おおきく振りかぶっての登場人物

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おおきく振りかぶっての登場人物(おおきくふりかぶってのとうじょうじんぶつ)は、ひぐちアサ作の野球漫画おおきく振りかぶって』及び、それを原作としたテレビアニメ作品、ゲーム作品に登場する架空の人物の一覧である。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


目次

[編集] 西浦高校

西浦高校(にしうらこうこう)は主人公たちが通う埼玉県立の共学私服校。野球部は新設で部員は1年生のみ10名しかいないため、各選手は複数のポジションを担当している。過去に軟式野球部が存在しており、現硬式野球部と何かしら関連性があるようである。
若いチームでエラーが連鎖反応で起こったりするが、プレッシャーに負ける場面は少なく、強豪校にも臆することがない落ち着いた試合運びが出来るチームである。
「創部一年目」「一年生だけの10人のチーム」「監督は若い女性」と周囲に注目をされやすい要素が揃っており、勝ち進むに事によってスポーツ誌の取材を受けている。

[編集] 野球部員

三橋 廉(みはし れん)
代永翼
投手[1]一塁手。右投左打[1][2]背番号1。
1年9組[1]。5月17日生まれ、AB型[1]。身長165cm→166.5cm・体重52kg[1]。家族構成は父・母[1]
主人公。弱気で卑屈だがマウンドだけは誰にも譲りたくない独占欲を持つ。自分をダメな投手だと思いながらも投げ続ける執着ぶりは阿部や叶から「投手にとって長所」と評され、沖に「投球中毒」と言わしめる。その一方で「投げ続けること」を求めてるため勝負を避ける敬遠策に躊躇することはなく、配球に関しても主張することはない。特に配球に関しては指摘されるまでは阿部のサインに首を振ることはなかった。
中学時代はその独占欲と経営者の孫であることから「ヒイキ」でエースをやっていると思われ、叶以外のチームメイトから嫌われていた。チームメイトから援護されることなく3年間試合に出れば負け続け、途中から瑠里の観戦を拒否して母に至っては一度も呼ばなかった。
人見知りが激しく、自己主張や友人を作ることは苦手。他人を嫌わない反面嫌われる事を非常に怖れ、チームメイト相手の会話でも吃ることが多い。他方で単純で後先を考えない面も有り、田島とはウマが合う。野球、特に投球に関しては頑固で、マウンド独占欲と表裏一体の度胸を見せることもある。瑠里によれば幼少時はよく泣くがよく笑う子だった。少しでも他人から親切を受けるとその人は「いい人」に位置づけられる。
三星戦を期に本当のエースになる決意をしたが、当初は阿部のリードがなければ全くアウトを取れないと思っていた。しかし、美丞大狭山戦における阿部の負傷退場を契機にエースとしての自覚が芽生え始めた。
阿部に対しては信頼と尊敬している反面恐れてもいる。しかし、阿部に苦労をかけっぱなしではいけないとは思っており、バッテリーとして対等な関係になろうと考えるようになった。
球速は遅いが、直球とは異なる球筋の”まっすぐ”と、4つの変化球(全て自称だが、スライダーシュートカーブ ・残りは不明)の計5つを、“9分割”したストライクゾーンへ投げられる尋常ならざる制球力を持つ。そのコントロールは頭抜けた野球センスを持つ田島をして「努力のタマモノ。真似できない」と言わしめた。阿部によれば「精密機械と呼ばれた北別府学ですらストライクゾーンは4分割」とのこと。
投球指導を受けていないが故に身に付いた”まっすぐ”は一見普通の直球だが、綺麗なバックスピンのかかっていない不規則な回転で、打者の予想より落ちてこず浮いているように感じる癖球。初見の打者には大きな武器となるが、元々の球速が遅いため球筋に慣れられると簡単に打たれる。阿部は”まっすぐ”を活かすための配球を基本としている。
高校入学時の最高球速は101km/hだったが、その球速の遅さと9分割の制球力の正体は全力投球していないからだと百枝に指摘され、その場で投球指導を受けた時は大暴投ながら111km/hを記録。それ以降は体幹を鍛え、10km/h弱の緩急差がある普通の”まっすぐ”と全力の”まっすぐ”を投げ分けるようになるが、全力投球は内外に投げ分けるのが限界である。それでも阿部曰く「高校球児としては立派な制球」とのこと。
本格的に野球を始めたのは中学からで投手一筋だったため投球以外の技術は総じて低く、打撃は常に下位打順で百枝は戦力として計算していない。しかしファウルで粘った結果四球や内野安打で出塁するなど出塁率自体は悪くない。中学時代は常に完投し続けていたので持久力はあり、1500m走は部内で田島に次いで速い。また体が柔らかい為怪我が少なく、転倒や接触プレーにも強い。
西浦には野球を諦めるつもりで入学したが、中学卒業時の叶の説得もあってひと目見るだけのつもりでグラウンドに向かい、百枝に強制入部させられている。なお、西浦が不合格だった場合は三星の高等部に内部進学するよう言われていた為、必死に勉強をしたという。学業成績は芳しくないが、部内で勉強会を開く等の結果、赤点は回避できている。
両親は駆け落ち婚で小2まではアパート山岸荘(通称ギシギシ荘)で暮らしていた。実家は裕福なようで現在の自宅も広いが、公立の西浦か三星への内部進学の2択を迫られたためか、本人は裕福だと思っていない。
が苦手で阿部達の手を借りて克服しようとした事もある。ゴキブリは平気[3]
中学まで群馬県内にいたためか、群馬名産の焼きまんじゅうが大好物で、父親が購入してきたお土産用の焼きまんじゅうに敏感に反応している。
阿部 隆也(あべ たかや)
声:中村悠一
捕手[1]。右投右打[1]。背番号2。
1年7組[1]。12月11日生まれ、O型[1]。170cm→172cm・55kg→62.1kg[1]。家族構成は父・母・弟[1]。得意な科目は数学。
副主将。観察眼に優れ、データを基にしたリードをし全配球、打たれた球種、アウトにした球種を記憶する頭脳派捕手。グラウンド外でもゲームプランを考え、試合中は相手チームの隙や弱点を徹底的に突く狡猾な面を多々見せる。その姿勢は百枝に「高1男子の発想か?」と思わせる事もある。花井から同じクラスで相談が楽と言う理由で副主将に指名された。
中学時代は戸田北というリトルシニアチームに所属して2年時にはレギュラーとして関東ベスト16に入ったが、当時バッテリーを組んでいた榛名元希と信頼関係を築けず投手不信に陥る。自分のリードに対して首を振られる事を嫌い、三橋と出会った時にも首を振る投手は大嫌いだと発言。しかし、美丞大狭山戦で自身が怪我で退場後、配球で悩む三橋を見て三橋が考えることを妨げていたと反省し、美丞大狭山戦後に謝罪した。
