御茶ノ水駅

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御茶ノ水駅
右側はJRの駅、左側(地下)は東京メトロの駅。(2005年4月15日)
右側はJRの駅、左側(地下)は東京メトロの駅。
2005年4月15日
おちゃのみず - Ochanomizu
所在地 東京都千代田区文京区
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
東京地下鉄(東京メトロ・駅詳細

御茶ノ水駅(おちゃのみずえき)は、東京都千代田区文京区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)のである。

神田川(外堀)南側(千代田区側)にJR東日本の駅が、北側(文京区側)に東京メトロの駅がある。そのため、所在地はJR東日本が千代田区神田駿河台二丁目、東京メトロが文京区湯島一丁目である。

目次

[編集] 乗り入れ路線

JR東日本の各線(後述)、東京メトロの丸ノ内線が乗り入れ、接続駅となっている。丸ノ内線の駅には「M 20」の駅番号が付与されている。

JR東日本の駅は、当駅の所属線である中央本線と、当駅を終点とする総武本線(支線)との分岐駅となっている。中央本線は当駅以西(新宿駅方面)が急行線(快速線)と緩行線との複々線区間となっており、急行線には東京駅発着の中央線快速電車が、緩行線には総武本線(錦糸町駅方面)と直通運転を行っている中央・総武線各駅停車が乗り入れる。ただし早朝・深夜帯は、東京駅発着で中央緩行線に乗り入れる各駅停車も運行される。

またJR東日本の駅は、特定都区市内制度における「東京都区内」、類似の制度である「東京山手線内」に属している。

[編集] 駅構造

[編集] JR東日本

JR 御茶ノ水駅
御茶ノ水橋口(2007年7月6日)
御茶ノ水橋口(2007年7月6日)
おちゃのみず - Ochanomizu
東京都千代田区神田駿河台二丁目6-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 チヤ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
101,617人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1904年明治37年)12月31日
乗入路線 2 路線
所属路線 中央線(快速)
(正式には中央本線
キロ程 1.3km(神田起点)
東京から2.6km
神田 (1.3km)
(4.0km) 四ツ谷
所属路線 中央・総武線(各駅停車)*
キロ程 5.2km(錦糸町起点)
千葉から38.7km
秋葉原 (0.9km)
(0.8km) 水道橋
乗換 新御茶ノ水駅東京地下鉄千代田線
備考 みどりの窓口
山区 東京山手線内東京都区内
* 正式な路線名称
- 秋葉原方は総武本線支線
- 水道橋方は中央本線
JR中央・総武線各駅停車の列車(2005年1月)。列車の左側に総武線の0キロポストが見える。
JR御茶ノ水駅 聖橋口(2012年5月)

島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。

外側2線を中央線快速が、内側2線を中央・総武線各駅停車がそれぞれ使用する方向別複々線である。並走する三鷹 - 御茶ノ水間のうち同方向であれば、階段を使わずに乗り換えが可能な唯一の駅である。尼崎駅などとは違って基本的には相互乗り換えを考慮したダイヤ構成ではなく、一方の列車が当駅に到着する寸前にもう一方の列車が発車し、その結果、乗り換え客がホームで次の列車まで待つこともある。ただし、駅員の配慮によって発車時刻が重なる列車ではもう一方の列車の到着を待って連絡させることもある。

当駅を境に中央線と総武線の各駅停車の列車が相互直通運転を行う。ただし、早朝と深夜は両線で分離して運転を行う。総武線は当駅で折り返すが、中央線は当駅の水道橋方で快速電車が走る急行線と緩行線との間を転線して東京駅発着で運転され、この際には快速に使われるE233系が使用される。総武線の上り列車は2番線に到着し、そのまま中央緩行線下り本線に引き上げ、その後3番線に入線して総武線下り列車となる[1]。この時間帯には、千葉方面から新宿・三鷹方面、その逆の三鷹方面から錦糸町・千葉方面へ行く場合は、どちらも当駅での乗り換えが必要となる。

御茶ノ水橋と聖橋の間にホームがあり、それぞれの橋の南側に出口がある。なお、駅本屋は御茶ノ水橋側にある。高台の擁壁と神田川の間に駅があるため、ホームの幅が非常に狭い。東京方面側では急行線は下り、緩行線は上っていく珍しい構造となっている。

