ウマノアシガタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(きんぽうげから転送)
| ウマノアシガタ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウマノアシガタの花(熊本市小山山・2007年4月)
|
|||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Ranunculus japonicus Thunb. | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ウマノアシガタ、キンポウゲ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Japanese Buttercup |
ウマノアシガタ(馬の足形、毛茛、Ranunculus japonicus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の野草。別名キンポウゲ(金鳳花、毛茛)はウマノアシガタの八重咲のものを指す。
目次 |
[編集] 特徴
日本では北海道~南西諸島まで、日本国外では朝鮮、中国、台湾に広く分布する多年草で、日当たりの良い山野に生える。草丈30-60cmで茎と葉裏には白い長毛がある。葉は根生葉が長い柄のある掌状に3-5裂した単葉で、茎の中程には柄の短い掌状の葉がつき、茎の上部には線状の小さな葉がつく。葉身は円心形で、長さ2.5-7cm。花期は春。花は直径1.5-2cm、花弁は5枚で広倒卵形、長さ10~12mm、色は黄色。その花弁に独特の光沢があることで知られている。花後には約5mmほどの小球状の果実(集合果)をつける。
和名の由来は根生葉を馬の蹄に見立てたものと言われるが、葉の形は実際には似ていないというのが、衆目の一致するところである[要出典]。個々の葉ではなくロゼットの形状を指すという見解や、「鳥の足形」が誤って「馬の足形」と伝わってしまった、という説がある。
キンポウゲ科に多い有毒植物のひとつであり、これを食べた牛が中毒を起こしたことがある。中国では「毛莨」と書き、古くから薬として用いられているが、もちろん素人が扱うのは危険である。
南西諸島では、種子島、屋久島、宇治群島、沖縄島(本部半島のみ)、瀬底島、伊江島と隔離分布している。
[編集] 保全状況
生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。
[編集] 参考文献
- 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
- 鹿児島県環境生活部環境保護課編 『鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物-鹿児島県レッドデータブック植物編-』 財団法人鹿児島県環境技術協会、2003年。
- 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧』 九州大学出版会、1997年。
[編集] 外部リンク
- oNLINE植物図鑑 - ウマノアシガタの写真
- 写真で見る家畜の有毒植物と中毒 - ウマノアシガタの有毒成分について解説