こわがることをおぼえるために旅にでかけた男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

こわがることをおぼえるために旅にでかけた男(- たびにでかけたおとこ、Märchen von einem, der auszog das Fürchten zu lernen、KHM4)は、グリム童話のひとつ。こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話などとも訳される。落語のような小品。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] あらすじ

あるところに、怖がったことのないがいた。一度でいいから怖がってみたいと思った男は旅に出るが、いかつい男たちにすごまれても、幽霊に出会っても、死体を見ても怖いとは思わない。

無謀から来る勇敢さから、男はお城にかけられた魔法を解き、その褒美として王女を嫁にもらう。しかし、義父の跡を襲い王となってもなお、男は口癖のように「一度でいいからぞっとしたいもんだ」と言い続ける。

王の口癖に辟易としている王女を見かねて、王女付きの侍女が「私が王様に、ぞっとするということを教えて差し上げましょう」と言う。侍女は、小川からどじょうと水を汲んで来て、寝ている王にぶちまける。王は冷たさに飛び起きて、「ああ、ぞっとする。これではじめてわかったよ、ぞっとするということが」と叫ぶ。

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語