トイレは御茶ノ水橋口と聖橋口の両改札口内にあるが、ともに多機能トイレはない。

JR御茶ノ水駅プラットホーム[2]
ホーム 路線 行先 備考
1 中央線(快速) 新宿立川八王子高尾青梅方面  
2 中央・総武線(各駅停車) 水道橋飯田橋市ヶ谷三鷹方面 早朝・深夜は1番線
3 中央・総武線(各駅停車) 秋葉原錦糸町船橋千葉方面  
4 中央線(快速) 神田東京方面  
  • 1番線と4番線には主に快速電車が使用するが、中央線と総武線の各駅停車が相互直通運転をしない時間帯(早朝・深夜)には各駅停車も着発する。そのため、駅名標の両隣の駅は神田水道橋(快速の「四ッ谷」も併記)になっているほか、発車標も「中央線(快速)」ではなく単に「中央線」となっている。
  • 2番線と3番線の間に総武本線の0キロポストが設置されている。
  • 4番線に進入する列車は、配線の関係上ホーム直前で大きく揺れる。
  • 聖橋口より東側に平日の朝のみ機能している出口専用の臨時改札口がある。
  • 2番線の発車メロディは、当駅のみで使用されているものである。
  • 1995年頃からATOSが導入されるまで、3・4番線で当駅のみで使用される塩塚博作曲の接近メロディを使用していた。
  • E233系の車内に設置されているLCDによる乗り換え案内では、「中央線各駅停車」「総武線各駅停車」と別個に表示される。

[編集] 駅改良工事

JR発足直後に、老朽化した駅舎を建て替えるために、新駅舎のデザインを募集するなどの大規模なプロジェクトが行われた際、ニコライ堂を模したデザインが選ばれた。しかし、ホームが擁壁と神田川に挟まれていること、駅舎がホームより高い位置にありかなり狭隘な場所にあることなど、不利な条件がいくつもあるためか、その後計画は立ち消えとなってしまった。

このような構造上・立地上の問題からバリアフリー対応が十分に行われず、車椅子用のリフトはあるが、エレベーターエスカレーターは設置されていない。周辺に大学病院などの大規模な病院が数多くあり、外来で通院する高齢者などから苦情が寄せられているため、2002年に周辺の8病院が連名でJR東日本にバリアフリー対応の要請を行い、また、2006年12月下旬からエレベーターとエスカレーターの設置を求める署名運動が行われたが、技術的に困難として一向に進展しなかった。

2010年3月26日、当駅で2010年度末からバリアフリー整備を行うことがJR東日本より発表された。その内容は、線路上空に人工地盤を設置し、改札内に自由通路を新設し、御茶ノ水橋口駅舎および聖橋口の駅前広場機能の整備を行う。また、聖橋口駅舎を移設してエレベーターやエスカレーターなどを設置することによりバリアフリー整備を行う。

今回の計画は、同駅が狭隘な位置に立地していることから非常に難易度の高い大規模な工事になり、それに伴い列車の運行を変更する可能性もあるという。2010年度内に概略設計や関係者との調整を行い、同年度末の工事着手を目指して検討が進められる[3]

[編集] 東京メトロ

東京メトロ 御茶ノ水駅
JR口(2005年6月12日)
JR口(2005年6月12日)
おちゃのみず - Ochanomizu
M 19 淡路町 (0.8km)
(0.8km) 本郷三丁目 M 21
所在地 東京都文京区湯島一丁目5-8
駅番号 M 20
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線 M 丸ノ内線
キロ程 6.4km(池袋起点)
電報略号 チヤ
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
52,137人/日
-2010年-
開業年月日 1954年昭和29年)1月20日

相対式ホーム2面2線を有する地下駅

1番線銀座方に池袋方面線路への片渡り線が1本ある。定期ダイヤでの当駅発着列車は2010年現在設定されていないが、池袋 - 御茶ノ水間が開業した時から東京延伸まで引き上げ線として使われた後、淡路町まで延伸開業した際(当時は単線運転)に池袋方面行の電車が渡り線を使用し転線していた名残りである。

