お焦げ

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お焦げ(おこげ)は、食品を調理した際に火や熱で茶色や黒色に変化した部分、あるいはそうなった食品自体のことである。ただし多くの場合には炊飯する際にできるものを指す。

目次

[編集] 炊飯の際のお焦げ

かつてかまどで炊飯していた頃には、での火力の調節は難しく、鍋底にご飯が焦げ付くこともままあった。完全に炭化するまで焦げた場合、ご飯全体に臭いが付くこともあるため好ましくないが、鍋底がやや褐色になった程度のわずかに焦げた状態のものは、香ばしく味わいがある[1]

21世紀現在の日本では自動炊飯器が普及しているが、火力調節が容易なこともあって、お焦げが出ることは少ない。しかしあえてお焦げを作るため土鍋などを使って炊飯する場合もあり、IH式のものなどでお焦げを作る機能を備えた炊飯器もある。

[編集] 鍋巴

中華料理、特に四川料理には鍋巴(グオパー、あるいは「中華おこげ」)という料理がある。本来は鍋から掻き取ったお焦げをそのまま使っていた料理で、現代では米飯を乾燥させたものを使用している。揚げた鍋巴にニンジン白菜ピーマンなどの野菜や、海老豚肉などの入ったあんをかけ、溶けて柔らかくなる前のサクサクとした歯ごたえと香ばしさを味わいつつ賞味する。とりわけあんをかける瞬間がこの料理の醍醐味であり、派手な音と立ち上る香りをアピールする為、料理店では客の目の前の卓上でパフォーマンスとして見せるのが定番である。

鍋巴を乾燥させる方法は食材として市販されているものは天日で長時間乾燥させたものだが、家庭において米飯を薄く平らに広げたものをフライパンや電子レンジなどで乾燥させることでも代用できる。

中国においての時代、南京の寺院においてを作る当番だった小坊主が居眠りをしていて焦がしたことがきっかけになったとされている[2]

[編集] 脚注

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  1. ^ 木曽田学 (2010年5月7日). “大正の味 蒸しかまどでお焦げご飯…岡山” (日本語). 読売新聞. 2010年12月20日閲覧。
  2. ^ “[アーカイブURL 食道をゆく 第49回 鍋巴]” (日本語). 上海観光情報. 上海ヴォイス (2010年10月29日). アーカイブ日付(archiveurl 指定時必須)時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月10日閲覧。

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