とちぎ (列車)
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おはようとちぎ・ホームタウンとちぎとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が新宿駅~黒磯駅間を山手線・東北本線(宇都宮線)経由で運行する特別急行列車の愛称。
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[編集] 運行概要
朝運行する列車は上り「おはようとちぎ」、夕方運行する列車は下り「ホームタウンとちぎ」であり、通勤ライナーに近い朝上り・夕方下りの運転体制を取っている。2008年3月15日のダイヤ改定で新宿発古河行きのホームライナー古河5号が廃止されたのに伴い、同列車の帰り便として設定されていた宇都宮発新宿行き特急「おはようとちぎ2号」が廃止された[1]。
- 停車駅
- 使用車両・設定車種
- 185系電車7両で運行。
| 呼・編・話・歴・P・PN | |||||||||||||||||||||||||||
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- 普通車は全車自由席で、グリーン車のみ座席指定制を採っている。
- 編成は田町車両センター所属B編成。
[編集] 宇都宮線優等列車沿革
この章では基本的に東北本線黒磯駅以南を主に始発・終着点とする優等列車について扱い、その運行系統の内支線に乗り入れる系統も扱う。但し、この区間では日光線直通列車と運行系統上関連があるため、日光線優等列車とも一部重なる場合がある。また、両毛線への直通列車はあかぎ (列車)も参照されたい。
- 1913年(大正2年)5月 - 上野 - 宇都宮間(宇都宮線区間)で快速運転する普通列車609・610列車(一・二等客車付き)が上野 - 黒磯・日光間に設定される。
- 1950年(昭和25年)- 新橋 - 桐生間を小山経由で運行する快速列車と、上野 - 宇都宮間(上りは烏山線烏山始発)の愛称無しの快速列車が設定される。また日光線直通臨時列車に「にっこう」の愛称が与えられる。
- 1952年(昭和27年) - 上野 - 黒磯間運行の快速列車が設定される。
- 1955年(昭和30年)- 上野 - 黒磯間運行の快速列車にキハ45000系気動車を導入し、「日光」の補助として一部車両を日光線日光駅まで運行する編成を連結。日光線直通優等列車はこの気動車快速、「日光」、客車快速「だいや」の3往復となる。
- この頃、両毛線直通快速列車に「わたらせ」(新橋駅発着便)および「おおとね」(上野駅発着便)、黒磯発着の多客期臨時快速列車に「ゆのか」の名称が与えられた。
- 1956年(昭和31年)11月19日 - 山手線・京浜東北線分離運転開始に伴い、「わたらせ」新橋駅発着を終了。上野駅発着となる。この頃、黒磯駅発着の快速列車に「しもつけ」、日光線直通快速列車に「二荒」、日光線直通多客期臨時快速列車(東京-上野-宇都宮-日光)に「中禅寺」の名称が与えられた。
- 1958年(昭和33年)4月14日 - 気動車列車「しもつけ」・「二荒」・「ゆのか」・「中禅寺」を準急列車に昇格し、車種を客車に変更。両毛線直通の無名の気動車快速列車が高崎-小山-宇都宮-黒磯間(宇都宮-黒磯間は各駅停車)で運行開始、毎日1往復の設定だった。
- 1958年(昭和33年)10月1日 - 「二荒」の運行区間(上野-宇都宮-日光・黒磯)を上野-郡山-福島・会津若松に変更し、「あぶくま」に名称を変更。これにより「二荒」の名称一時消滅。
- 1959年(昭和34年)9月22日 - 日光線電化完了にともない、「しもつけ」の車種を80系電車に変更し日光発着便を廃止。「中禅寺」の発着駅を東京駅から新宿駅へ変更。「中禅寺」の間合い運用で日光-宇都宮-黒磯間に無名の季節運転の準急列車が運行される。上野駅~黒磯駅間に季節運転の準急列車「なすの」を「日光形」157系電車で運行開始。
- 「なすの」は当時「特別準急電車」と称された「日光形」157系電車を使用し、準急「日光」「中禅寺」の間合い運用で運行された。
- 1960年(昭和35年)8月15日 - 上野駅~宇都宮駅間に準急列車「ふたあら」を80系電車で運行開始。「おおとね」は廃止され「わたらせ」は無名の快速列車となる。
- 1961年(昭和36年)、準急「ゆのか」に157系電車が投入される。また夏季シーズン休日に上野駅を深夜1時前に出発して早朝4時過ぎに日光駅に到着する日光線直通電車快速列車「奥日光」が下りのみで運転されたほか、東京駅発着の準急列車「臨時日光」、無名の準急列車が運行される。
- 1962年(昭和37年)10月1日 - 両毛線直通快速列車が準急列車に昇格し「わたらせ」の愛称が復活。また、「わたらせ」に併結して水戸線経由で上野駅~水戸駅・真岡線(現:真岡鐵道真岡線)真岡駅発着の準急列車「つくばね」が運行開始。
- 「つくばね」の運行に際して小山駅構内に東北本線~水戸線短絡線を設け、同列車は小山駅を通過する形をとった。「つくばね」・「わたらせ」の分割・併合は間々田駅にて行なわれた。
- 1963年(昭和38年)3月25日 - 「しもつけ」・「なすの」車種を165系電車に変更。
- 1963年(昭和38年)10月1日 - 「ふたあら」車種を165系電車に変更。また「しもつけ」1往復を増便し2往復とする。
- 1964年(昭和39年)10月1日 - 下り「つくばね」の真岡行きを茂木行きに延伸。この頃、大阪-名古屋-長野-高崎-小山-宇都宮-日光間に信越・日光観光専用団体列車が定期運行される。
- 1965年(昭和40年)8月頃まで「ゆのか」運行を行った。
