おひかえあそばせ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ドラマ |
|
関連項目
|
おひかえあそばせは、日本テレビ系列で1971年に放送されたホームコメディドラマ。石立鉄男&ユニオン映画シリーズの第一弾であり、同シリーズの4作目『雑居時代』はこの作品のリメイクである。
目次 |
[編集] 概要
定年を控えた池西猪太郎は、狭い団地に娘5人と一緒に暮らしていたが、退職の日に、「フランスに移住するため、一軒家を格安で売りたい」というバイオリニスト・小早川を紹介され、さっそく退職金で購入することに。ただ、この売買には、小早川の子供である薫の部屋だけはそのままにして欲しい、という条件があった。
猪太郎は薫を女性だと思い込みその条件を呑むが、いざ引っ越してみると、薫というのは実は若い男性で、身だしなみを気にしないむさ苦しい風貌の社会派カメラマンだった。これを知り娘たちは一斉に反発する。しかも、一家を切り盛りしている次女の梅子は、大の男嫌いだった。四女の菊枝も偶然に街で薫と喧嘩した因縁があり、家の中は早くも険悪な状態。さらに三女のすみれは柔道の有段者で薫の姿を見るたびに投げ飛ばす。泣き虫の五女・あやめや生意気盛りの末っ子・つぼみを加えた5人娘を薫は「女アパッチ」と呼び、お互い反目しつつ暮らすことになる。その上、結婚した長女のさくらまでしょっちゅう家に戻ってきて、一家はますます混乱するのだった。
[編集] 放映データ
- 放映期間:1971年4月7日~1971年9月22日
- 放映時間:毎週水曜日 20:00-20:56
- 放映回数:全13話
- 放送形態:16ミリフィルムカラー放送(撮影は35ミリフィルム、放送時16ミリフィルム)
[編集] キャスト
- 小早川薫/石立鉄男
- 新進気鋭の社会派カメラマン。父親の孝(演:十朱久雄)が勝手に家を売り払ったため、自分の家に居候している。池西家の姉妹とは対立しつつも、交流を深めていく。自由人の父親とはお互いの生活に干渉しない主義。29歳。
- 池西猪太郎/大坂志郎
- フランスへ移住する薫の父親から、退職金で家を購入する。同居する薫を女性だと思い込んでいた。駐車場の整理員として再就職し6人の娘の幸せを願う良き父親。放送当時、大坂は父親役として人気があり、本作もクレジットはトップ。オープニングの映像でも中心に描かれていた。
- 桜井さくら/富士真奈美
- 池西家の長女。結婚して家を出ているが、頻繁に実家に寄りつく。ケチでヒステリーの気があり、妹たちからうるさがられている。妹たちからは「おっきいねえちゃん」と呼ばれる。
- 池西梅子/宮本信子
- 次女。宝石デザイナー。愛煙家。しっかり者で妹たちからは「キャップ」と呼ばれ慕われている。男アレルギーで、薫とは喧嘩ばかりしている。
- 池西すみれ/嘉手納清美
- 三女。OL(受付嬢)でおっとりしているが、柔道は有段者。薫をいつも投げ飛ばし、稽古でも大下を圧倒する程の実力の持ち主。男勝りな性格で、妹たちからは「デカねえちゃん」と呼ばれる。
- 池西菊枝/岡田可愛
- 四女。出版社勤務で「週刊太陽」の新人記者。男友達をアッシー扱いでこき使う現代っ子。妹たちからは「ちっちゃいねえちゃん」と呼ばれる。次女・梅子と同じく勝気なところがあり、薫と喧嘩ばかりしている。
- 池西あやめ/鳥居恵子
- 五女。演劇部に所属する女子大生で、同級生との交遊がストーリーの発端となることも。繊細な心の持ち主で、「ベソ」と呼ばれる泣き虫。
- 池西つぼみ/津山登志子
- 末っ子の六女。生意気盛りのおませな中学生。五女あやめと同じ部屋で、泣き虫の姉の良き相談相手。薫の最初の味方となる。愛称は「チビ」。
- 桜井/山崎唯
- さくらの夫。車のセールスマン。軽薄かつ浮気性でさくらの怒りをかって家を追い出されたり、尻に挽かれているが、結構夫婦仲はいい。
- 大下/山本紀彦
- 第3回から出演。すみれが間違って隣駅で降りて見つけた柔道場で知り合う。すみれにぞっこんで、薫ともあることから知りあって池西家に出入りするようになる。
[編集] スタッフ
- 企画:小坂敬(日本テレビ)
- プロデューサー:増井正武(ユニオン映画)、吉川斌(日本テレビ)
- 脚本:松木ひろし、津田幸夫
- 音楽:大野雄二
- 撮影:西山誠
- 照明:嶋田宣代士
- 美術:河村寅次郎
- 編集:祖田富美夫
- 録音:森武憲
- 色彩計測:黒須健雄
- 助監督:丸山豊(ユニオン映画)
- 記録:中尾寿美子
- タイトル:土屋昭雄、豊島弘尚
- 美術:東和美術
- 装飾:高津映画装飾
- アフレコ・ダビング・ネガ録音(リレコーディング):映広音響
- 衣装:東京衣装
- 現像所:東洋現像所(現.IMAGICA)
- 制作担当:山本剛正(ユニオン映画)
- 衣装協力:イトキングループ
- 洋カツラ協力:フランソワ
- 監督(演出):千野皓司、梅谷茂
- 制作:ユニオン映画
[編集] サブタイトル
| 話数 | 放送日 (1971年) |
サブタイトル | 監督 | 脚本 | ゲスト |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4月7日 | 勢揃い花の六人衆 | 千野皓司 | 松木ひろし | 十朱久雄、ジャイアント吉田 |
| 2 | 4月14日 | わが家の番外地 | 八代英太、石井富子、桂小かん | ||
| 3 | 4月28日 | 居候仁義 | 杉山元、真山譲次 | ||
| 4 | 5月26日 | オレは好奇心の強い男 | 杉山元 | ||
| 5 | 6月16日 | 蛇の道はヘビ | 梅谷茂 | 横山道代、新倉博 | |
| 6 | 6月30日 | 匂うばかりに | 柴田侊彦 | ||
| 7 | 7月21日 | 男でありたい | 浅茅しのぶ、石井富子 | ||
| 8 | 7月28日 | ビールス野郎の大逆襲 | 津田幸夫 | 工藤堅太郎 | |
| 9 | 8月4日 | カラスとスズメ | 千野皓司 | 松木ひろし | 津村秀祐、貝塚みさ子 |
| 10 | 8月18日 | 結婚してもらいます | 津田幸夫 | 高見エミリー、十朱久雄 | |
| 11 | 9月8日 | 燃えて来た男 | 松木ひろし | 川地民夫 | |
| 12 | 9月15日 | エビとカニ | 津田幸夫 | 塩島昭彦、青木信子 | |
| 13 | 9月22日 | 南の空へさようなら | 松木ひろし | 藤木孝 |
| 日本テレビ系 水曜20時台 (1971年4月7日 - 1971年9月22日) |
||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
うちのおとうさん
|
おひかえあそばせ
|
|
|
|||||||||||||||||
[編集] 映像ソフト
2012年5月にデジタルリマスター版DVD-BOX発売