おおしお (潜水艦)

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JS Ōshio (SS-561).jpg
艦歴
建造者 新三菱重工業神戸造船所
運用者 Flag of Japan.svg海上自衛隊
計画 昭和36年度計画
発注 1961年
起工 1963年6月29日
進水 1964年4月30日
就役 1965年3月31日
その後 1982年3月、西部産業で解体
除籍 1981年8月20日
主要諸元
艦種 通常動力型潜水艦
艦級 同型艦は無し
排水量 基準 1,628t
満載 2,208t
全長 88.0m
全幅 8.3m
吃水 4.74m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
* 川崎/MAN V8V 24/30mMALディーゼルエンジン × 2基
* 富士電機 SG-3発電機 × 2基
* 富士電機 SM-3電動機 × 1基
* SCB-47W蓄電池 × 480個
* 3翔式スクリュープロペラ×2軸
機関出力 水上 2,900PS
水中 6,300PS
速力 水上 18kt
水中 14kt
燃料 293t
航続距離 巡航14ktで6,000海里
潜航限界深度 200m程度
乗員 80名
兵装
  • HU-601 533mm魚雷発射管 × 6門(艦首)
    * HU-201短魚雷発射管 × 2門(艦尾)
レーダー ZPS-2 対水上捜索用
ソナー
  • JQS-3 探信儀
    * JQO-3 聴音機
探索装置・
その他装置
13m1型潜望鏡
電子戦
対抗手段
ZLR-1B ESM
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おおしおローマ字JS Ōshio, SS-561)は、海上自衛隊が運用していた通常動力型潜水艦。同型艦はない。

概要[編集]

海上自衛隊では、従来、アメリカ海軍バラクーダ級に範を取った局地防衛用の小型潜水艦(SSK)の整備を進めており、昭和34年(1959年)度計画ではやしお型、昭和35年(1960年)度計画でなつしお型を建造していた。しかしSSKは性能面の制約が大きいことが明らかになり、アメリカ海軍もタング級のような大型潜水艦に方針変更していたことから、海上自衛隊でも、より大型で航洋性に優れた潜水艦(SSL)の建造を決定した。これに基づき、まず「くろしお」の代艦として、昭和36年(1961年)度計画で1隻のみ建造されたのが本艦である。

船型は、在来通りの水中航走重視型を採用しており、船体構造は最後部を除いて複殻とした部分単殻式であった。ただし耐圧殻にはNS46調質高張力鋼(耐力46kgf/mm² / 451MPa)を採用しており、これにより前級より潜行深度が増大している。主機関はディーゼル・エレクトリック方式、推進器は2軸と、在来艦と同様であった。

発令所が艦首魚雷発射管室直後にある為、前方に寄ったセイルが外見上の特徴だった。JQO-3(パッシブ・ソナー)は艦首魚雷発射管下、JQS-3 探信儀(スキャニング・ソナー)は発令所の下に設置されている。

同型艦[編集]

1艦のみ建造されたが、後に準同型艦のあさしお型潜水艦が建造された。

艦歴[編集]

「おおしお」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和36年度計画潜水艦8061号艦として、三菱重工業神戸造船所で1963年6月29日に起工され、1964年4月30日に進水、1965年3月31日に竣工した後、第1潜水隊群第2潜水隊に編入された。

1967年に艦内火災により内殻が一部溶損し、以後運用が制限されたという。退役し、1981年8月20日に除籍された。

1982年3月に解体。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 「写真特集 海上自衛隊潜水艦の歩み」、『世界の艦船』第767号、海人社、2012年10月、 21-37頁、 NAID 40019418426
  • 幸島博美「海上自衛隊潜水艦の技術的特徴 (特集 海上自衛隊の潜水艦)」、『世界の艦船』第767号、海人社、2012年10月、 78-87頁、 NAID 40019418456

関連項目[編集]