この人を見よ (エリアス・ガルシア・マルティネス)

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座標: 北緯41度51分16.83秒 西経1度34分31.52秒 / 北緯41.8546750度 西経1.5754222度 / 41.8546750; -1.5754222

『この人を見よ』
スペイン語: Ecce Homo
英語: Ecce Homo
作者 エリアス・ガルシア・マルティネス
制作年 1910年
素材 フレスコ画
寸法 50 cm × 40 cm (20 in × 16 in)
所蔵 Sanctuary of Mercy church(サラゴサ県ボルハ市
所有 タラソナ教区カトリック教会(en:Roman Catholic Diocese of Tarazona)

この人を見よ』(西: Ecce Homo: Ecce Homo)は、スペインの画家エリアス・ガルシア・マルティネスによるフレスコ画。スペインアラゴン州サラゴサ県ボルハ市にある教会(Sanctuary of Mercy church)の柱に描かれており、いばらの冠を頂くイエス・キリストの姿を描写している。グイド・レーニによる同じ題名のクロモリトグラフがあり、その影響を受けた可能性が指摘されている[要出典]。芸術的価値において高く評価されているわけではないが、その修復作業によって広く知られることとなった。

もともとこの絵は作者であるマルティネスが休日をこの地で過ごしていた縁で村に寄贈したもので、作者によると「慈悲の聖母(Virgin of Mercy)への祈りの気持ちを込めて2時間で書き上げたもの」であった[1]。そしてこの100年以上前のフレスコ画は、絵画修復については素人である80歳の女性、セシリア・ヒメネス(Cecilia Giménez)によって修復が試みられ、そして書き換えられてしまったことでインターネット上の「祭り」に発展することとなった。BBCのヨーロッパ特派員は「似合っていない外衣を着た毛むくじゃらの猿のスケッチ」に変わってしまったとコメントした[2]

作者のマルティネスはサラゴサ芸術大学(School of Art of Zaragoza、現在のサラゴサ大学)の教授であり[1]、現在もマルティネスの子孫たちはサラゴサに居住している。彼らはヒメネスが修復を試みたことが判明する前から、すでに壁画を修復するための寄付を申し出ていた[3]

脚注[編集]