さぼてんとマシュマロ

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さぼてんとマシュマロ
ジャンル テレビドラマ
脚本 鎌田敏夫
演出 馬越彦弥斎藤光正
出演者 吉沢京子沖雅也仲雅美 ほか
オープニング 吉沢京子『恋をするとき』
製作
プロデューサー 増井正武、長富忠裕
制作 日本テレビ
ユニオン映画
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1971年10月2日 - 1972年3月25日
放送時間土曜日19:30〜20:00
放送枠日本テレビ土曜7時30分枠連続ドラマ
放送分30分
回数26

特記事項:
森永製菓一社提供
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さぼてんとマシュマロ』は、『週刊セブンティーン』に連載されていた、武田京子による日本漫画作品。及び、ユニオン映画の制作により、日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ

テレビドラマ版は、1971年10月2日から1972年3月25日まで放映。放送時間(JST)は毎週土曜19:30 - 20:00。森永製菓一社提供

概要・あらすじ[編集]

本作のタイトルは、青年カメラマン・伊藤仁が「トゲのあるサボテンのように尖った影を持つ」ように息巻いている感じで、女子高生・伊藤真理子が「マシュマロのようにふわふわして甘く愛らしい」感じのそれぞれのキャラクターからという意味である。本作には毎回のサブタイトルは無く、「その○○(話数)」という表示だった(第26話のみ「最終回」)。

東京都内の高校に通う17歳の女子高生で4人姉弟の長女・真理子は、母と家の家計を助けるため、昼間働いて夜に定時制の高校に通うことを決める。父の反対を押し切って、以前からやりたかった雑誌の編集の仕事をしたく、雑誌社「三光出版」に行く。真理子は女性誌『レディースファイブ』の編集部希望であったが、間違えてエッチ系の男性誌『TOMTOM』の面接に行ってしまう。その面接中、箱から逃げ出したウサギを捕まえようとしていた仁と出会う。そして真理子は『TOMTOM』に採用。仁と真理子は度々衝突するが、徐々に惹かれ合っていくことになる。

  • 2006年にCS放送のチャンネルNECOで全話が放送されている。
  • 長らくソフト化されなかった作品だったが、2019年にベストフィールドより全話収録されたDVDが発売された。

キャスト[編集]

レギュラー[編集]

ゲスト[編集]

放映データ[編集]

  • 放映期間:1971年10月2日 - 1972年3月25日
  • 放映曜日・放映時間帯:毎週土曜日19:30 - 20:00(JST
  • 放映話数:全26話
  • 放映形式:カラー16mmフィルム

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

『恋をするとき』唄:吉沢京子 作詞:岩谷時子、作曲:宮川泰(テイチク

放送局[編集]

放送当時『セブンティーン』に掲載された広告では全国22局ネットと記している[1]

脚注[編集]

  1. ^ おおこしたかのぶほうとうひろし『昭和ちびっこ広告手帳2 : 大阪万博からアイドル黄金期まで』青幻舎、2009年10月20日、22頁。ISBN 978-4-86152-212-3 
  2. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1972年(昭和47年)3月、テレビ欄。
  3. ^ a b c d e f 河北新報』1972年2月5日付朝刊、テレビ欄。
  4. ^ a b 『北國新聞』1972年2月5日付朝刊、テレビ欄。
  5. ^ 山梨日日新聞 1972年2月テレビ欄。
  6. ^ 中日新聞 1972年2月テレビ欄。
  7. ^ 京都新聞 1972年2月テレビ欄。
  8. ^ 島根新聞』1972年2月テレビ欄。
  9. ^ a b c 愛媛新聞』1972年2月テレビ欄。
  10. ^ 徳島新聞』1972年2月テレビ欄。
  11. ^ 山陽新聞』1972年2月テレビ欄。
  12. ^ 熊本日日新聞』1972年2月テレビ欄。
  13. ^ 大分合同新聞』1972年2月テレビ欄。
  14. ^ 山陽新聞』1972年3月テレビ欄。
  15. ^ 信濃毎日新聞』1972年6月テレビ欄。
日本テレビ 土曜19:30 - 20:00 枠
【当番組よりドラマ枠
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