つらつらわらじ
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副題は「備前熊田家参勤絵巻」で、寛政年間を舞台に、岡山藩主が参勤交代のために江戸へ向かう道のりを描く。
『モーニング・ツー』(講談社)にて2010年28号から連載されている。
目次 |
[編集] あらすじ
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
行列のお供に加わることになった、家老に就いてまだ4カ月、17歳の熊田和泉。治隆を疎む幕府老中・松平越中守の命で行列に紛れ込んだ密偵・九太郎。治隆が一目見たいと望んでいる「椿の花」。波乱に満ちた江戸までの長い道のりが始まる。
[編集] 登場人物
- 熊田 治隆(くまだ はるたか)
- 31万5千石、外様の大藩・備前岡山藩五代藩主。家紋は備前蜂。領地と官位から備前少将と通称される。幕閣の中枢も手を焼く外れ者と噂される。初代藩主の頃から続く質素倹約の教えを自ら破り、幕府が勧める倹約にも反対の姿勢を取る。近いうちに隠居して江戸で暮らす肚を決めており、最後となる今回の参府の旅を心ゆくまで楽しもうとしている。
- 史実の池田治政に相当する。
- 行木 長門(いぎ ながと)
- 筆頭家老。43歳。重臣たちの中ではやや家格の低い行木家当主であるが、治隆の信任篤く家老歴17年にして筆頭家老に登りつめた。治隆からは幼名の「美織」と呼ばれる。優れた茶人。
- 熊田 和泉(くまだ いずみ)
- 第二家老。17歳。家老歴4カ月。参府の供家老として同行する。前筆頭家老であった父・主税(ちから)の病気により若くして名門・天城熊田家の家督を継いだ。主家(熊田宗家)の家門の当主であるのに、和泉が若年であるという理由で次席家老にとどめられことを、主税は納得していない。
- 熊田 大和(くまだ やまと)
- 第三家老。51歳。家老歴3年。
- 日木 元八郎(ひき もとはちろう)
- 第四家老。14歳。家老歴2年。
- 熊田 隼人(くまだ はやと)
- 第五家老。44歳。家老歴27年。
- 戸倉 四郎兵衛(とくら しろべえ)
- 第六家老。32歳。家老歴4年。
- 倉知 九太郎(くらち きゅうたろう)
- 小十人格御庭番。岡山藩の参勤行列に紛れ、弱みを探し出せとの老中の命により、渡り中間の九作として紛れ込む。落馬しそうになった和泉を助けたことがきっかけで治隆に気に入られ、暴れ馬の口取りを任されたり治隆の茶飲み話に頻繁に付き合わされたりと、隠密としてはやや都合の悪い、目立つ立場に立たされてしまう。
[編集] 書誌情報
オノ・ナツメ『つらつらわらじ』 講談社〈モーニングKC〉、既刊3巻(2011年10月時点)
- 2010年9月22日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-372944-3(備前蜂模様の特製手拭い付き限定版 ISBN 978-4-06-362175-4)
- 2011年3月23日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-372990-0
- 2011年10月21日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-387053-4
[編集] 外部リンク
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