- 1965年10月1日、「ふたあら」を「しもつけ」に名称変更して「しもつけ」3往復体制となる。また、「わたらせ」の準急運行区間を桐生駅までとし、同駅以西は普通列車とする。
- 1966年(昭和41年)3月5日 - 準急列車を「100km以下で運行する急行列車」と定義したことにより、「しもつけ」・「つくばね」・「なすの」・「わたらせ」急行列車に昇格。
- 1967年(昭和42年)夏季シーズン - 横浜-品川-東京-宇都宮-黒磯・日光間に臨時列車「第2なすの」・「第2日光」・「第3なすの」・「第3日光」が運行される。同時に上野-大宮-宇都宮-日光・西那須野間に臨時快速列車「霧降高原」・「塩原」が運行される。
- 1968年(昭和43年)10月1日 - いわゆる「ヨン・サン・トオ」ダイヤ改正により以下のように変更される。
- 1969年(昭和44年)10月4日 - 季節特急「くろいそ」181系電車2往復で運行開始。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 「日光」の運休日に上野駅 - 宇都宮駅間で運行される上り「なすの」2本を設定、「なすの」の運転本数は毎日下り5本、上り7本となる。
- 1972年(昭和47年)10月2日 - 「つくばね」急行運行区間を結城駅までに短縮。また、「くろいそ」「なすの」に編入され、「なすの51・52号」となる。
- 1973年(昭和48年)10月1日 - 季節特急「くろいそ」廃止。
- 1976年(昭和51年)11月1日 - 115系電車で運行されていた下り「なすの1号」を快速列車に格下げ。「なすの」の運行本数は毎日下り4本、上り6本に。
- 1978年(昭和53年)- 「わたらせ2号」の両毛線内定期乗車券乗車禁止の特例を廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 東北新幹線開業に伴い上野駅発の東北特急がほぼ消滅、また急行「日光」「いわて」「いいで」が廃止され「ばんだい」「ざおう」「あづま」が減便されたのに伴い、これを補完する形で「なすの」の運転本数を毎日下り7本、上り9本に増便。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 東北新幹線上野駅乗り入れに伴い以下のように変更。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 朝上り新特急「なすの」2号および夕下り新特急「なすの」9号を新宿 - 黒磯間新特急「なすの」号(番号無し)に、同1, 3-8号をすべて快速「ラビット」号に、また同10号を快速「スイフト」号に再編する。再編後の新特急「なすの」は朝上り1本、夕下り1本の計1往復、快速「ラビット」は毎時1-2本の下り12本、上り10本、快速「スイフト」は6往復となる。
- 1992年(平成4年)3月14日 - 宇都宮駅発の「なすの」上り1本を増発。
- 1995年(平成7年)12月1日 - 東北新幹線東京駅~那須塩原駅で運転されていた「あおば」を分離し、「なすの」の愛称を与える。これに伴い、宇都宮線の特急を「新特急おはようとちぎ」・「新特急ホームタウンとちぎ」に名称変更。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 新特急称号廃止に伴い、「おはようとちぎ」・「ホームタウンとちぎ」に名称変更。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 「おはようとちぎ」・「ホームタウンとちぎ」の全車両禁煙を実施。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 宇都宮始発の「おはようとちぎ」を廃止。これで1往復のみの運行となる。
[編集] 列車愛称の由来について
- 「おおとね」・・・沿線の利根川にちなむ。
- 「奥日光」・・・目的地である日光の景勝地「奥日光」から。
- 「おはようとちぎ」・・・朝運行のため通勤の足としての利用を主眼におき、始発点の「とちぎ」を付ける。
- 「霧降高原」・・・目的地である日光の景勝地「霧降高原」から。
- 「くろいそ」・・・目的地である「黒磯」(くろいそ)から。
- 「塩原」・・・目的地である栃木県北の温泉保養地「塩原温泉」から。
- 「しもつけ」・・・栃木県の旧国名「下野国」(しもつけのくに)から。
- 「湘南日光」・・・沿線の観光地名「日光」および「湘南」から。
- 「だいや」・・・目的地である日光を源流とする河川名称「大谷川(だいやがわ)」から。
- 「中禅寺」・・・目的地である日光の景勝地「中禅寺湖」から。
- 「つくばね」・・・水戸線沿線にある筑波山の異称「筑波嶺」(つくばね)から。
- 「なすの」・・・目的地である「那須野が原」にちなむ。
- 「日光」、「にっこう」・・・目的地である「日光市」から。
- 「二荒」、「ふたあら」・・・栃木県宇都宮市にある「宇都宮二荒山神社」(ふたあらやまじんじゃ)にちなむ。
- 「ホームタウンとちぎ」・・・夕方運行で主に帰宅の足としての利用を狙い、目的地の「とちぎ」を付ける。
- 「ゆのか」・・・沿線にある那須温泉等への輸送への誘致のため、温泉の湯煙にちなむ。
- 「わたらせ」・・・沿線にある「渡良瀬川」・「渡良瀬遊水池」にちなむ。
[編集] 脚注
- ^ 「ホームライナー古河5号」および特急「おはようとちぎ2号」の廃止によって空いた車両の運用枠は、別路線の通勤ライナーに充当された。なお、この廃止は利用者低迷によるものではなく、他路線通勤混雑の緩和を目的とするものであった。廃止当時、両列車とも利用率は好調であった。

