お旅まつり

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曳山八基引き揃え
お旅まつり

お旅まつり(おたびまつり)とは石川県小松市で毎年5月中旬に4日間に渡り行なわれる菟橋(うはし)神社(お諏訪さん)と本折日吉神社(山王さん)の春季祭礼曳山子供歌舞伎で有名。

目次

[編集] 概要

全国に残る子供歌舞伎の中で、全国8ヶ所(不定期は除く)に伝承されている曳山子供歌舞伎の一つで、昭和26年(1951年)より毎年担当町2町の曳山の上で地元の子供たちが歌舞伎を演じる。古くは全町が行なっていた。京都祇園祭を見た江戸時代初期の加賀藩主、前田利常が始めたと言われる。関連行事として期間中全国子供歌舞伎フェスティバルin小松が行われる。

平成13年(2001年)7月には、「お旅まつりの曳山行事」として石川県無形民俗文化財に指定された。また現存する八基の曳山は、昭和40年(1965年)11月に小松市指定文化財に指定されている。

歌舞伎の舞台となる曳山が作られたのは、明和3年(1766年)とも安永5年(1776年)ともいわれ、それぞれ文献が残っているが裏付けがなくはっきりわかっていない。現在の曳山は寛永年間以降に作られたもので今でも改修されながら使われており、中には200年以上の歴史を持つ曳山もある。曳山は町ごとに出されそれぞれ個性があるが、いずれも石川県特産の金箔で装飾され、他の地方の同様の山車より壮麗なのが特徴となっている。 曳山は氏子の手で市中を引き回される。引き回されるとき、歌舞伎で使われる拍子木と「よーいや八寸」の掛け声で音頭が取られる。町家の並ぶ小松市の旧市街を曳山が行く様子は見ごたえがある。  

平成2年(1990年)より祭りの後半、町の広場に全ての曳山が一斉に集まり豪華さを競う、曳山八基引き揃えが行われる。このときに子供役者のお練行列なども行われ、多くの観光客で賑わう。

[編集] 子供歌舞伎と曳山を有する町

寛政年間には十数基あったが寛政の終わりには8基に減り、文化10年(1813年)には10基に増えたが、昭和5年(1930年)と昭和7年(1932年)の大火で、それぞれ1基の曳山を焼失し現在8基である。

  • 西町(にしちょう)
寛政2年(1790年)建造。
  • 龍助町(りゅうすけちょう)
寛政年間頃の建造といわれる。
  • 京町(きょうまち)
寛政4年(1792年)建造。
  • 中町(なかまち)
寛政10年(1798年)頃の建造といわれる。
  • 寺町(てらまち)
寛政10年(1798年)頃の建造といわれる。
  • 八日市町(ようかいちまち)
寛政年間頃の建造といわれる。
  • 大文字町(だいもんじちょう)
寛政年間頃の建造といわれる。
  • 材木町(ざいもくちょう)
文化10年(1813年)建造。

焼失のため廃絶した曳山

  • 松任町(まっとうまち)
安永6年(1777年)建造。昭和5年(1930年)の大火にて焼失。
  • 東町(ひがしちょう)
文化4年(1807年)建造。昭和7年(1932年)の大火にて焼失。

[編集] 参考文献

  • 小松の曳山(著者 宮腰重雄、大西勉 編集・発行者 宮誠而)昭和58年4月1日発行
  • お旅まつりパンフレット(曳山8基曳揃え実行委員会発行)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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