かつては定期券うりばがJR口改札前にあったが、1993年11月に東京駅へ移転となり、代替措置として継続定期券発売機が設置された(現在は新規定期券も購入可能)。

JRの駅とは違い、両改札口にエレベーターが設置されている。なお、1番線ホームへの改札口にあるエレベーターは、東京医科歯科大学に直接入ることができる。

2007年6月にホームドアが設置されたが、車両とホームの隙間を調整する工事のため、2008年3月22日まで稼動を一時休止して、翌23日に再開された。

JR口改札前は道路下だが、地形の都合上神田川のに面して窓が設置されている。このため、帝都高速度交通営団(営団地下鉄)時代に発行されていた広報誌『メトロニュース』で「当駅は実は地上駅です」と紹介されたことがある。

かつては千代田線新御茶ノ水駅との連絡業務を行っていたが、都営地下鉄新宿線小川町駅が開業し、新御茶ノ水駅と淡路町駅が直接つながったことで、新御茶ノ水駅と当駅との連絡を解消した。

東京メトロ御茶ノ水駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 M 丸ノ内線 銀座新宿荻窪方面
2 M 丸ノ内線 後楽園池袋方面

[編集] 利用状況

  • JR東日本 - 2010年度の乗車人員は1日平均101,617人で、同社の駅の中では第33位。
  • 東京メトロ - 2010年度の乗降人員は1日平均52,137人である。

近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度 JR東日本 東京メトロ 出典
1992年 140,597 31,238 [4]
1993年 138,595 30,427 [5]
1994年 133,762 29,926 [6]
1995年 130,672 28,601 [7]
1996年 127,863 27,644 [8]
1997年 123,631 26,951 [9]
1998年 120,323 26,312 [10]
1999年 [1] 118,211 25,967 [11]
2000年 [2] 116,955 25,759 [12]
2001年 [3] 116,215 25,622 [13]
2002年 [4] 114,721 25,285 [14]
2003年 [5] 111,870 24,962 [15]
2004年 [6] 109,175 25,068 [16]
2005年 [7] 106,964 25,233 [17]
2006年 [8] 105,954 25,674 [18]
2007年 [9] 107,205 26,705 [19]
2008年 [10] 104,632 26,110 [20]
2009年 [11] 103,011 25,989 [21]
2010年 101,617 [12]

[編集] 駅周辺

JR線の北を神田川が流れる。東京メトロ丸ノ内線の駅は神田川の北側にあり、御茶ノ水橋でつながる。聖橋は東、御茶ノ水橋は西に架かる。駅周辺は明治日本順天堂東京医科歯科の各大学などがあり、『日本のカルチエ・ラタン』とも呼ばれる学生街として知られている。また、楽器店やスポーツ用品店、歴史ある有名病院も数多い。

なお、お茶の水女子大学の最寄り駅は当駅ではなく茗荷谷駅護国寺駅である。前身の東京女子高等師範学校湯島聖堂および現在の東京医科歯科大学の敷地内にあったためである。

[編集] 北側

[編集] 南側

[編集] バス路線

駅西口の「御茶ノ水駅前」停留所に都営バスの路線が乗り入れている。

千代田区福祉タクシー風ぐるま」(日立自動車交通が運行)の停留所が「お茶の水橋」付近にある。

[編集] 歴史

駅名の元となった地名の由来については御茶ノ水を参照。

[編集] 隣の駅

東日本旅客鉄道
中央線
通勤特快(上りのみ)・中央特快・青梅特快・通勤快速(下りのみ)・快速
神田駅 - 御茶ノ水駅 - 四ツ谷駅
各駅停車(早朝・深夜のみ)
神田駅 - 御茶ノ水駅 - 水道橋駅
1908年から1912年までは昌平橋駅が、同年から1943年までは万世橋駅が現在の神田駅 - 当駅間に設置されていた。
中央・総武線(各駅停車)
秋葉原駅 - 御茶ノ水駅 - 水道橋駅
東京地下鉄
M 丸ノ内線
淡路町駅 (M 19) - 御茶ノ水駅 (M 20) - 本郷三丁目駅 (M 21)

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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