かかあ天下
かかあ天下(嬶天下)(かかあでんか)とは、妻が家庭の実権を握っている家庭のこと。「からっ風」と並んで、上州名物と言われる(上州=群馬県の事例については群馬県#歴史を参照)。
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[編集] かかあ天下の一例
家庭内の事は妻が全ての決定権を持ち、夫は妻に従わなければならない。
なお、本来は「夫が出かけている間の家を(からっ風などから)守る強い妻」や「うちのかかあは(働き者で)天下一」の意味ではあるが、一般的には上記の一例で使われることがほとんどである。
[編集] 古代説話に見られるかかあ天下
考古学では、上毛野君形名(かみつけのきみ かたな)の妻が、かかあ天下との関連で引きあいに出される。東北蝦夷に追い詰められ、弱腰になっている形名に対し、酒を飲ませ、叱咤激励すると共に自分達は弓を持ち、弦を鳴らすことで、相手に大軍が来たと錯覚させる機知を行い、手助けをした。古墳時代における抜歯の風習からも、女性が家長と成りえたのは、5世紀までと考えられており、女性の立場が強いのはその名残とも考えられる。
[編集] 現状
日本では、夫婦間での決まりごとは各家庭の裁量に任せられていた事情もあり、亭主関白とかかあ天下とを明確に区分することはできない。従ってその割合を調べた結果などが存在するはずもなく、日本では夫婦のどちらが権力を握っているかということを客観的に判断することはできない。
ただ、サラリーマン川柳などでかかあ天下がネタにされることが多いために、日本国内では漠然とかかあ天下の夫婦が多いと考えられている。その一方で、海外では、日本の夫婦は男性に権力が集中しており男尊女卑であると見なされている。この齟齬が生じた原因は明らかではない。日本における女性の就労者の割合の低さや、昔の日本女性の評判、専業主婦の多さ、また日本女性による誤情報の流布などの影響を受けたものと考える人もいる。いずれにせよ明確な統計などはない。