三橋の”まっすぐ”の正体と制球力にいち早く気付き理想のエースと評価したが、当初は制球が良く自己主張しない投手という程度の意味で自分の言う通りに投げればいいと思っていた。しかし、三星戦前に百枝に諭され三橋の努力に気付いてその才能と努力を生かしてやりたいと考えるようになり、三星戦後に捕手として3年間つくすことを決意し、バッテリーとして良い関係を築くべく三橋とのコミュニケーションに励むようになった。しかし、三橋の不明瞭な言動に苛立ち、怒鳴って余計に話をこじれさせてしまう事も多い。三橋との関係に問題があることは自覚している。
三橋は現在公式戦で戦力になるチーム唯一の投手のため、彼の体調管理にもかなり気を遣っている。柔軟から球数・体重管理・日常生活に至るまで世話を焼いたり、無茶な行動に肝を冷やしたりと、気苦労が絶えない。三橋は口うるさい阿部を「自分を大事にしてくれている」と喜んでいるが、周囲は細かい阿部に閉口している。
「阿部が受けてくれればいい投手でいられる」と三橋が初めて阿部に対して自らを肯定する言葉を発した際に3年間怪我せず三橋の球を受け続けると約束したが、美丞大狭山戦で膝を捻挫し負傷退場する。この怪我が三橋の精神的自立を促すきっかけになった。また、自身が怪我をしたことで榛名に対する認識も変わり、武蔵野第一の敗退後、三橋と一緒に榛名(と秋丸)に会いに行き、そこで和解した。
性格は短気(怒りっぽく投手絡みの事には感情的になりがち)だが、普段は表情言動ともに冷静で寡黙。気が立っているときは父親譲りの大声になる。涙もろい面もあり、三橋に感謝の言葉を貰った際は試合中にもかかわらず泣きそうになった。
打撃は百枝に打率で言えば4番も有りと評価されている。しかし三橋をリードする上、他に捕手経験者がおらず投手陣を丸抱えしているため、負担を軽減する意味で下位を打つことが多い。本人曰く流し打ちは不得意。
捕手としては桐青の河合曰く「性格が悪く捕手向き」で、肩も「1年にしては良い方」。相手チーム全打者に対する配球も簡単に記憶している。しかし、捕手としては体重が軽いため、桐青戦では相手のスライディングに吹っ飛ばされ、次のプレーでは三橋は阿部が怪我をするのではないかと一瞬バックホームをためらってしまった。
野球に関しては情報通でシニア出身ながらボーイズリーグ出身(連載開始当初は田島の出身チーム 荒川シー・ブリームスはシニアという設定であり、後にボーイズに変更になっている)の田島を知っていたり、相手校の控え捕手まで記憶している等、野球部員を覚えるのは得意。トータルでの選手力は百枝評価で田島、花井に次ぐNo.3。
交友はあまり積極的ではないようで、マネージャーの篠岡と同じ中学出身であることを他の部員に指摘されるまで忘れていたり、高校入学してからは西浦の友人ともシニア時代の友人ともに連絡を取り合っていないような描写が見られる(また、篠岡から思いを寄せられていることも全く気づいていない)。
チームは違うもののシニア出身で同じ中学の栄口を誘い、春休み中から一緒に高校に来てグラウンド整備をしていた。マウンドも阿部が土を盛った物。
初期設定では名前が「伸之介」だったが、実在の選手との混同を避けるために「隆也」に変更された。初期設定はその選手が高校の公式戦に出場するよりも更に数年前の事であり、偶然の出来事であった[3]
田島 悠一郎(たじま ゆういちろう)
声:下野紘
三塁手[1]、一塁手、捕手。右投左打[1]。背番号5。
1年9組[1]。10月16日生まれ、B型[1]。164cm・53kg[1]。家族構成は曾祖父・曾祖母・祖父・祖母・父・母・兄・義姉・姉・姉・兄[1]。犬・猫・ハムスターを飼っている。
百枝に「素材の次元が違う」阿部が「有名校に特待生で入学できる」と評するほどの野球センスを持つチーム随一の実力者。中学時代は名門ボーイズ[4]「荒川シー・ブリームス」の4番だった。対戦校にも「こいつは別格」「ウチに来て欲しかった」「(才能が)宝石のよう」と言わしめるほど強豪校にもその名を広く知られている。しかし本人はその才能を自慢したり、ひけらかすことはせずプレーできる喜びを原動力としている。
打順は主に4番。小柄で筋力が足りないため本塁打は打つパワーはないが、抜群の動体視力バットコントロールで打率を稼ぎ、チャンスにも強い。バントも巧くセーフティバントを決めた際には俊足を見せている。夏の大会の安打打点OPSのチーム三冠王である。守備も肩が強く、ライナーを捕れないと見るやグラブを当てて遊撃手が捕りやすいよう軌道修正するなど器用。
美丞大狭山戦で急造捕手を務めて以降、阿部に続く控え捕手となっている。その卓越したセンスから阿部よりフィールディングが優秀で送球は早いが、捕手経験は無く練習試合で組んでいた沖と花井の経験が浅い事などから配球もまともに考えた事が無く、阿部に代わり初めて実戦で三橋とバッテリーを組んだ際には、打撃に悪影響が出るほど苦労していた。
マウンドに立った場面はないが、三橋が「田島が本気で投手を目指したら自分はかなわない」と語ったように、投手としての技術も高い模様である。このように全てのポジションをこなせるオールラウンダーだが、本人は打撃に集中できる野手が一番好きとの事。
相手投手のチームメイトも気付いてない細かい癖を見抜き、ランナーコーチとしてモーションを盗んだ盗塁の指示を出したり、守備シフトにいち早く気づくなど、プレー以外での貢献度も高い。
野球以外のスポーツも万能で、体力測定の記録は校内ランキング総合1位と身体能力も高い。
学業成績は良くないが、野球に関することは周囲も驚くほどの頭の回転、記憶力、集中力を発揮する。しかし打撃に集中するあまりサインの確認を忘れることもある。
性格は明るく単純で、突拍子もない言動で周囲を驚かせる事もしばしばあり、下ネタも躊躇無しに話す。阿部が苦労している三橋とのコミュニケーションもすんなりと交わし、一言二言、ときには三橋の「あ」「う」の言葉にならない声だけで会話しており阿部にとっては理解しがたい様子である。総じて三橋と仲が良く、弟を見守るようにフォローする一面も。自身がチームの鍵を握る存在である事実は自覚しており、基本的に監督やチームメイトには不安や落ち込みを見せない。しかし、自分を別格扱いしていない三橋に対しては、ポロリと本音をこぼすことが多い。また、三橋の阿部への依存とその危うさに気付いており、時折苦言を呈したりもする。
