ぐんま昆虫の森
ぐんま昆虫の森(ぐんまこんちゅうのもり)は、群馬県桐生市新里町(旧新里村)にある県立文化施設である。
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[編集] 概要
2005年8月1日にオープン、約48haの土地(東京ドーム約14個分)に里山を復元。冨士山沼ゾーン・雑木林ゾーン・桑畑ゾーン・水田ゾーンの4つのゾーンを配し、出来るだけ自然環境に近い状態で多種にわたる昆虫を飼育している。ただし、水田ゾーンは非公開となっている。また、巨大なガラス張りの生態温室は建築家の安藤忠雄が手がけている。
また、昆虫観察館では自然観察プログラム・里山生活体験プログラム・館内体験プログラムが組まれたり、別館では図鑑や学会誌などが多く貯蔵されているフォローアップ学習コーナー、かやぶき民家がフィールド上にある。
[編集] 議論と批判
[編集] 西表島の自然の環境再現の是非
亜熱帯を体感できるエリアの代表として西表島の自然が再現されている。周辺にも自然が多くあるにも関わらず何故西表島の環境を再現する必要があるのかという議論がある。「周辺には見なれた自然が多くあるが、改めて見ようとする人はほとんどいない。そこで他の場所(西表島)の環境と比べた時に違いがあるということを実感して欲しい」と園長はメッセージを発信している。
[編集] 税金の無駄遣い
スケールの大きさに反比例して、入場者数は当初の計画に含まれていた目標を大きく下回り、年間約3億円の赤字が予想されている。事業者である県は「独立採算をしなければならない施設ではなく総合的な学習場であり、採算は度外視している」としている。
この施設の整備には73億円もの大金がかけられており、そのうち55億円は「地域総合整備事業債」という、いわゆる借金から賄われている。総務省が認めたプログラムに対して、自治体による起債ができるもので元金がほとんどと言ってよいほど必要ないため、財政事情が厳しい自治体でも申請することが可能である。 しかしながら、このような生きた昆虫を観察できる施設は他の先進国に比べ我が国には少なく、同施設の存在意義は大きい。採算を度外視して基礎科学の研究を行うことは、先進国の使命とも言える。