こどもつかい

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こどもつかい
監督 清水崇
脚本 清水崇
ブラジリィー・アン・山田
製作 秋田周平
製作総指揮 大角正
関根真吾
出演者 滝沢秀明
有岡大貴
門脇麦
音楽 羽深由理
撮影 ふじもと光明
編集 西潟弘記
制作会社 松竹撮影所 東京スタジオ
製作会社 「こどもつかい」製作委員会
配給 松竹
公開 2017年6月17日
上映時間 111分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 5億6800万円[1]
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こどもつかい』は2017年6月17日公開[2]日本映画。主演は滝沢秀明[3]

あらすじ[編集]

郊外で起こった連続不審死事件を調べる新人記者の江崎駿也は、被害者の大人達が死を遂げる3日前、何らかの事情でその大人達に関わっているこどもらが失踪しているという共通点や、その事柄と内容が一致する“こどもの呪い”の噂を知る。さらに、彼の幼馴染の近藤創までもがその事件の被害者となり、それに関係していたこどもが事件の直前に口ずさんでいた歌を聞いた駿也は事件についてさらに調べを進めていく。 一方で、駿也の恋人で保育士の原田尚美が、ふとしたことで自分が目をかけていた児童の笠原蓮から怨まれ、例の“こどもの呪い”をかけられてしまう。駿也はその呪いにより命を落とす3日後までに尚美を救うべく、彼女と二人で“こどもの呪い”を調べその核心に近付いていくが、そこに事件の黒幕である“こどもつかい”と7人のこどもの霊が姿を現した。

キャスト[編集]

制作[編集]

本作は、映画『ロスト・チルドレン』をヒントに制作された[4]。 また、こどもつかいのキャラクター性は『ハーメルンの笛吹き男』をテーマにしつつも[5]、大まかなキャラクター性は監督の清水本人の性格をもとに構築された[4]。清水は、こどもつかいのキャラクター性については演者の滝沢秀明にしか明かしていなかったものの、共演者の門脇麦にも見抜かれていたと、日本のウェブメディア「ホラー通信」とのインタビューの中で明らかにしている[4]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ キネマ旬報』2018年3月下旬 映画業界決算特別号 p.33
  2. ^ 滝沢秀明×清水崇「こどもつかい」、公開日が6月17日に決定”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年12月24日). 2016年12月24日閲覧。
  3. ^ 滝沢秀明が映画初主演、清水崇のホラー「こどもつかい」で“見た事も無い役どころ””. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年7月1日). 2016年10月10日閲覧。
  4. ^ a b c 映画『こどもつかい』清水崇監督インタビュー 「大人をおちょくる“こどもつかい”のキャラクターは僕自身まんまなんです」”. ホラー通信. 2021年8月29日閲覧。
  5. ^ 門脇麦×清水崇監督が語る、『こどもつかい』の新たな挑戦 門脇「恥ずかしさを払拭するのには時間がかかった」”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2017年6月17日). 2021年8月29日閲覧。

外部リンク[編集]