5人兄弟の末っ子で、家は4世代からなる大家族。強豪校からもスカウトされたが、過去に倒れたことのある曽祖父のために近所の西浦に進学(曽祖父は現在も健在)。三橋同様入学するためにかなり勉強したという。
「ゲンミツ」(厳密)という言葉をたまに使っているが、武蔵野第一観戦時の阿部とのやり取りで意味を間違えて覚えてしまい、主に「絶対」「しっかりと」の意味で使っている。
花井 梓(はない あずさ)
声:谷山紀章
右翼手中堅手、投手、捕手。右投右打[1]。背番号9。
1年7組[1]。4月28日生まれ、A型[1]。181cm・67kg→69kg[1]。家族構成は祖母・父・母・妹2人[1]。酢の物がダメ。得意な科目は英語。
主将。打順は主に5番。チーム一の長身で百枝からは田島に次ぐNo.2の素材として評価されている。
中学時代も主将を務め、西浦進学後も満場一致で主将に選ばれており面倒見が良くしっかりしているが、褒められても素直に喜べない面も有る。入学当初は野球部にこだわりはなく、「監督が女」という理由で入部をやめようとしていた。しかし百枝の実力を目の当たりにし、三橋との3打席勝負を経て入部した[5]
打撃は選球眼が良く、中学野球部ではプルヒッタータイプの「右の強打者」として主に4番を打っていたが、高校入学後はセンター返しを心がけている。西浦で唯一長打力があるものの、思慮深く繊細な性格から勝負弱さを見せることがある。田島に対して三星戦では打席で張り合ったりしたが、その後は田島の実力を認めて力量差を感じながらも精進している。その長打力を活かして犠牲フライで打点を稼ぐ機会が多い。百枝はより効果的な成長を目論み、田島へのライバル意識を煽るようなプレッシャーをかけ続けている。守備では外野手を担当。強肩を生かした守備でチームへの貢献度は高い。夏合宿からは阿部の故障から第3捕手として捕手の練習も始めた。
沖と共に控え投手でもあるが沖より経験は浅く、公式戦での登板経験は無いとのこと。
阿部ほどではないが三橋の不確かな言動にはイライラしており「阿部がキレていなければ俺がキレていた」と心の中で思う場面がある。
自身の女っぽい名前を気にしており、人前では母親にも「梓」ではなく「花井」と呼ばせている。
栄口 勇人(さかえぐち ゆうと)
声:鈴木千尋
二塁手[6]。右投右打[6]。背番号4。
1年1組[6]。6月8日生まれ、O型[6]。169cm・54kg[6]。家族構成は父・姉・弟[6]。母親は他界。魚卵が苦手。
副主将。シニア出身。打順は主に2番。堅実な犠牲バントで繋ぎ役として百枝の信頼も厚い。花井から副主将に指名された際には内野の中心になることを頼まれた。
温厚で人当たりが良く気配りを忘れない。三橋とコミュニケーションを取る事は田島の方が上手いが、バッテリー間の意思疎通の手助けという面では三橋と阿部、両者の立場を考慮して仲裁に入る。
心配症でデリケートな面があり、緊張すると神経性の下痢を起こす事もある。
阿部と同じ中学出身で、シニアで面識はあったがチームもクラスも3年間別だったため、高校入試当日に初めてまともに会話をした。春休み中は阿部に誘われて一緒にグラウンド整備などをしていた。
モデルは元近鉄バファローズ、現オリックスバファローズコーチの水口栄二。数少ないモデルが明確に提示されているキャラクターである。
母親の他界後、野球に対する意欲を失っていたが中学三年生時西浦を見学に行った際、百枝のエネルギッシュな姿を見て再びやる気を起こした。
三橋の従姉妹である瑠里を見て「可愛い」と試合中にときめいていたりする。
水谷 文貴(みずたに ふみき)
声:角研一郎
左翼手、二塁手、三塁手[6]。右投右打[6]。背番号7。
1年7組[6]。1月4日生まれ。、B型[6]。172cm・57kg[6]。家族構成は父・母・姉[6]。ブロッコリーが食べられない。
打順は常時下位だがさらに下位の三橋が頼りないので期待される場面が目立つ。
中学時代は二塁手と外野手を兼任[7]
気性は緩やかで弱気な発言をする事もあり、気の抜けたリアクションが目立つ。三橋の不明瞭な主張を拾って皆に呼びかけたり、桐青戦後半で三橋の変調を心配したり、篠岡を気遣ったりする等、よく気が付く面もある。美丞大狭山戦後の目標設定のときの泉とのやりとりで、篠岡に好意を抱いている模様。
巣山 尚治(すやま しょうじ)
声:保村真
遊撃手[8]、三塁手[8]。右投右打[8]。背番号6。
1年1組[8]。4月6日生まれ、A型[8]。175cm・64kg[8]。家族構成は祖母・父・母・兄・弟[8]。果物全般が苦手。
守備は堅実で、打撃も常にクリーンナップを担当する打力を持つ。また身長、体重とも花井に次ぐ体格の持ち主である。
試合でも動揺している水谷や栄口を落ち着かせ、対戦校の選手を分析したりと冷静だが、「ま○゛いプロテイン」の前では普段の冷静さから考えられないほどひどく動揺して周囲を驚かせた。
作者によると作中には反映されていないが西浦一のおしゃれとのこと[9]
夏合宿でのエロ談義で、「カノジョができたとしたらどーいうことしたい?」と聞かれて、「手をつなぐ」と答えた純粋な面を持つ。その時、周りからは「かわいー」とリアクションされた。
沖 一利(おき かずとし)
声:佐藤雄大
一塁手[8]、右翼手、投手。左投左打[8]。背番号3。
1年3組[8]。7月20日生まれ、A型[8]。172cm・60kg[8]。家族構成は祖父・祖母・父・母・姉[8]
打順は主に6,7番。西浦唯一のサウスポー。中2までは投手もやっていたが、中3時は一塁手に専念。
気が弱く控えめで自分では投手は性格的に向いていないと思っているが、人数的に余裕のない部のために花井と共に控え投手になることを引き受けた。百枝は少し本格的にピッチングをやらせようと思っている。
三橋に共感しつつもピンチでも断固として投げ続けようとするその姿勢を「投球中毒」と評し、その後ろを守るのはやる気が出ると尊敬の念を抱いている。
三橋同様に阿部の大声が苦手で、阿部の言動に対し三橋が挙動不審になる理由の1つだと気付き阿部に忠告した。三橋の心情を察する事が出来る故か、大らかな性格の持ち主でもある。
余談であるが、アニメ版では第一話より登場しているが、原作第一話では同場面においてその姿は映っておらずに第二話より突然登場している。
泉 孝介(いずみ こうすけ)
声:福山潤
中堅手、三塁手、右翼手。右投両打[10]。背番号8。
1年9組[10]。11月29日生まれ、O型[10]。168cm・55kg[10]。家族構成は父・母・兄[10]。兄は20歳。
