かりがね祭り

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かりがね祭り(かりがねまつり)は、静岡県富士市で毎年10月の第1土曜日に開催される祭りである。火のついた松明(たいまつ)を投げ入れる「投げ松明」が有名。

目次

[編集] テーマ

命捨て 世と人のため 神となる

[編集] 概要

富士市主催の祭りとして、富士川沿いに位置する雁堤(かりがねづつみ)で開催される。

今でも日本三大急流の1つとして有名な富士川であるが、江戸時代まで氾濫を繰り返す暴れ川で、そのたびに多くの人と畑などを失った。その富士川に巨大な堤防である「雁堤」を構築した古郡親子三代の偉業と、堤防構築の安全を祈るために人柱となった僧への感謝の心を忘れないとともに、築堤や氾濫での犠牲者を弔おうという、地元の人々の思いがあふれたお祭り。

祭りを彩る「投げ松明」は、和太鼓の演奏の中、高さの違う3本の「蜂の巣」と呼ばれるカゴに低い方から順番に火のついた松明を振り回して勢いをつけた後に投じるという壮大なもの。松明が見事カゴの中へ入ると和太鼓も力強い演奏になり、祭り会場は大歓声に包まれ、盛り上がりが最高潮に達すると言える。蜂の巣は燃え上がり、一斉に地面に落ちる迫力にも会場は大歓声に包まれる。

最後の3本目に火がともると華麗な花火が何発も打ちあがり、町内ごとに育てた雁堤のコスモスを照らす(花火打ち上げ予定時間を過ぎて蜂の巣に火がともらない場合は、花火の打ち上げが先に始まる。最近の例は2007年)。

投げ松明の投げ手には誰でも参加できるが、安全面を配慮してか2005年より、ヘルメット着用必須となった(無料貸し出し)。

他の祭り同様多くの露店が出店しているが、地元のPTAなどが運営をしているため、商品が適正な価格で販売されている(ペットボトルジュース150円、ポップコーン50円、焼きそば250円など)。

ただ、広いとは言い切れない周辺道路に加え、年々来場者数が増加していることもあり、会場周辺の道路及び会場内の混雑が、徐々にではあるものの顕著になりつつある。

[編集] 蜂の巣

蜂の巣は例年、3本設置することが通例になっている(強風などにより運営が困難とみなした場合は、地面へ倒し着火することで処分される。最近の例は2006年)。蜂の巣の高さは投げ入れられる順番で10M、16M、18Mとなっている。なお、10Mの蜂の巣は子供用となっている。

[編集] 歴史

依然より雁堤のある地域に位置する岩松地区の、富士市立岩松小学校の校内イベントとして開催されていたが(趣旨は同じものの内容はまったく違うもの)、構築300年を記念して、昭和62年より富士市主催の祭りとして現在のスタイルになった比較的新しい祭り。今では富士市の4大祭り(毘沙門天大祭富士まつり吉原祇園祭甲子祭)を追い越すほどの大きな祭りとなっている。

[編集] 関連項目

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