おやしお (潜水艦・初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
おやしお
JS Oyashio (SS-511).jpg
艦歴
建造者 川崎重工業 神戸工場
運用者 Flag of Japan.svg海上自衛隊
計画 昭和31年度計画
発注 1956年
起工 1957年12月25日
進水 1959年5月25日
就役 1960年6月30日
除籍 1976年9月30日
除籍後 1977年3月、古沢鋼材で解体
主要諸元
艦種 通常動力型潜水艦
艦級 同型艦は無し
排水量 基準 1,150t
満載 1,424t
全長 78.8m
全幅 7.0m
吃水 4.66m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
川崎/MAN V8V22/30mMALディーゼルエンジン × 2基
富士電機 SG-1発電機 × 1基
東芝 SM-1電動機 × 1基
湯浅 SCA-45蓄電池 × 480個
スクリュープロペラ×2軸
機関出力 水上 2,700PS
水中 5,900PS
速力 水上 19kt
水中 13kt
潜航限界深度 150m程度
乗員 65名
兵装 55式533mm魚雷発射管 × 4門
レーダー US-SS-2水上
ソナー 試製56式B探信儀1型
試製56式B聴音機1型
探索装置・
その他装置
56式1型10m潜望鏡
56式2型10m潜望鏡
電子戦
対抗手段
AN/BLR-1 ESM
その他 米軍式シュノーケル
自動懸垂装置
テンプレートを表示

おやしお英語: JDS Oyashio, SS-511) は、海上自衛隊通常動力型潜水艦。戦後初の国産潜水艦で、同型艦はない。

錨及びスクリュー
幸田町郷土資料館(愛知県幸田町

艦歴[編集]

「おやしお」は、昭和31年度計画潜水艦8001号艦として、川崎重工神戸工場で1957年12月25日に起工し、1959年5月25日進水、1960年6月30日に竣工した後、呉地方隊に編入された。

艦型は伊二〇一型潜水艦を参考にしているが、船体構造は内肋骨式の伊二〇一とは異なり、船底部のみを単殻式としたサドル・タンク式の半複殻型であり、耐圧船体にはSM52高張力鋼が使用され溶接により建造された。動力はディーゼル・エレクトリック方式、戦後の国産潜水艦で唯一の木甲板である。

1962年8月1日、呉地方隊隷下に第1潜水隊が新編され、編入された。

1963年3月31日、第1潜水隊が自衛艦隊隷下に編成替え。同年6月から初のハワイ派遣訓練に参加し、アメリカ海軍潜水艦基地で6週間の訓練に従事する。

1965年2月1日、自衛艦隊隷下に第1潜水隊群が新編され、「くろしお」と共に第1潜水隊群第2潜水隊に編入。

1975年3月31日、第1潜水隊群直轄艦となる。 同年6月19日安芸灘で濃霧のため貨物船呉周丸(1,573トン)と接触事故を起こす。

1976年9月30日に除籍された。

関連項目[編集]


参考文献[編集]

  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)