打順は主に1番。俊足巧打のスイッチヒッターで打率も高く勝負強いポイントゲッターの一人。田島と同様、長打力がないため打球方向は両打席とも流し打ちが多い。夏の大会では田島に次ぐ安打数を記録した。桐青戦では勝利に繋がるダイビングキャッチで失点を防いだ。
三橋、田島、浜田と同じクラスで三橋と田島の御目付け役、特に田島のストッパー役になることが多い。
比較的冷静な性格でチームメイトに心中でツッコミを入れる場面も目立つ。周りとの会話にまごつく三橋にフォローを入れる事が多いが、栄口や田島と違い、発言そのものは三橋の自主性に任せている。
美丞大狭山戦やその後のチームの目標決めの際、自分がまんまと乗せられた相手側の策略に気付いて対処し尚且つ自分よりはるかに大きな目標を明言した田島との差を悔しく思い、意識している様子がある。
浜田とは同小同中で中学野球部では先輩・後輩の関係だったが、同学年となった今では他の同級生と同じように接している。浜田の故障した右肘の話題になっても容赦ない態度だったが、本心では野球部に入部してほしかった模様。
小学2年の秋まで三橋も同じ小学校に通っていたが、浜田に言われて初めて知った様子(浜田曰く「泉は同じクラスになってない」)。
西広 辰太郎(にしひろ しんたろう)
声:木村良平
左翼手[11]。右投右打[10]。背番号10。
1年3組[10]。2月10日生まれ、O型[10]。170cm・60kg[10]。家族構成は祖父・祖母・父・母・妹[10]。妹とはかなり歳が離れている。
チーム唯一の野球初心者。公式戦では基本的にベンチに控えて伝令や三塁コーチャーを務め、機転を利かせてチームの緊張をといたことも有る。中学時代は陸上部(中距離走)で運動神経は良い[9]
夏の大会五回戦の美丞大狭山戦では打球がサードの頭を越える事をいち早く見切り、その成長ぶりにチームメイトの目を見張らせた。その後同試合内で負傷退場した阿部に代わって公式戦初出場。しかし突然の実践から緊張のためバントを失敗するなど2打席で2三振に終わり、控えに甘んじている事に内心どこかで安心していた自分に気付く。
学業面での成績は優秀であり勉強会では花井から「西広先生」と呼ばれ、チームメイト、特に三橋と田島に勉強を教えていた。花井が「何でも教えてくれる」と言っていた事から特に苦手な科目も無い模様。
作者曰く、三橋の母と基本は同じ顔[9]
篠岡 千代(しのおか ちよ)
声:福圓美里
マネージャー。右投右打[10]。遊撃手[10]
1年7組[10]。3月25日生まれ、AB型[10]。154cm・42kg[10]。家族構成は祖母・父・母・妹[10]
中学時代はソフトボール部で遊撃手だったが、高校野球に憧れてマネージャーになった。愛称は「しのーか」「しのちよ」など。
優しく気配り上手で、誰に対しても明るく屈託なく接する。
制服を見ただけで学校名が分かったり、各大会の試合データを自分から進んで調べたりと情報通。情報収集は迅速かつ正確で、監督の百枝には『仕事早いなァ』と、部員たちからは『しのーかはスゲえなあ』と言わせるほどである。対戦校の詳細なデータを纏めるのに睡眠時間を削ったりと、野球にかける情熱は選手達に劣らない。部員のことも下の名前、誕生日、住所に至るまで把握している。
中学は阿部、栄口と同じだが卒業後に祖母の介護のため母親の実家に引越し、高校では電車通学をしている。男子部員たちは恋愛対象に入っていないわけではないようだが、とてもそんな雰囲気になれないと友人に語っている。だが実際は阿部に片思いをしており、部内を変な雰囲気にしないために自分の気持ちを隠している。しかし、阿部の(あくまで普段どおりの)三橋に対する過保護やぶっきらぼうな物言いに当惑し涙目になったりしている。好きになった過程は不明。
第1話の時点でマネージャーになろうとグラウンドに行ったが、百枝の甘夏つぶしとケツバットに怯んで入部を諦めた。しかし、その後一晩考え通して「手で搾ったほうが美味しいんだよね。だって生だもん」とワケわからなくなると同時に怖くなくなり、翌日に入部した[12]
百枝まりあ(ももえ まりあ)
声:早水リサ
監督。左投左打[10]
4月18日生まれ、B型[10]。23歳。身長164cm。体重不明[10]。家族構成は祖母・父・母・弟[10]
あだ名は「モモカン(ももかんとく)」。西浦の卒業生で軟式野球部時代はマネージャー。高校卒業後は看護師の学校を出ている。教員免許は所持していない。
小学校時代から野球経験があり(中学時代はソフトボール)、高校時代もマネージャーながらノックを打ったり打撃投手を務めていたが、3年時は部員が本人と選手1人の計2人という状態だった。硬式の監督に就いた理由は明かされていないが、部員達を本気で甲子園に連れて行こうと野球部にアルバイトの給料や200万の貯金をつぎ込んでいる。本人曰く軟式時代は現在とずいぶん雰囲気が違うとの事。なお、学生時代や私生活を自ら語る場面はない。
甘夏を片手で握り潰せる握力の持ち主で、相手の頭部を握る「自力金剛輪」は部員へのお仕置きとしてしばしば繰り出される。容姿端麗で巨大なバストから野球を離れた観点からも他校の注目を集める。
ビルの窓拭きのアルバイトではモップに5kgの鉛を仕込むなど今も体を鍛えており、ノックはキャッチャーフライを垂直に上げ、投球速度は肩を作らなくとも球速120km/h以上を記録する。更には左スクリューすら投げることが出来る。ゲーム戦略は長打力が少ないチームのため、犠打や盗塁、進塁打を重要視するスモールボールを主体としている。このように野球の技術だけではなく、野球の知識や監督としての采配、統率力に秀でており、単純だが扱いが難しいと思われている田島すら意のままに動かせるほど。選手たちからの信頼も強く、選手達のやる気を引き出す力、指導力・統率力共に優れ、硬軟織り交ぜた言動には有無を言わさぬ説得力がある。
試合中のチャンスや部員の成長ぶりを感じたときなどに身震いする癖がある。
「アイちゃん」という犬を飼っており、散歩がてら部活に連れて来ることも。
作者曰く榛名と同じ顔[3]
志賀 剛司(しが つよし)
声:室園丈裕
野球部責任教師。
11月26日生まれ、A型[10]。180cm・79kg[10]。家族構成は妻・娘・息子[10]
あだ名は「シガポ」。百枝と2人で硬式野球部を立ち上げたが詳細は不明。担当教科は数学。おまけマンガ等で見られるが、普段は数学準備室という部屋に常駐しているよう。
自ら野球は詳しくないと言うが講習会などへ行って勉強しており、メンタルトレーニングや野球の科学的考察に造詣が深く、部員達にトレーニング理論を説く。篠岡と共に部員の心身のケアを担当している。本題に入るまでの前振りが長いため、部員たちからまどろっこしいと思われることも多い。

