そうだ 京都、行こう。
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そうだ 京都、行こう。(そうだ きょうと、いこう)とは、東海旅客鉄道(JR東海)が1993年から展開している京都観光キャンペーンの主たるキャッチコピーである。制作はエグゼクティブ・クリエイティブディレクターの佐々木宏による。
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[編集] 概要
このキャンペーンでは毎回、京都の観光地(主に神社仏閣が多い)を素材として取り上げている。駅貼りなどのポスターにはその写真と共に毎回のキャッチコピーを配し、テレビCMでは『サウンド・オブ・ミュージック』の曲『私のお気に入り』を毎回違う編曲をしてBGMとしている。BGMの編曲をしばしば松谷卓が行うことがある。
もともとは794年の平安京遷都から1200年目に当たる1994年の平安建都1200年事業に合わせたキャンペーンだったが、2011年現在も続いている。スタートしてから現在に至るまで、撮影: 高崎勝二、コピー: 太田恵美、ナレーター: 長塚京三の三者は不動である。
[編集] これまでのシリーズ
[編集] 1993年・1994年
[編集] 1995年
- 1995年春
- 1995年夏
- ロケ地 - 青蓮院
- コピー - 「『真夏です』と言っているのは温度計だけでした。」
- 1995年秋
- 1995年冬
- ロケ地 - 東寺(教王護国寺)
- コピー - 「ブルッときたのは、寒さのせいだけかなぁ。」
[編集] 1996年
- 1996年春
- ロケ地 - 大覚寺・大沢池
- コピー - 「「桜がなければ、ただの広場」なんてところが多いけど。」
- 1996年初夏
- 1996年夏
- ロケ地 - 廣隆寺
- コピー - 「仏様に対してこういう言い方もなんですが、「きれいだなぁ」」
- 1996年初秋
- ロケ地 - 正伝寺
- コピー - 「「ムーンウォッチング」という英語は、ないそうです。」
- 1996年秋
[編集] 1997年
- 1997年春
- ロケ地 - 哲学の道
- コピー - 「物事を深く考える、の近頃流行っていないようですが。いいんでしょうか。」
- 1997年初夏
- ロケ地 - 詩仙堂
- コピー - 「ある日突然、戦うのがイヤになりました。花や虫たちと、暮らすことにしました。」
- 1997年夏
- 1997年秋
- ロケ地 - 東福寺
- コピー - 「六百年前、桜全部、切りました。春より秋を選んだお寺です。」
- 1997年冬
- ロケ地 - 知恩院
- コピー - 「巨大組織『比叡山』からひとり飛び出した法然。鎌倉時代の『フリー宣言』でした。」
[編集] 1998年
- 1998年春
- ロケ地 - 勝持寺
- コピー - 「京都の桜、のぼり坂。縁起のいいもの揃っています。『ニッポンに春よ来い』です。」
- 1998年初夏
- ロケ地 - 黄梅院(大徳寺)
- コピー - 「そこは、四畳半の喫茶店でした。余計なものが、ひとつもないんです。だから、相手のことを、考えるしかなくなりました。」
- 1998年夏
- ロケ地 - 鞍馬山
- コピー - 「六五〇万年前、金星よりの使者、この地に立つ。八〇〇年前、義経、天狗と出会う。」
- 1998年秋
- ロケ地 - 泉涌寺
- コピー - 「泉涌寺。なんと読むのか、とよく聞かれます。七百年以上も門を閉ざしていたお寺ですから。『せんにゅうじ』と読みます。」
- 1998年冬
- ロケ地 - 八坂神社
- コピー - 「ブロードウェイの賑やかさもいいけれど『祇園』で過ごす粋な時間もなかなかですよ。」
[編集] 1999年
- 1999年春
- 1999年夏
- 1999年秋
- ロケ地 - 法然院
- コピー - 「会議室でエンエン議論、データとにらめっこの効率計算。どうですか、いいアイデア出ましたか?」
- 1999年冬
- ロケ地 - 大仙院
- コピー - 「まっすぐ揃っているのが、良い。歪んでいたりズレているのは、悪い。なんてルールは、この『ちゃわん』のどこにも見つかりませんでした。」
[編集] 2000年
- 2000年春
- ロケ地 - 毘沙門堂
- コピー - 「『がんばれ』『元気出せ』なんていうよりも…」
- 2000年夏
- ロケ地 - 萬福寺
- コピー - 「スイカ、れんこん、精進揚げ、けんちん汁、インゲン豆。そして、ダイニングテーブルに椅子。そうか、『一家だんらん』は、インゲンさんが持ち込んだ、ってワケだ。」
- 2000年秋
- ロケ地 - 光明院(東福寺)
- コピー - 「日本の『ガーデニング』です。どなたか、この美しさについて、理論的、科学的に説明していただけませんか。」
- 2000年冬
[編集] 2001年
- 2001年春
- 2001年初夏
- ロケ地 - 南禅寺
- コピー - 「きょう一日緑に囲まれて暮らした気分です。自分の別荘でもないのに、ね。」
- 2001年夏
- 2001年秋
