となりのなにげさん
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『となりのなにげさん』は、橘紫夕による日本の4コマ漫画作品。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
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[編集] 概要
『まんがタイム』(芳文社)で公募された「第2回新人4コマ漫画大賞」における作者の応募作。入賞は逃すものの2007年12月号にゲストとして掲載され、その後まんがタイムグループ各誌にゲスト掲載を重ね、『まんがホーム』(同)2008年7月号へのゲスト掲載を経て同年8月号より正式連載に昇格し、現在も連載中。
日常で起こる、何気ないトラブルを颯爽と現れて解決してくれる少女・なにげさんが、困った人々を何気なく助ける4コマ漫画。彼女は今日も今日とてどこかで誰かを何気なく助ける。
本作の舞台は「JR東海道本線(JR京都線)」の「高槻駅」や「長岡京駅」が出ているので、「大阪府」か「京都府」だと思われる。
[編集] 登場人物
- なにげさん
- ヒロイン。本名不明。皆からは「なにげさん」と呼ばれている。優しく気の利いた性格で、常に誰かを何気なく助けている。神出鬼没で身体能力も高く、あらゆる事に通じている。彼女が何者かは誰にも分からないが、制服を着ていることから学生であることは確かである。時には学校の外でも生徒や色々な人を助けている。
- 作中では「学校の生徒でも職員でもない」という旨の記述があり、なにげさんの正体に近づくような記述も全く見られない。
- 外見は一般的に茶色の髪にブレザータイプの制服である。ただし、髪形についてはうれしいときなどにあほ毛が出るようだ。貧乳であることにコンプレックスを感じている模様[1]。
- 可愛い物が大好きで、2巻では拾った熊のぬいぐるみを落とし主からもらうシーンがあった。
- 一見完璧超人であるが、背が低い・虫が怖い等の弱点がある。また、服の袖に色々な小道具を入れており、夏服だとあまり入らないためカバンに詰め込んでおり、カバンがパンパンに膨らんで苦労している。
- 困っている生徒に筆記用具や食事の差し入れをよく行っているが、今のところ学食がスポンサーになっていることが明らかになっている。他にも学園祭のために学校の敷地で野菜を育てており、その利益を普段の助けに当てていることも予想出来る。
- レンという名前の妹がおり、同じ学校に通っている。
- レン
- なにげさんの妹で、姉と同じ学校に通っている。身長は姉より高く、プロポーションも姉より良い。正確な名前は「れんげ」。
- 姉と同じで、身体能力は高い(但し姉には及ばない)。
- 姉と違い、常に誰かを何気なく助けているということはないが、のりが欲しいと言う生徒にご飯粒を分ける程度の人助け?はしている。
- 女子生徒には人当たりが良いが、男子生徒には「レン様」と呼ぶことを強要し、呼ばない男子には蹴りをかますなど容赦が無い。
- ユウ
- なにげさんとレンの妹。容姿はレンよりもなにげさんに似ている。姉が忘れ物をすると学校まで届けに来てくれる。
- なにげさんが他の生徒に「ユウちゃんはもう学校に来ないのか」と聞かれて「学校は遊ぶところではないから」と答えていることから、ユウは未就学であると思われる。
- お菓子やおもちゃなどには興味を示さないが、ごみを見ると嬉々として拾うあたり、容姿ばかりでなく性格的にも姉のなにげさんと良く似ている。
- ひよ子
- なにげさんの飼っているひよこ。通称「ひよちゃん」。学園祭の売上で購入し、次回の学園祭で卵を産ませようとしている。
- 性別はメスで、2巻ではニワトリに成長して卵を産んでいる。
- 太り気味で、よくダイエットを行っているがあまり効果は出ていない。イケメン(人間の男性)が好み。
- 大野悠樹
- なにげさんと同じ電車で通学をしており、最寄駅は同じ高槻駅である。