[編集] 応援団

初の公式戦を迎える西浦野球部のために、部員と縁があった浜田が中心となって私設応援団を結成した。正式な部活とは認められていないため、授業がある平日の試合に公欠をとって応援に向かうことは許されていない。初公式戦の時点では演奏担当を含めて5人だけだったが200人近くの生徒を集め、その後チアガールが加入するなど順調に活動を続けている。

浜田 良郎(はまだ よしろう)
声:私市淳
団長。
1年9組[13]。12月19日生まれ、B型[13]。183cm・70kg[13]。家族構成は父・母・弟[13]
泉の中学野球部時代の先輩で、三橋が山岸荘に住んでいた時の遊び仲間。当時グラブを持っていなかった三橋に自分には小さくなったものを譲り、野球の楽しさを教えた明るく行動派の性格。
三橋、田島、泉と同じクラスだが、出席日数不足で留年していて歳は1つ上。そのことは分かっても泉らは敬語は使っていないが、花井は敬語を使うようになった。留年の理由を「汚れた過去」と評されたが、本人は「馬鹿」を主張している。
肘の故障により野球を断念したが、自ら中心となって応援団を結成した。他の生徒と一緒に練習の手伝いをすることも有る。
裁縫が得意で横断幕や腕章も自身の手製である。
同級生によると父がリストラされ、彼以外の家族は父の本家がある九州へ行き、1人暮らしでバイトをして学費を稼いでいる。
梅原 圭介(うめはら けいすけ)
声:疋田高志
リーダー員。
2年9組[13]。10月3日生まれ、O型[13]。177cm・67kg[13]。家族構成は祖母・父・母・妹[13]
1年時は浜田、梶山と同じクラス。浜田の留年の理由を「汚れた過去」と評した。
梶山 力(かじやま りき)
声:阪口周平
リーダー員。
2年9組[13]。11月14日生まれ、A型[13]。180cm・67kg[13]。家族構成は父・母・兄[13]
1年時は浜田、梅原と同じクラス。眼鏡をかけて顎髭をたくわえている。
友井 紋乃(ともい あやの)
声:矢作紗友里
チアリーダー。
1年7組[14]。2月4日生まれ、A型[14]。154cm・46kg[14]。家族構成は、祖母・父・母・姉[14]
篠岡の友人で、ダンスサークル「COPERNICUS」所属。踊りたいという理由で小川と共にチアガールを志望し、四回戦から応援に加わった。
パーマがかった色の薄い髪をしている。得意なダンスは、ヒップホップジャズ[14]
小川 美亜(おがわ みあ)
声:佐藤朱
チアリーダー。
1年7組[14]。7月19日生まれ、B型[14]。167cm・体重不明[14]。家族構成は、父・母・兄[14]
友井と同じく篠岡の友人で、「COPERNICUS」所属。四回戦から応援に加わった。
長めの黒髪を後ろで纏めている。得意なダンスは、ヒップホップとブレーキン[14]
深見 智花(ふかみ ちか)
声:高本めぐみ
吹奏隊員。大太鼓担当。
2年3組[14]。6月24日生まれ、O型[14]。152cm・45kg[14]。家族構成は、父・母・姉・弟[14]
公式戦初戦から応援に参加している。専門の楽器はピアノサックス[14]
松田 佳之(まつだ よしゆき)
声:細谷佳正
吹奏隊員。トランペット担当。
2年4組[14]。11月21日生まれ、A型[14]。170cm・57kg[14]。家族構成は、祖母・父・母・兄[14]
公式戦初戦から応援に参加しており、眼鏡をかけている。専門の楽器はピアノとトランペット[14]
野々宮 祥子(ののみや しょうこ)
吹奏隊員。トランペット担当。
1年5組[14]。5月19日生まれ、O型[14]。160cm・51kg[14]。家族構成は、祖父・父・母[14]
四回戦から応援に加わった。黒髪のポニーテールで眼鏡をかけている。専門の楽器はユーフォニアムとトランペット[14]

[編集] 家族

三橋 尚江(みはし なおえ)
声:半場友恵
三橋廉の母。埼玉大学教育学部准教授(廉4歳当時)。夫とは駆け落ち婚。中学時代は離れて暮らしていたこともあってか、まだ子供が可愛い様子。桐青戦で初めて廉の試合を見た観戦初心者。西浦の卒業生。のんびりした性格で息子の三星時代の様子を知らず、ヒイキやいじめに関しては全く気づいていなかった模様。
朝が苦手で、息子の通学準備が終わったら二度寝している。
12月20日生まれ、A型[15]。身長160cm[15]
三橋 玲一(みはし れいいち)
声:三木眞一郎
三橋廉の父で、学校職員をしている。温和な性格である。
花井 きく江(はない きくえ)
声:橘U子
花井梓の母。保護者達の中心的存在でお酒もたしなみ、ハキハキとした明るい性格。息子の出場の有無にかかわらず毎年県大会の結果を調べてはトーナメント表に線を引いて楽しんでいる程の高校野球ファン。
本人が嫌がるという理由で、人前では息子のことを名字で呼んでいる。息子が小学生の頃から野球をしていたので観戦にも慣れている。
息子が高校に入ってから話す機会が増えた事を喜んでおり、野球部の父母会を正式に作って部活動に協力したいと百枝に申し出た。百枝には感謝していると共に彼女の高校時代に興味を持っている。
11月12日生まれ、A型[15]。153cm[15]
花井 飛鳥(はない あすか)、花井 遥(はない はるか)
飛鳥:矢作紗友里、遥:清水彩香
花井梓の妹。双子だが、どちらが姉か妹かは不明。
巣山 英子(すやま えいこ)
声:村井かずさ
巣山尚治の母。桐青戦で応援に来た際、息子が怒るからと客席から声をかけるのを躊躇していた。眼鏡をかけている。
5月12日生まれ、A型[15]。158cm[15]
水谷 きよえ(みずたに きよえ)
声:森夏姫
水谷文貴の母。高校生以上の子供がいるようには思えない程に若く可愛らしい顔立ちをしている。
11月28日生まれ、A型[15]。156cm[15]
泉恵子(いずみ けいこ)
声:木内レイコ
泉孝介の母。まつげの長いパッチリとした目が息子と瓜二つである。
8月13日生まれ、A型[15]。161cm[15]
沖 久美子(おき くみこ)
声:恒松あゆみ
沖一利の母。
2月1日生まれ、O型[16]。156cm[16]
田島 美輪子(たじま みわこ)
声:石塚理恵
田島悠一郎の母。42歳で彼を出産。日傘と手袋を用意して試合の応援に来ている。5人の子を産んだということで、他の母親達に感心された。
1月15日生まれ、AB型[16]。158cm[16]
阿部 美佐枝(あべ みさえ)
声:湯屋敦子
阿部隆也の母。桐青戦の時はシュンの試合と重なったためそちらを優先した。兄弟の試合日が重なるとシュンの応援に行く。花井の母同様観戦に慣れている。
6月29日生まれ、O型[17]。160cm[17]
阿部 隆(あべ たかし)
声:檀臣幸
阿部隆也の父。給排水設備会社社長をしており、着用している作業着には阿部メンテナンスと書かれている。からかい半分でよく息子と野球について言い合いをしている。隆也同様声が大きく、初対面で三橋は萎縮してしまった。
シュン(本名不明)
声:梶裕貴
阿部隆也の弟。小さいうちに兄弟同じチームは良くないという教育方針から兄と違うボーイズチームの川口イーグルスに所属しており、名門荒川シー・ブリームス元4番の田島を尊敬している。
西広 かずみ(にしひろ かずみ)
西広辰太郎の母。パートで働いており、観戦にはもう一歩踏み出せないでいる。
1月5日生まれ、O型[17]。156cm[17]
篠岡 悦子(しのおか えつこ)
篠岡千代の母。母親の介護をしている。
8月2日生まれ、B型[17]。154cm[17]

[編集] 桐青高校

桐青高校(とうせいこうこう)は主人公たちが高校に入学する前年度に夏の甲子園へ出場した強豪で、キリスト教系の私立中高一貫校。古くからの慣習により、下級生はレギュラーでも背番号が大きい。また、夏の大会で毎年レギュラーに1人は1年生を入れる。春季県大会で勝ち進んでBシードに入り、夏の県大会二回戦での西浦高校の対戦校。作中では2人以上マネージャーがいるのがわかる。彼女達の折った千羽鶴は河合から花井に手渡された。

