さそり座タウ星

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さそり座タウ星
データ
元期 J2000.0      Equinox J2000.0
星座 さそり座
赤経 16h 35m 53.0s
赤緯 −28° 12' 58"
視等級 (V) +2.82
距離 430 ± 44 光年
(132 ± 14 パーセク)
スペクトル分類 B0V
他の名称
Alniyat, Al Niyat, 23 Scorpii,HR 6165, HD 149438,HIP 81266
さそり座タウ星の表面磁場

さそり座タウ星(τ Sco / τ Scorpii)は、さそり座恒星である。さそり座シグマ星と同じ、アラビア語で「動脈」という意味のアルニャート(Alniyat)という固有名を持つ。

さそり座タウ星は青白色のB型主系列星で、+2.82等級である。地球からは約430光年離れている。

伴星[編集]

さそり座タウ星の周囲を伴星が公転しているという証拠は、今のところ得られていない[1]

磁場[編集]

さそり座タウ星は磁界を持ち、その表面磁場はZeeman-Doppler imagingによってマップ化されている[2]

X線源[編集]

さそり座タウ星はOB星であり、X線オージェ効果により、過イオン化を起こす[1]ROSATの観測で、さそり座タウ星は通常のB0V星よりも強いX線スペクトルを持つことが明らかとなった[1]。エネルギーの範囲は0.8-1.2keVを越える[1]

XMM-Newtonによるさそり座タウ星からのX線スペクトルの硬成分の観測により、プラズマの塊が恒星に落ち込んでいることが示唆された[1]

出典[編集]