こうの史代
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| こうの 史代 | |
|---|---|
| 生誕 | 1968年9月28日(46歳) |
| 国籍 | 日本 |
| 活動期間 | 1995年 - |
| 代表作 | 『夕凪の街 桜の国』 『この世界の片隅に』 |
| 受賞 | 第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞 第9回手塚治虫文化賞新生賞 |
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こうの 史代(こうの ふみよ、1968年9月28日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。広島県広島市西区出身。女性。広島大学理学部中退、2001年放送大学教養学部卒業。
略歴[編集]
とだ勝之、谷川史子などのアシスタントを経て、1995年に『街角花だより』でデビュー。
2004年、代表作でもある『夕凪の街 桜の国』(双葉社)で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。同作は田中麗奈主演で映画化され、2007年7月に公開された。
トーンを極力使わない絵柄で、日常生活を主なテーマとした様々なタイプの作品を執筆している。活動範囲は児童書から青年誌まで広範囲に及び、イラストレーターとして書籍の挿絵を担当する他、同人誌での活動も行なっている。
座右の銘は「私は常に真の栄誉を隠し持つ人間を書きたいと思っている」(ジッド)[1]。
連載[編集]
- 街角花だより(1995年 - 1996年、アクション増刊 クレヨンしんちゃん特集号、双葉社 / 2002年 - 2003年、まんがタウンオリジナル、双葉社)
- 花屋を舞台にした短編連作集。1995年版はこうのの初連載作品。
- ぴっぴら帳(1997年 - 2004年、まんがタウン、双葉社)
- こっこさん(1999年 - 2001年、まんがタイムジャンボ、芳文社)
- 拾ったニワトリ「こっこさん」とやよいと家族の物語。
- 長い道(2001年 - 2004年、すてきな主婦たち、双葉社)
- 理由ありで結婚した2人のちょっと変わった物語。1話3、4ページの短編連作集。「こっこさん」に登場したのと同一と思われる人物が登場する。
- かっぱのねね子(2001年 - 2002年、おおきなポケット、福音館書店)
- さんさん録(2004年 - 2006年、漫画アクション、双葉社)
- 主人公は男やもめの参さん。亡き妻の遺したノートを見ながら主夫生活に取り組む。
- この世界の片隅に(2007年 - 2009年、漫画アクション、双葉社)
- 戦中の広島を舞台に、主人公・すずが軍都・呉へと嫁ぐ物語。
- 平凡倶楽部(2009年 - 2010年、ウェブ平凡、平凡社)
- エッセイ集。単行本には「わしズム」収録の掌編漫画(19、22、23、28、29号収録)も収録。
- ぼおるぺん古事記(2011年 - 2012年、ウェブ平凡、平凡社)
- 古事記上巻の原文をそのまま絵物語にしたコミカライズ。カラーページも含めて、全てボールペンで描かれている。
- あのとき、この本(こどものとも、福音館書店)
- 児童書を中心とした書評エッセイ。
- 日の鳥(週刊漫画ゴラク、日本文芸社)
単行本[編集]
- 『ぴっぴら帳(ノート)』1、完結編(2000-04年、双葉社)のち文庫
- 『夕凪の街 桜の国』(2004年、双葉社)のち文庫
- 『こっこさん』(2005年、宙出版)
- 『長い道』(2005年、双葉社)のち文庫
- 『さんさん録』全2巻(2006年、双葉社)のち文庫
- 『街角花だより』(2007年、双葉社)のち文庫
- 『この世界の片隅に』全3巻(2008年、双葉社)
- 『平凡倶楽部』(2010年、平凡社)
- 『ぼおるぺん古事記 天の巻・地の巻・海の巻』(2012-2013年、平凡社)
- 『あのとき、この本』(2014年、平凡社)
- 『日の鳥』(2014年、日本文芸社)
- 『荒神絵巻』(2014年、朝日新聞出版)宮部みゆきと共著。『荒神』連載中に描かれたオールカラーの挿し絵を収録。
挿し絵[編集]
新聞[編集]
絵本[編集]
児童文学書[編集]
- 天下無敵のお嬢さま!シリーズ(濱野京子作)
表紙画[編集]
- 吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日(森光子作)
- 春駒日記 吉原花魁の日々(森光子作)
アニメーション[編集]
注釈[編集]
外部リンク[編集]
- 平凡倶楽部(本人によるエッセイ)