河合 和己(かわい かずき)
声:花輪英司
捕手[13]。右投右打[13]。背番号2。
3年6組[13]。6月15日生まれ、B型[13]。180cm・78kg[13]。家族構成は祖父・祖母・父・母・弟・妹[13]
主将。名実ともに桐青の守備の要で投手を立てるリードをする。頬にえくぼがある。
西浦戦では5番で出場し、三橋の”まっすぐ”の特異さにいち早く勘付いた。
引退後は島崎達から「後輩をシゴくのは上の義務」と言われたものの、進学の選択肢を広げるために参考書を買い込み予備校に通っている。しかし現在も野球に対する情熱はくすぶり続けており、部に戻るとその思いが溢れてしまうのを憂い、あえて野球に距離を置いている。
西浦対美丞大狭山の試合に予備校をサボって観戦に訪れ、試合中に不穏な動きを見せている呂佳を不審に思い、試合後に美丞の捕手の倉田に対し忠告した。忠告を受けた倉田は「さすが桐青のキャプテンだよ」と感じていた。
高瀬 準太(たかせ じゅんた)
声:杉山紀彰
投手[13]。右投右打[13]。背番号10。
2年4組2月2日生まれ、O型[13]。177cm・69kg[13]。家族構成は父・母・弟[13]
桐青の2年生エース。西浦戦では7番で出場。
スリー・クォーター気味の打たせて取るタイプで球速は1試合通して130km/h台。変化球はシンカー、スライダー、フォークボール、シュートの4つ。
最大の決め球はシンカーで、鋭い変化は田島に高校野球のレベルを思い知らせた。フォークは右打者に対する決め球だがカウントを稼ぐ時にも投げ、スライダーは基本的に打ち取るかカウントを稼ぐ時に投げる。他にシュートも投げるが、本人曰く金属バット相手では問題にならないレベルで、投げるのは河合が打者の力をはかりかねて直球の代わりに保険として投げるだけ。実際に見た田島も打席に立たないと分からない程度の変化で直球とタイミングが変わらないと感じた。
背番号のシワの寄り方で田島に牽制球の癖を見破られ、西浦戦では走られ放題になった。
試合中は常にポーカーフェイスだが、緒戦ということもあって西浦戦では緊張して普段よりも態度が硬くエンジンのかかりも遅かった。表情豊かな三橋に思わず吹き出しそうになっている
島崎 慎吾(しまざき しんご)
声:日野聡
二塁手[13]。右投右打[13]。背番号4。
3年6組[13]。9月21日生まれ、A型[13]。176cm・70kg[13]。家族構成は父・母・兄[13]
西浦戦では3番で出場。阿部によると桐青で最もいやらしい打撃をする選手で、器用に左右へ打ち分ける。
西浦の試合前練習を見て河合に「手を抜く気はないがやりにくい」と言い、敏感に反応した下級生達を見た河合にたしなめられたが、「負ける気しないだろ?」と囁いた。
青木 毅彦(あおき たけひこ)
声:細井治
遊撃手[18]、三塁手。右投左打[18]。背番号14。
2年8組[18]。7月30日生まれ。O型[18]。178cm・67kg[18]。家族構成は祖母・父・母・姉[18]
西浦戦では4番で出場。あだ名は「タケ」。前年度の1年生レギュラーで8番三塁手として甲子園の土を踏んでおり、阿部の推測では桐青一の素材。
振り回すタイプの打者で打率は高くないが、三橋の球を軽々と場外へ飛ばす長打力を持つ。
真柴 迅(ましば じん)
声:山本泰輔
三塁手、遊撃手[18]。右投左打[18]。背番号17。
1年6組[18]。9月19日生まれ、AB型[18]。171cm・65kg[18]。家族構成は祖父・祖母・父・母・姉・兄[18]
今年度の1年生レギュラー。西浦戦では俊足を買われて1番に抜擢された。
最初は三橋をナメてかかるが1番としての仕事を果たせず、監督に雷を落とされたこともあり本気になる。百枝曰く「バントしてから一塁への走り方を知っている」。
仲沢 利央(なかざわ りおう)
声:宮野真守
捕手[16]。右投右打[16]。背番号18。
1年4組[16]。11月7日生まれ、O型[16]。186cm・68kg[16]。家族構成は父・母・兄[16]
西浦戦ではベンチ入りし、監督の指示をサインで伝えていた。
高瀬攻略に活躍していた田島に興味を示し、試合後に携帯のメールアドレスを交換した。
河合と高瀬とは中学部からの付き合い[3]で仲が良く、特に高瀬にはよくいじられている様子。
美丞大狭山高校野球部のコーチをしている兄の呂佳が自分ではなく榛名を美丞に誘い、榛名がそれを断ったのを根に持っているのか彼のことを快く思っておらず、春季県大会で武蔵野第一の試合を観戦した際には榛名の投球を少し見ただけで普通と言ったり、彼の全力投球を町田が捕れなかったのを見て美丞ならマシな捕手と組めたのにアホだ、と内心毒づいたりしていた。
自身は美丞大狭山に一般入試で入ろうとしたが、成績を理由に呂佳にやめさせられた。
父は日系ブラジル人、母はヨーロピアンと日本人のハーフで、人種的にはクオーター。名前の由来はブラジルのリオ・デ・ジャネイロ[3]
前川 俊彦(まえかわ としひこ)
声:林勇
右翼手。右投左打[18]。背番号9。
3年1組[18]。5月8日生まれ、B型[18]。169cm・71kg[18]。家族構成は祖母・父・母・兄[18]
西浦戦では9番で出場。あだ名は「前チン」。偶然ながら最初に三橋の”まっすぐ”を捉え、結果的に阿部を惑わせた。
松永 雅也(まつなが まさや)
声:新垣樽助
外野手。右投右打[18]。背番号7。
3年2組[18]。8月21日生まれ、O型[18]。168cm・63kg[18]。家族構成は祖父・祖母・父・母・兄[18]
西浦戦では2番、左翼手で出場。
本山 裕史(もとやま ゆうじ)
声:飯田浩志
一塁手。左投左打[18]。背番号3。
3年4組[18]。6月2日生まれ、A型[18]。180cm・72kg[18]。家族構成は父・母[18]
西浦戦では6番で出場。
山ノ井 圭輔(やまのい けいすけ)
声:伊丸岡篤
外野手。右投右打[18]。背番号8。
3年4組[18]。9月14日生まれ、O型[18]。172cm・64kg[18]。家族構成は祖父・祖母・父・母・姉・妹[18]
西浦戦では8番、中堅手で出場。

[編集] 崎玉高校

崎玉高校(さきたまこうこう)は西浦と同地区にある県立農業高校。夏の県大会三回戦での西浦高校の対戦校。部員10名で3年生は1人だけの下級生が中心のチーム。監督は野球素人で攻守共に粗さが目立つが、投手の力と「10割バッター」佐倉の勢いに乗り勝ち進んできた。なお、昨年の大会は部員不足で出場していない。