- なにげさんに好意を持っており、なにげさんが電車のドアにスカートを挟まれて破けてしまった時、自分の制服の上着を貸してあげるという優しい一面も見せる(なおその際、上着になにげさんのぬくもりが残るという期待をしていたが、その上着はなにげさんによってクリーニングに出されて返ってきた)。すぐにいなくなるなにげさんに追いつくために陸上部に入って脚力を鍛えた結果、高校総体で優勝するほどの実力を付けた(種目は不明)。
- また、その鍛えた脚力はレンになら通用し、追いつくことが出来る(本人曰く、直線距離なら何とか追いつけるとのことだが、なにげさんは神出鬼没なので無理な様子)。
- 大野沙英
- 大野の妹。かなりのブラコン。
- クリスマスにベッドの横に掛けた靴下の中に入れた紙には「兄」の一文字を書いており、ブラコンの程度が非常に激しいことが伺える。
- 兄がなにげさんにデレデレしているので彼女を目の敵にし、なにげさんの助けは借りないようにしているが、裏を読まれて結局は彼女に助けてもらっている。
- 安藤
- 教室のドアの上に黒板消しを挟むイタズラをしたり、日直の仕事が面倒でなにげさんに押し付けたりした不届き者な男子生徒。なお、初登場時、初出での名前は田辺だった。
- 水島咲
- なにげさんのことを「頑張っている人の元にしか現れない」と誤解している元不良。
- そんななにげさんに会って一言物申したいがために部活動・生徒会会計に頑張っているが、なにげさんが手を貸せないほど隙のない仕事ぶりの為、男友達からは「会うのには向いてない」と告げられる。
- 勉強も運動も優秀な上、後輩からバレンタインのチョコをもらったり、生徒会長から頼りにされたりと人気があり、なにげさんの助けは必要無いのだが、実は本人も気付かないところでなにげさんに遭遇している。時には逆になにげさんを助ける場面も多い。生徒会長に対してはツンデレ要素的な感情を持ち合わせている[2]。
- 生徒会長
- 一応生徒会長だが頼りなく、実質生徒会の権限は咲が持っている。
- それでも仕事を咲に押し付けるわけではなく、ちゃんと仕事をしている場面や咲に仕事を取られて泣いている場面もある。
- 中野梨花
- 写真新聞部所属。なにげさんのスクープを撮影しようと、よくカメラを持って追っかけをしている女子生徒。
- しかし、カメラの腕はあまり良くなく、なにげさんに助けてもらうこともある。
- 長谷川都
- 図書委員所属のメガネっ子。ドジっ子でよく転ぶ。巨乳の持ち主で、水泳の授業では男子の視線に困っている。
- 図書室の利用が少ないことを気にしているが、なにげさんのおかげで図書室の利用が最近増えてきている。
- 片山ちとせ
- 腐女子、3年A組で美術部所属のメガネっ子。BL好きで、なにげさんが引くくらいのBL漫画をテストの裏に描いて怒られたことがある。
- カナヅチだが、校長と教頭が仲良く(将棋を)している写真を持っているなにげさんを見事な潜水で追いかけたことがある。
- 花丸
- 梨花の隣の家に住んでいる犬。梨花が忘れ物をした時に、梨花の母親に頼まれて、学校に来ることがある。
- 田淵源之助(たぶち げんのすけ)
- 校長。孫の影響でカードゲームをやっている。生徒にも自分にも甘い所がある。
- 植木職人の腕はかなりのもので、なにげさんも敵わないらしい。
- 学校にまんがタオルを持ってきたり、学園祭でなにげさんの偽物を演じるためダイエットしたりとある意味なにげさんよりすごい人。
- 中川巌(なかがわ いわお)
- 教頭。みんなを甘やかすなにげさんを快く思っていないが、自分も愛妻弁当を忘れてなにげさんに届けてもらうという失態を見せた。作中でその妻が実は元生徒であることを校長にばらされている。
- 校長と違い、生徒には厳しいが、自分には甘かったり生徒が引くくらいの黒歴史があったりする。
[編集] 単行本
- 第1巻 2009年8月22日発行 ISBN 978-4-8322-6766-4
- 第2巻 2011年1月22日発行[3] ISBN 978-4-8322-6924-8