- ロケ地 - 醍醐寺
- コピー - 「『醍醐寺と醍醐味』は、きっとカンケイがあると、思っていました。」
- 2001年冬
- ロケ地 - 知恩院
- コピー - 「『冬の京都の決心』、長持ちしそうな気がするなあ。」
[編集] 2002年
- 2002年春
- ロケ地 - 天龍寺
- コピー - 「長い争いの時代を変えたい、と植えられた桜でした。」
- 2002年夏
- ロケ地 - 貴船
- コピー - 「『京』と『水』とでできた『涼』でした。」
- 2002年秋
- 2002年冬
- ロケ地 – 冬の京都
- コピー - 「『冬の京都』がその男を強くした。という話を聞きました。」
[編集] 2003年
- 2003年春
- 2003年夏
- ロケ地 - 平等院
- コピー - 「過ごす場所を選ぶだけで、人はそうとう幸せになれるもんだ。」
- 2003年冬
- ロケ地 – 鹿苑寺(金閣)
- コピー - 「陽気に誘われるだけが、旅ではないのです。」
[編集] 2004年・2005年
- 2004年春
- ロケ地 - 平安神宮
- コピー - 「『あぁ、わたしは、春を一年間待っていたんだなぁ』と気づいた瞬間でした。」
- 2004年夏
- 2004年夏
- ロケ地 - 神護寺
- コピー - 「大きな夏休みが、小さなお寺で見つかる。それがうれしい。」
- 2004年秋
- ロケ地 - 清水寺
- コピー - 「どうですか。今からここにいらっしゃいませんか。」
- 2004年冬
- ロケ地 - 龍安寺
- コピー - 「龍安寺のA面。知らない、とマズイです。龍安寺のB面。知ってると、とスゴイです。」
- 2005年春
- ロケ地 - 勧修寺
- コピー - 桜のあと、モネの描く『睡蓮(すいれん)』のようになるんです。
- 2005年夏は、JR福知山線脱線事故の影響により自粛した。
- 2005年初秋
- ロケ地 - 銀閣寺
- コピー - 「散歩のついでにでも、気軽にお立ち寄りください。足利義政」
- 2005年秋
[編集] 2006年
- 2006年初春
- ロケ地 - 平安神宮
- コピー - 「年賀状にあなたが書いた『初春』とか『新春』とか。」
- 2006年春
- ロケ地 - 円山公園
- コピー - 「『ありがとう』桜を見上げて言ったのは初めてな気がする。」
- 2006年初夏
- ロケ地 - 安楽寺
- コピー - 「『お天気よかったから、京都に来ちゃった』ケータイの留守電から妻の声がした。」
- 2006年初夏
- ロケ地 - 梅宮大社
- コピー - 「手帳を見たら、一日くらい自分のために使えそうに思えました。」
- 2006年初夏
- ロケ地 - 三室戸寺
- コピー - 「『京都』『初夏』『花』で検索して、息子が教えてくれました。」
- 2006年夏
- ロケ地 - 三十三間堂
- コピー - 「子どもと同じ方向を向いていた。久しぶりのことだった。」
- 2006年初秋
- ロケ地 - 詩仙堂
- コピー - 「そんなに急いで紅葉の秋に来られちゃ、ツマンナイ。」
- 2006年秋
- ロケ地 - 曼殊院
- コピー - 「一年なんてアッという間に過ぎていく。それじゃいけない。ホーッ。・・・・京都の紅葉が、ゆっくりとため息をつかせてくれました。」
[編集] 2007年
- 2007年初春
- ロケ地 - 平安神宮
- コピー - 「一年の『旅初め』をどこにするか、だ。」
- 2007年春
- ロケ地 - 上賀茂神社
- コピー - 「春のない国には、わたし、住めないかも。」
- 2007年初夏
- ロケ地 - 城南宮
- コピー - 「桜がすんでも一息ついてるヒマはないですから、京都は。」
- 2007年初夏
- ロケ地 - 智積院
- コピー - 「京都なら、そのスーツのままでいいんじゃないですか。」
- 2007年夏
- ロケ地 - 東寺
- コピー - 「青空にいちばん似合うのが、高層ビルってわけはない。 」
- 2007年夏
- ロケ地 - 妙心寺
- コピー - 「同じように驚いて、同じところでうなずいて。そうして、この夏、家族になっていく。」
- 2007年秋
- ロケ地 - 常寂光寺
- コピー - 「暑い夏を乗り切った私に、この町が「おつかれさま」と言ってくれました。」
- 2007年秋
- ロケ地 - 大覚寺
- コピー - 「美しい景色は人が作りあげるものです。この当たり前のことに1000年たった今、ドキリとするのはどうしてだろう。」
- 2007年冬
- ロケ地 - 西花見小路
- コピー - 「お勉強することが、まだまだいっぱいあるわね。母はうれしそうでした。」
[編集] 2008年
- 2008年初春
- ロケ地 - 八坂神社
- コピー - 「年が明けたら初春と呼んで、ほら、もう、私たちは『春』を探してる。」
- 2008年春
- ロケ地 - 南禅寺
- コピー - 「肩に花びらが落ちてきました。どんな大画面テレビでもできない お花見でした。」
- 2008年初夏
- ロケ地 - 平等院
- コピー - 「私のばあい、争いの歴史より京都の『花の歴史』から多くを学んでいます。」