佐倉 大地(さくら だいち)
声:福原耕平
捕手[17]。右投右打[17]。背番号2。
1年6組[17]。10月9日生まれ、B型[17]。183cm・74kg[17]。家族構成は祖父・父・母・兄3人・妹[17]
西浦戦では5番で出場。初戦で決勝打を含む6打数6安打5打点、二回戦ではサヨナラ場外本塁打を含む4打数3安打。その打力は彼が打つことを前提としてその前に打率の高い者を並べた打順にも表れている。
生真面目で自分や周囲の言動ですぐに「自分の心は汚れている」と嘆く。周囲からは好かれており、打撃と共にチームの軸となっている。
西浦戦ではチームの精神的支柱となっていることを阿部に見抜かれ、崎玉全体の士気を削ぐ意図で徹底して敬遠され、最終打席だけは勝負してもらえたが凡退に終わり、もっと一生懸命野球をやる事を決意。
捕手としては強肩で、田島が盗塁を仕掛けるも無理と判断し送球中に帰塁するほどだが、打者がバントの構えをしていると油断して送球が遅れる。また、牽制が好きでアウトに出来ないようなタイミングでもバンバン投げるが、作中では1度もコントロールミスが無い。一方でリード能力はほぼ皆無で、バッテリーを組む市原には「自分の好みを全く覚えない」と頼りにされず、阿部には「役立たず」と評された。
強肩強打で体格にも恵まれており百枝から評価はかなり高いが、阿部には所詮才能だけでやっている選手と思われている。
小学生時には少年野球をしていたが捕手経験は無く、高校入学後に始めた。中学時代は野球部が無く、サッカー部に所属していた。
市原 豊(いちはら ゆたか)
声:小田久史
投手[17]。左投左打[17]。背番号1。
2年5組[17]。5月2日生まれ、O型[17]。171cm・62kg[17]。家族構成は祖父・父・母・弟[17]
西浦戦では9番で出場。あだ名は「イッチャン」。
右翼手からコンバートされ半年前から投手を始めたばかりで、フォームも固まっていない。変化の大きいスクリューボールを投げるが、腕を捻った投げ方で肘に負担がかかるため決め球以外に使うことは少ない。
投球の組み立ては自身が考えているが、自分の好みを全く覚えない大地に対し「捕手としてもっと頼れたら」と思っている。
勝利への意欲が強く、ミスに甘い小山のやり方に反感を持っていた。
小山 大樹(おやま ひろき)
声:藤原勝也
遊撃手[17]。右投右打[17]。背番号6。
3年1組[17]。7月18日生まれ、A型[17]。168cm・65kg[17]。家族構成は祖父・祖母・父・母・兄[17]
主将。西浦戦では4番で出場。崎玉唯一の3年生。あだ名は「タイさん」。
監督が野球素人のため、他の選手への指示は自身が考えてサインを出している実質的な指揮官。
かつて野球部員が何人も辞めていったことから、現在の部員に対して甘く接するようになってしまった。大会に出場できた事に対して、現存の部員に大きく感謝している。試合中に市原に真意を吐露された後は、西浦の打順変更の真意に気が付くなど思策が冴えるも時既に遅かったが、試合最後まで部員を鼓舞し続ける。
西浦との試合後、帰りの電車で西浦野球部と乗り合わせ、練習試合を申し込んだ。

[編集] 岩槻西高校

毎年60人超の部員が集う県立高校。春は1回戦、昨年夏は3回戦に進出。ここ10年で力をつけてきた学校である。 2回戦で崎玉高校と対戦し7対8で敗北した。

[編集] 港南高校

西浦高校と4回戦で戦い6対3で敗北した。

[編集] 美丞大狭山高校

美丞大狭山高校(びじょうだいさやまこうこう)は美丞大附属の私立男子高校。夏の県大会五回戦での西浦高校の対戦校。最近上昇株のチームの1つだが2年前に前監督が定年で退任し、後任が大学生の滝井ということで有力選手からは避けられている。 6回戦で日農大付属高校に敗れた。

滝井 朋也(たきい ともや)
声:伊藤健太郎
監督。桐青中学野球部OB、美丞大狭山高校野球部OBで美丞大在学中。20歳。
元々は桐青高校野球部に入る事を希望していたが、中学で肩を故障して断念。内部進学せず美丞大狭山に進んだが、そこで故障してもマネージャーとして貢献している部員の姿を見て自身もマネージャーとして入部。将来は教員免許を取得し、指導者として美丞に骨を埋めようと考えている。部員と年齢も近く明るく快活な性格である。
良い選手が入部してきてくれないのは若く実績もない自分が監督なのが原因だと考えており、五回戦を突破してベスト8に入ることを現実的な目標としている。
練習では選手と仲間のように接することもあるが、試合では気が抜けたプレーや発言に厳しく対応する。
仲沢 呂佳(なかざわ ろか)
声:浜田賢二
コーチ。桐青高校野球部OBで美丞大1年。20歳
河合たちの2つ上の代にあたり、桐青が夏の大会で初戦敗退した時のレギュラーで今もそれを夢に見てうなされることがある。
中学の同級生で、友人でもある滝井の誘いを受けてコーチに就任。
倉田を自分の言うとおりに動くという条件付きで正捕手に推薦したが、条件付きという事は他人には言っていない。
勝利のためであれば手段を選ばない面があり、前述の倉田が言う通りに動くとはラフプレーで相手選手を潰すという意味で、公式戦ではコーチはベンチ入りできないためスタンドから動く指示のサインを出していたような描写がある[19]
西浦戦では観戦に来て隣に座った事情を知らない河合が不審に思い、それをほのめかすような指摘をすると露骨に態度が変わり追い払おうとした。
名前の由来は両親が新婚旅行の際に気に入ったロカ岬から[3]
和田 誠(わだ まこと)
声:肥後マコト
中堅手。右投左打[20]。背番号8。
3年2組。8月11日生まれ、B型[20]。179cm・81kg[20]。家族構成は、祖母・父・母・姉・妹[20]
主将。西浦戦では4番で出場。フルスイングではなく、ミートに主眼を置いた軽くスイングするバッティングを心がけている。しかし軽く振ることを意識することによってリラックスをしてスイングできるため長打力があり、三橋から2本の本塁打を放ち勝利に大きく貢献した。眼鏡をかけている。
倉田 岳史(くらた たけし)
声:樋口智透
捕手、外野手[20]。右投右打[20]。背番号2。
3年1組。10月4日生まれ、O型[20]。176cm・72kg[20]。家族構成は、祖母・父・母・弟[20]
西浦戦では8番で出場。以前正捕手だった宮田に比べ捕手としても打者としても劣っていると思っているが、呂佳から言う通りに動く条件付きで正捕手に推薦された。滝井も力を伸ばしたと認めているが、捕手としては甘いと叱るシーンも多い。真面目な性格ゆえ優柔不断な部分もあり、西浦戦の最終打席は思い切って振ると決めて打席に向かったが、結局ハーフスイングの三振で終わっている。
練習試合で1人、夏の県大会でも1人負傷させており、その罪悪感からか高校を最後に野球を辞めるつもりでいる。
西浦との試合後に確証は掴まれなかったが河合に忠告され、ラフプレーをやめると約束。呂佳にもその事を伝えて後輩には同じ事をしないよう頼み、拒否した場合は滝井に今までの事を報告すると迫った。
矢野 淳(やの あつし)
声:阿部敦
二塁手[20]。右投左打[20] 背番号4。
3年1組[20]。7月3日生まれ、O型[20]。177cm・69kg[20]。家族構成は、祖父・祖母・父・母・弟[20]
西浦戦では3番で出場。あだ名は「ヤノジュン」。倉田が故意にラフプレーを行っているのではないかと疑い、次に危険なプレーをすれば滝井に報告すると釘を刺した。しかしそれは、チームや監督、倉田本人のことを思ってのことであり、西浦戦での阿部と倉田のクロスプレーは故意ではないと見抜いていた。
宮田 直正(みやた なおまさ)
声:松尾大亮
捕手 右翼手。右投右打[20]。背番号9。
3年3組[20]。5月13日生まれ、O型[20]。175cm・67kg[20]。家族構成は、父・母・兄[20]
西浦戦では5番で出場。以前は正捕手で、投手を盛り上げる会話も上手だった。西浦戦では倉田の投手に対するコミュニケーションに疑問を持ち、外野から声をかけるなどしていた。
元捕手であるため地肩が強い。
竹之内 善斗(たけのうち よしと)
声:内匠靖明
投手、左翼手。右投右打[21]。背番号1。
3年2組[21]。11月5日生まれ、A型[21]。175cm・70kg[21]。家族構成は、祖父・父・母・兄[21]
西浦戦では9番で出場。実戦で使用する変化球はスライダー、シュート、チェンジアップの3つ。
鹿島と交代した後は左翼手を守っていたが、9回裏に再登板し最後を締めた。
鹿島 匠(かしま たくみ)
声:金光宣明
投手。右投右打[21]。背番号10。
3年3組[21]。2月28日生まれ、A型[21]。170cm・75kg[21]。家族構成は、父・母・妹[21]
西浦戦では先発投手の竹之内の後を受けリリーフ登板。直球は最速130km/h台後半で竹之内より10km/h程度速く、斎藤も含めた投手3人の中で最速。しかし、ノーコンでスロースターターと不安定なためエースにも抑えにもなれない。実戦で使用する変化球はスライダーのみ。
斎藤 優(さいとう ゆう)
声:宮崎寛務
投手。左投左打[21]。背番号11。
2年2組[21]。8月24日生まれ、B型[21]。181cm・68kg[21]。家族構成は、祖父・祖母・父・母・弟[21]
竹之内、鹿島を含めた投手3人の中では抑え役だが、左肩に不安を抱えている。準々決勝以降の日程を考えた滝井の意図で西浦戦は登板せず。
川島 公(かわしま こう)
声:入野自由
遊撃手[20]。右投左打[20] 背番号6。
3年3組[20]。6月9日生まれ、A型[20]。175cm・67kg[20]。家族構成は、父・母・姉[20]
西浦戦では1番で出場。選球眼がよく、選んだ四球の数はチーム内でダントツ。

