おおぐま座W型変光星

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おおぐま座W型変光星(W Ursae Majoris variable)は、食変光星の一種である。これらの恒星はスペクトル型F、G、Kの連星であり、外層を共有して接触連星となっており、接続部を通して質量やエネルギーが転移している。

おおぐま座W型変光星は現在、宇宙で最も普遍的に存在する変光星であり、約1%の恒星がこの種類である。

この分類は、A型とW型の2つのサブクラスに分類される。A型は太陽よりも熱い2つの恒星から構成され、スペクトル型はA型かF型、周期は0.4日から0.8日である。W型は冷たく、スペクトル型はG型かK型で周期は短く0.22日から0.4日である。表面温度の違いは、数百K以下である。1978年にB型という新しいサブクラスが導入された。B型は表面温度の差が大きい。2004年には、Sz. CsizmadiaとP. Klagyivikにより質量比が大きいH型が発見された[1]。H型は、質量比が0.72よりも大きく、角運動量も大きい。

この分類のプロトタイプ星は、おおぐま座W星である。

出典[編集]

  1. ^ Sz. Csizmadia and P. Klagyivik, Astronomy and Astrophysics, Vol. 426, pp. 1001-1005 (2004)