きのくにシーサイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
きのくにシーサイド
快速「きのくにシーサイド」
快速「きのくにシーサイド」
運行鉄道事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
列車種別 快速列車
運転区間 天王寺駅 - 白浜駅
経由線区 阪和線紀勢本線(きのくに線)
使用車両
(所属区所)
DE10形12系24系新和歌山車両センター
運転開始日 1994年4月29日
運転終了日 2007年8月26日
備考 廃止当時

きのくにシーサイド (Kinokuni Sea Side) は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が天王寺駅 - 白浜駅間を阪和線紀勢本線経由で運行していた臨時快速列車である。

目次

[編集] 概要

和歌山県南部の南紀熊野地域で1999年4月29日から9月19日にかけて行われた南紀熊野体験博にあわせて運転を開始した[1]。当初は同博覧会場のシャトル列車・動くパビリオン的な位置づけであったが、博覧会終了後は観光列車として夏期を中心に運行を行っていた。

[編集] 運行概況

廃止当時は天王寺駅 - 白浜駅間で1往復運転され、週末に運行されていた。

また、ミレニアムを記念した2000年および21世紀への初年である2001年1月1日にも運行されており、この場合それぞれ列車名にそれを示す列車名が与えられ、正月臨時輸送の一環で、前年12月31日に始発駅を発車する夜行列車扱いで運行された。

[編集] 停車駅

天王寺駅 - 鳳駅 - 和泉府中駅 - 日根野駅 - 和歌山駅 - 海南駅 - 箕島駅 - 湯浅駅 - 御坊駅 - 南部駅 - 紀伊田辺駅 - 白浜駅

  • 2006年7月運行時の停車駅

[編集] 使用車両・編成

廃止当時の編成図
きのくにシーサイド
← 白浜
天王寺 →
1 2 3 4
  • 全席禁煙
凡例
指=普通車座席指定席
展=展望車

12系24系を改造したジョイフルトレインを専用列車として使用し、編成は白浜寄りから、スハフ12 128 + オハ25 57 + オハ12 228 + オハフ13 27で、DE10 (1152) が牽引していた。車体塗装は、南紀をイメージした橙色・青色・灰色を組み合わせて白色の帯が加えられており、客車のみならず機関車についても同様に塗装されていた。

4両編成のうち、座席車の3両はクルージングキャビンと称し、座席は381系の更新工事で発生したグリーン車の座席を使用した4人ボックス席に統一されていた。全車普通車座席指定席とし、車内は客室内を全面禁煙として、4号車にのみ喫煙スペースが設けられていた。24系客車を改造した展望車(パノラマデッキ)も1両連結されており、種車の車体構造を利用して側天井部分にはガラスが設置された。山側には一段高い位置にテーブルや椅子が配置されており、海の眺望が見えるように考慮されていた。

[編集] 沿革

  • 1999年平成11年)
  • 2000年(平成12年)
    • 7月20日:和歌山駅 - 新宮駅間に運転区間を変更。
    • 12月31日:「きのくにシーサイド21」として天王寺駅 - 新宮駅間で運転される。
  • 2001年(平成13年)
  • 3月3日:運行区間が往路は天王寺駅 - 白浜駅、復路は白浜駅 - 和歌山駅に変更される[4]
  • 7月20日:往復とも天王寺駅発着で運行されるようになる。
  • 2007年(平成19年)
    • 7月21日 - 8月12日:「ありがとうきのくにシーサイド」として和歌山駅 - 白浜駅間で運転(途中、海南駅・紀伊田辺駅のみ停車)[5]
    • 8月25日8月26日:「さよならきのくにシーサイド」として串本駅 - 新宮駅間で運転され、この列車をもって「きのくにシーサイド」の運転が終了[5]

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ a b 平成11年【春】の臨時列車の運転についてインターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年1月14日
  2. ^ 「展望列車が白浜へも JRのきのくにシーサイド」朝日新聞 1999年12月5日
  3. ^ 平成11年度【冬】の臨時列車の運転について(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年10月15日
  4. ^ 平成13年度【春】の臨時列車の運転について(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2001年1月17日
  5. ^ a b 「涼しく引退記念運行 快速きのくにシーサイド号/和歌山」朝日新聞 2007年8月5日

[編集] 参考文献

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス