西日本では方言として使う地域もあり、意味は同じである「どんだけ」、津軽弁では同義語で「どんだ(っ)きゃ~」や「どんだ(ん)ずや~」がある。また、「どんだけだし」という語は、意味が全く違う。
[編集] 概要
主にお笑いタレントが使用しているが、特定のお笑いタレントによるギャグではない。
この言葉が世間に認知されるきっかけとしては、ダウンタウンが司会のテレビ番組『リンカーン』内のコーナー「世界ウルリン滞在記」にて、お笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史が新宿二丁目のゲイのマーチングバンドに1週間参加する企画の際に、彼ら(ゲイバー「Pt(プラチナ)」のやす子ママが中心)の間での言い回しの一つとして藤本が面白がって取り上げた事にあり、現時点ではやす子ママが公式に確認出来る起源とされる。
その後、同番組に出演したIKKOが独自のポーズを加えてアレンジしながら多用した事で、世間一般にも広まる事となった[2]。その為、「どんだけ~」はIKKO発のネタと誤解されがちであり、これに対して藤本が憤慨していると松本人志がラジオで暴露。また、ナイナイサイズにFUJIWARAが出演した際にもその胸の内を明かした。ただし今となっては、IKKOにネタをパクられた事自体を藤本がネタにしているフシがある[3]。藤本曰く、やす子ママに「テレビ番組で使って欲しい」と頼まれたため、主にバラエティ番組で使用していたが、知らぬ間にIKKOが多用していたらしく、IKKOに注意したいとの事だが、長身で雰囲気が怖いので言えないのだという。また、実際のポーズは手を下から上にあげるような動作が本家であり、藤本はこの動作をどうやったら視聴者に印象付けられるのか色々と考えていたようである[4]。
「どんだけ~」に対し「いかほど~」という返し言葉がある。『大阪ほんわかテレビ』のコントでは間寛平が「こんだけ~」という返し言葉を使っている。地方では方言による使い回しも見られる[5]。
2007年の新語・流行語大賞にノミネート、その後流行語大賞のトップテンに入賞した。その際受賞したのは、IKKOであった。しかし、このときのインタビューでIKKOは「『どんだけ~』の発案者はやす子ママ」と一部メディアで答えている。
2007年12月5日、IKKOは「どんだけ~!の法則」で歌手デビューを果たした。
[編集] 「どんだけ~」が作品中で扱われた例
[編集] バラエティ番組
- 『リンカーン』(TBS) - 初めて「どんだけぇ~」を大々的に取り上げたメディアである。番組で松本人志、宮迫博之、藤本敏史などの出演するお笑い芸人がよく使っているが主に「どんだけぇ~の泉」、「どんだけぇ~の雫」というコーナーで使用されている。
- 『SMAP×SMAP』(フジテレビ) - 香取慎吾がIKKOに扮装し女性タレントにメイクするコーナー「どんだけぇ~NIKKOさん」で使用した。
[編集] 漫画・アニメ
- 『銀魂』(空知英秋) - 原作で使用した回が翌年にアニメ版で放送された際もそのまま使用され、古いネタとしていじられた。
- 『らき☆すた』(美水かがみ)- 主に登場キャラの柊つかさと柊かがみが使用する。
- 『Yes! プリキュア5』(東映アニメーション) - 第二期33話エンディングテーマ『ガンバランスdeダンス~夢見る奇跡たち~』の歌詞の一部に使用されている。
- 『瀬戸の花嫁』
- 『名探偵コナン』(青山剛昌)アニメ版第487話にて江戸川コナンが使用(しかし語尾は伸ばさずに「どんだけ!?」として)。
- 『ローゼンメイデン・ウェブラジオ 薔薇の香りのGarden Party』番外編/水銀燈の今宵もアンニュ~イ Vol.3 クリスマススペシャル』水銀燈が彼女のミーディアム、柿崎めぐに対するつっこみとして使用。
[編集] テレビドラマ
- 『プロポーズ大作戦』(フジテレビ) - 山下智久が演じる岩瀬健の口癖として使用されている。
- 『山おんな壁おんな』(フジテレビ) - 宴会で毬谷まりえが大量にお酒を飲むのを見た青柳恵美が「どれだけ飲むんだよ」と言った意味で「どんだけ~」と言った。
- 『パパとムスメの7日間』(TBS) - 娘と体が入れ替わってしまったという設定の下、舘ひろし演じる父親が使用した。
[編集] CM
- 『コアラのマーチ』(ロッテ) - 2007年10月~より、冬季限定商品の「ローストアーモンドラテ味」のCMで、コアラが振り向いて「どんだけ~」と一言。
- 『マクドナルド』- 2007年9月、期間限定の月見バーガーのCMで、ウサギがもう一匹のウサギが買ってきた月見バーガーに対して言った。そしてウサギは「一個だけ」と冷めていった(恐らくIKKOと掛け合わせたものと思われる)。
[編集] 商品名
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 2007年10月25日放送「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)
- ^ a b 2007年2月13日放送回『リンカーン』(TBS)にて
- ^ 2007年12月4日放送回『リンカーン』にて
- ^ 2007年9月29日放送回『ナイナイサイズ』(日本テレビ)にて
- ^ 『若っ人ランド』(テレビ熊本)にて

