おてもやん (宝塚歌劇)

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おてもやん宝塚歌劇団の作品。

雪組 宝塚大劇場公演[編集]

形式名は「ミュージカル・コメディ[1]」。8場[2]

併演は『世界はひとつ[2]

1967年4月28日から5月31日まで公演があった[1]

ストーリー[編集]

百姓娘のおてもやんは11人の弟妹を養う働き者だが、幕末の不穏な空気は熊本にも影を落としていた[3]。佐幕派に追われる肥後動王党の新太郎を匿ったことから二人に恋が芽生えるのだが、身分の違いがおてもやんに恋を諦めさせるのだった[3]

スタッフ[編集]

主な出演者[編集]

雪組 新宿コマ劇場公演[編集]

公演期間は1968年5月3日から28日まで[4]

主なスタッフに大関弘政がいる[4]

併演は『ブロードウェイ狂想曲』(主なスタッフに小原弘稔[4]

雪組 宝塚・東京以外の公演[編集]

公演地は佐賀[5]、宮崎[5]、津久島[5]、本渡[5]、松本[5]、高知[5]

公演期間は1969年11月9日から11月22日まで[5]

主なスタッフに大関弘政がいる[5]

併演は『ラブ・ラブ・ラブ』(主なスタッフに鴨川清作[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 60年史別冊 1974, p. 51.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 60年史別冊 1974, p. 52.
  3. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 130.
  4. ^ a b c 90年史 2004, p. 280.
  5. ^ a b c d e f g h i 90年史 2004, p. 297.

参考文献[編集]

  • 編集発行人:橋本雅夫『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』宝塚歌劇団、1974年。 
  • 編集:森照実春馬誉貴子相井美由紀山本久美子『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年。ISBN 4-484-04601-6 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3