しあわせにできる
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『しあわせにできる』とは、谷崎泉原作のBL小説である。イラストは陸裕千景子。
目次 |
[編集] 概要
2003年4月に二見書房シャレード文庫として発行。全12巻+番外編1巻。またインターコミュニケーションズよりドラマCDも発売されている(※5巻まで)。主な舞台は、都内一流商社・日芳物産建設部。キャッチフレーズは「働く男の強引愛」(第一部)、「しあわせラブライフ」(第二部)。
[編集] 登場人物
- 本田雪彦(ほんだ ゆきひこ)
- 声 - 森川智之
- 建材三課→ロングランナーの人事部所属の会社員。美人かつ仕事上では有能で厳しい反面、お人好しで恋愛には鈍感。皇に振り回されている苦労人でありながら、最終的には彼と愛し合う。豊川課長との信頼は厚く、三課の皆からは慕われている。映と昴からは言い寄られ、早紀や蝶子ママ(声 - 池本小百合)からは気に入られている。三田の寮→白金の和風一軒家に住んでいる。洋酒が苦手(※ビールは平気)。
- 父親は楠篝(くすのき かがり)[1]、母親は菊池静香(声 - 水落幸子)、菊池和哉[2](声 - 杉田智和)とは義兄弟関係。3月3日生まれ。母親似。
- 久遠寺皇(くおんじ みこと)
- 声 - 置鮎龍太郎
- プロジェクト二課所属の会社員→ロングランナーの専務取締役→社長。以前はニューヨーク支社にいた。仕事上では有能、傲岸不遜かつ天然で嫉妬深い性格。雪彦に一目惚れして以来、強引に迫る坊ちゃん。丸の内でのホテル暮らし→雪彦の隣室→白金の和風一軒家に住んでいる。蝶子ママの店の常連客。上司は平沢課長(声 - 高田べん)。面倒見が良く、和哉からは慕われ、深雪を可愛がっている。
- 父親は巌(いわお)[3]、母親は沙耶子(さやこ)[4]。4月8日生まれ。背格好と風貌が昴に似ている。魚料理が得意。
- 各務保(かがみ たもつ)
- 声 - 鈴村健一
- 建材三課所属の会社員にして、雪彦にしごかれている後輩。素直で何事にも挫けない性格。三田で寮暮らしし、最終的には桜子と結婚する。甘党で仕切り上手。福井県出身で、妹は看護師。少々天然かつ鈍感。
- 豊川(とよかわ)
- 声 - 高木渉
- 部下からの信頼が厚い、建材三課課長。お調子者かつ子煩悩な、恐妻家。色恋沙汰には全然絡まない。円満解決策に長けている。後に大阪支社へ転勤する。
- 徳永映(とくなが あきら)
- 声 - 小杉十郎太
- 女性関係が非常に派手な、大手消費者金融会社社長(2代目)。雪彦がお気に入り。皇より10歳上の兄にして、昴より2歳下の弟。妻は早紀、娘は深雪、息子は蒼(そう)。年上の妻には頭が上がらなく、娘を溺愛し息子とは犬猿の仲である。ギャンブルには滅法強い。兄弟の中では唯一の眼鏡キャラ。夫婦仲は良く、しかも2人ともいつも元気溌溂。母親似で、性格は祖父に似ている。
- 森田(もりた)
- 声 - 飛田展男
- 映の秘書兼お目付け役(社内では最強)。人の捜索と詮索に長けている。近々結婚予定あり(?)な次男坊[5]。早紀とは同い年かつ大学の同窓関係。母親は70歳を超えた女傑。
- 里吉(さとよし)
- 映の専属運転手。強面かつ脳味噌筋肉族な男。人の顔と名前を覚えるのが速い。映に忠実でありながら、森田には弱い。押しに弱い性格。
- 久遠寺昴(くおんじ すばる)
- 声 - 古澤徹
- 映&皇の兄。彼も雪彦に迫る(※好意はない、実は皇に婚約者を寝取られた腹いせ)。兄弟仲は悪く、特に皇とは最悪。迫り方が何かと恐ろしい頭取。畏怖感たっぷりなのに憎めない。祖父には頭が上がらない。父親似であり、本当は政治家になりたかった。
- 徳永信義(とくなが のぶよし)
- 声 - 緒方賢一
- 久徳(きゅうとく)の創業者兼社長→会長にして、沙耶子の父親。常にポーカーフェイスかつマイペースで、腹の中が分からない寡。娘を溺愛しているが故に、彼女を愛している巌のことが大嫌い。昔通っていた銀座の新人ホステス(静香)がお気に入りだった。好奇心旺盛。映を徳永家養子に迎え入れた張本人で、篝と静香にいろいろと支援してきた。少々悪戯好き。
- 落合桜子(おちあい さくらこ)
- 声 - 牧野芳奈
- 建材三課所属の女子社員(三課の女性陣の中では大先輩)。1年先輩(雪彦)に憧れているが、後に同い年かつ2年後輩(保)と結婚する。料理上手。曽祖父が大地主、祖父が不動産会社の創業者、父親がその社長な、生粋のお嬢様。実家から通勤し、猫を2匹飼っている。特に後輩の佐藤由美(声 - 稲垣美和子)と石川敦子(声 - 武田華)とは仲良し。
- 逢坂まゆり(おうさか まゆり)
- 声 - 山下亜矢香
- 雪彦より年上の元カノ兼数少ない理解者にして、ホステス→ママ。静香似の美人。喜芳とは大学生の頃から付き合い、現在同棲中。父親が国会議員、母親がその愛人。彼女も好奇心旺盛な性格。
- 堂島喜芳(どうしま きよし)
- 大手不動産会社(堂島興業)の専務取締役→社長。まゆりに一目惚れしたバツイチ。久遠寺家とは古くからの知り合いで、皇とは釣り仲間。料理上手。非常に気が長く、穏やかな性格。まゆりに会う前から既に夫婦仲は冷え切っていた。
- 東郷(とうごう)
- 第二部より登場。航空一課→建材三課所属の新人社員。問題児だったが、雪彦の指導により彼を尊敬、最終的にはプロジェクト二課へ異動する。(本来)保以上に仕事上では有能な男。
- 籔内直嗣(やぶうち なおつぐ)
- 第二部より登場。大手外食企業(ロングランナー)の社長。昔は皇と事業を興していたが、昴によって仲を切られた(現在は和解している)。病気に罹り、自分の会社を皇に託す。眼鏡をかけた温和な男。元妻は大野美弥子(おおの みやこ)、息子は真嗣(まさつぐ)[6]。
- 越智(おち)
- 第二部より登場。雪彦より5歳上の異母兄にして、日本料理店店主。父親がかつて恋に落ちた愛人(静香)を知っている[7]。両親は既に他界している。父親似。母親が重機製造会社(越智工機)の社長令嬢な、いわゆる坊ちゃん育ちでありながら、家業を継がず独立している。後に結婚、1児の父親となる。
[編集] 注釈
- ^ 画家、静香とは一時期白金で暮らしていた
- ^ 静香とは血が繋がっていない
- ^ 厳格なロマンティスト、舅との仲は最悪、妻より12歳上
- ^ 早紀以上の強者、静香より12歳上
- ^ 兄は既婚者
- ^ 母親に引き取られている
- ^ 店を開業するまで、直接の面識はなかった