- 2008年初夏
- ロケ地 - 勧修寺
- コピー - 「『きれいなものを目にする』には、ちょっとした努力がいる。家でニュースを見ていると、そう思います。」
- 2008年晩夏
- ロケ地 - 比叡山延暦寺
- コピー - 「絵日記を書いて、それでおしまいになってしまうような夏じゃなく。」
- 2008年初秋
- ロケ地 - 勝林院
- コピー - 「涼しくなったら考えよう、そう言って後回しにしていたこと、ここに来たら思い出しました。」
- 2008年秋
- 2008年冬
- ロケ地 - 祇園
- コピー - 「ふだんとは、娘はしゃべり方がちがってる。母ははしゃぎ方がちがってる。」
[編集] 2009年
- 2009年初春
- ロケ地 - 北野天満宮
- コピー - 「『みんなどうか元気で』と思う人で、この季節、この町はできているみたいだ。」
- 2009年春
- ロケ地 - 醍醐寺
- コピー - 「見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思うのでした。」
- 2009年初夏
- ロケ地 - 法然院
- コピー - 「生まれたばかりの季節の匂いがしました。『人と緑のいい関係』が、ここにはありました。」
- 2009年夏
- ロケ地 - 東福寺
- コピー - 「一二〇〇年もの歴史の前では、親子の年の差なんてひょいと乗り越えてしまいました。」
- 2009年初秋
- ロケ地 - 泉涌寺
- コピー - 「中秋の名月。風情のある言葉です。ひさびさに口にしました。」
- 2009年盛秋
- ロケ地 - 光明寺
- コピー - 「2009年の秋。今わたしたちは日本の歴史の、どのあたりを歩いているのだろう。」
- 2009年冬
- ロケ地 - 祇園巽橋
- コピー - 「連れてきてあげたかった。母と娘が互いに思っている。」
[編集] 2010年・2011年
- 2010年春
- ロケ地 - 仁和寺
- コピー - 「遅咲きのサクラです。見なければ『春の義理』が果たせない、と京都の人は言うのです。」
- 2010年初夏
- 2010年夏
- ロケ地 - 清水寺
- コピー - 「『清水の舞台』を子どもと一緒に予習してくる。そんな旅じたくもあるのです。」
- 2010年秋
- ロケ地 - 金戒光明寺
- コピー - 「『暑い』『寒い』だけで私の一年が終わるなんて、ジョーダンではありません。
- 2010年冬
- ロケ地 - 知恩院
- コピー - 「母と私は、京都に通っているうちに、笑顔が似てきたそうです。」
- 2011年春
- ロケ地 - 東寺
- コピー - 「どういうわけだろう。今年は一本の桜とじっくり向き合う春にしたかった。」
- 2011年夏
- ロケ地 - 本願寺界隈
- コピー - 「この町の過去は、君たちの未来のためにあるのだよ。」
- 2011年秋
- ロケ地 - 毘沙門堂
- コピー - 「いい秋ですね、と言葉をかわしあえる。それだけでうれしい。」
[編集] その他
- 2010年の平城遷都1300年記念事業を控え、2006年春から「うまし うるわし 奈良」も始まった(かつては「いま 奈良に、います。」というコピーもあった)。
- CMは関東地方や中部地方ではもちろんのこと、近畿やその他の地方でもJR東海が提供する全国ネット番組の場合は放映されている。
- JR東海では、京都観光用の特別企画乗車券として「京の遊々きっぷ」を販売しているほか、京都市内での特典が付いた「JR東海「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード」を発行し、当キャンペーンで宣伝している。
- 当キャンペーンに対応する形で、同社は関西地区において、東京方面への東海道新幹線の利用を呼びかけるキャンペーンを行っている。かつては、大阪ミナミ・道頓堀にある、かに道楽の動くかにの看板を起用した「たまには、大阪を離れよう」キャンペーンや、瀬戸朝香をイメージキャラクターに起用した、「東京プラスワン」キャンペーンが行われた。その後2006年には、神戸空港開港に対抗した「さ、東京行こ」という宣伝企画が行われた後、2008年度からは「トーキョーブックマーク」キャンペーン(2009年度からは名古屋地区でも展開)が行われている。
- 日本テレビ系列の「京都 心の都へ」やテレビ朝日(関東ローカル)の「都のかほり」など、JR東海が一社提供している番組であっても、京都のエリアである讀賣テレビ放送(ytv)や朝日放送(ABC)、JR東海の本社がある中京テレビ放送(CTV)や名古屋テレビ放送(メ~テレ)にはネットされていない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 「そうだ 京都、行こう。」(JR東海)
- JR東海ミュージアム - 歴代ポスターが展示されている。
- JR東海「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード