さんかく座デルタ星

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さんかく座デルタ星
データ
元期 J2000.0      Equinox J2000.0
星座 さんかく座
赤経 02h 17m 03.2s
赤緯 +34° 13′ 27″
視等級 (V) +4.84
特徴
スペクトル分類 G0.5Ve / K4V
U-B 色指数 0.02
B-V 色指数 0.61
アストロメトリー
視線速度 (Rv) -6.6 km/s
固有運動 (μ) 赤経: 1,154 ミリ秒/
赤緯: -245 ミリ秒/
年周視差 (π) 92.41 ± 0.82 ミリ秒
距離 35.3 ± 0.3 光年
(10.82 ± 0.1 パーセク)
絶対等級 (MV) 4.67
詳細
質量 1.09 M
半径 0.98 R
光度 1.1 L
表面温度 6000 K
金属量 13-30%
自転速度 (v sin i) <10 km/
年齢 1.9 × 109[1]
連星のデータ
伴星 Delta Trianguli B
公転周期 (P) 0.02743
軌道長半径 (a) 0.11 AU
0.00980 ± 0.0006"
離心率 (e) 0.020 ± 0.005
軌道傾斜角 (i) 167 ± 3°
昇交点 (Ω) 15 ± 9°
近星点 元期 (T) 2,448,117.5 ± 0.2 JD
他の名称
8 Trianguli, ADS 1739, BD+33°395, CCDM J02170+3414, GC 2733, GCTP 464.00, グリーゼ 92, HD 13974, HIP 10644, HR 660, LFT 198, LHS 154, LTT 10770, SAO 55420
参照データベース
SIMBAD data

さんかく座デルタ星は、さんかく座の方角に約35光年の位置にある分光連星系である。主星は黄色矮星で、伴星は橙色矮星であると考えられている。系は、ヘルクレス座ゼータ星運動星団の一部である。

恒星系[編集]

さんかく座デルタ星は太陽より大きい質量を持つ黄色矮星である。2つの恒星の軌道が近いために、伴星であるさんかく座デルタ星Bのスペクトルの特徴は良く判別できないが、スペクトル型K4Vの橙色矮星であると見られている。この系は、ヘルクレス座ゼータ星の運動星団の一部である。

さんかく座デルタ星の系の恒星は、重心の周りを回っている。恒星Aから中心の距離は約0.045天文単位で、恒星Bは中心から約0.065天文単位である。10.02日間かけてお互いの周りを、軌道離心率0.012から0.020のほぼ円軌道を描いて公転している。軌道傾斜角は157°から167°である。

距離と見え方[編集]

さんかく座デルタ星系から最も近い恒星は赤色矮星グリーゼ3147で、約1.8光年離れている。最も近い既知の惑星系はアンドロメダ座ウプシロン星の系で、約11光年離れている。また、系から見える最も明るい恒星はカペラで、-1等級の黄色い星に見える。太陽は、ケンタウルス座ベータ星シリウスの近くの暗い星として見られる。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ Mamajek, Eric E.; Hillenbrand, Lynne A. (November 2008). “Improved Age Estimation for Solar-Type Dwarfs Using Activity-Rotation Diagnostics”. The Astrophysical Journal 687 (2): 1264?1293. Bibcode 2008ApJ...687.1264M. doi:10.1086/591785. 

外部リンク[編集]