[編集] 武蔵野第一高校

武蔵野第一高校(むさしのだいいちこうこう)は西浦と同地区の毎年一回戦で敗退するような学校だったが、主人公たちが高校に入学する前年の秋からいきなり躍進してきた。春季県大会ではARC学園高校に負けたもののベスト8入りして夏の県大会のCシードに入った。先行作品である『基本のキホン!』の舞台でもある。夏の県大会準々決勝で春日部市立高校と対戦。準決勝でARC学園と再戦するも、再び敗戦となる。

加具山 直人(かぐやま なおと)
声:古島清孝
投手[8]、右翼手。右投右打[8]。背番号1。
3年C組[8]。1月3日生まれ、A型[8]。170cm・62kg[8]。家族構成は祖母・父・母・兄・妹[8]
春日部市立戦では9番で出場。あだ名は「カグヤン」。気の小さい性格。昨秋からずっと背番号1を背負っている。球速は120km/hそこそこで変化球はカーブとスライダー。
新チームとなって初めて迎えた公式戦で自分より才能も実力もある榛名の投球を見て、投手としての劣等感から一度は野球を諦めかける。そのエピソードが、『基本のキホン!』に収められている。
高校入学以来伸びていない身長と筋肉がなかなか付かない細身を気にしていて、榛名の体格を羨ましく思っている。
50m走は7秒5だったが、榛名のプラシーボ効果を狙った策略で6秒台後半まで速くなった。
秋季大会以降は3回までを全力で投げ、その後を榛名がロングリリーフするというパターンが定着している。これが確立するまで高校入学以前も含めて公式戦で勝った事が無かった。準決勝では榛名が先発し、8回コールドで決められた為登板する機会が無かった
3回まで全力投球することに集中するあまり、丁寧すぎて打ちにくさが無かったり、走者への注意がおざなりになったりと言った欠点がある。
榛名 元希(はるな もとき)
声:松風雅也
投手[8]、右翼手。左投左打[8]。背番号10。
2年B組[8]。5月24日生まれ、AB型[8]。182cm・75kg[8]。家族構成は父・母・姉[8]
春日部市立戦では7番で出場。野球では無名だった武蔵野が秋に躍進した原動力。2年生ながら「大会屈指の左腕」と新聞に取り上げられるなど、チームの中心的存在。
シニア時代には練習を含め下級生の阿部とバッテリーを組んでいた。これは、普段の練習で榛名の球を受けていない他の捕手が榛名の球を捕球出来なかったため。榛名の球を捕れるため、阿部はレギュラーに入ることが出来た。
プロ入りが目標で、自己管理には非常に気を遣っている。その為シニア時代はどんな試合でも80球までしか投げず、全力投球すればいつ怪我してもおかしくないことを理由に本気を出す価値が無いと思った試合では1球も全力投球せず、阿部と対立した。
MAX144km/hといわれる(本人は「そんなもんじゃね」と、さして関心がない模様)伸びのある直球が武器で、春季県大会で突然全力投球した際は正捕手の町田でも捕球出来なかったほど。
打者としては細かい技術はないものの長打力が有り、1年秋の時点で50m走6秒台前半と足も速い。
シニア時代は制球力は無く阿部は体中打撲だらけになり、変化球も決め球にならないレベルのスライダーしか投げられなかった。2年の夏の時点でも全力投球はあまりせず、変化球もスライダーのみだが、内外への投げ分けは出来るようになっており、春日部市立戦では自ら球数制限することを止めた。
元々自己中心的な性格(あくまで阿部による評)の上に、中学野球部の監督による酷使で故障し、故障の完治後も監督は他の投手を起用したため、指導者に対し強い不信感を抱くようになった。当時は荒んで野球もやめるつもりだったが、部員達のすすめでシニアに入った。加具山たちにはシニアで良い経験をさせてもらったと語ったものの、阿部の目にはチームメイトなど人間も含め全て自分の練習道具としか見なしていないように映り、阿部の投手不信の原因となった。
高校進学の際は呂佳からの美丞大狭山への勧誘を断り、監督が不熱心なことを条件の1つとして武蔵野第一に進学した。
阿部からは「最低の投手」と言われるが、三橋にとっては「スゴイ投手」+「いい人」として憧れの存在である。
作者曰く百枝と同じ顔[3]
秋丸 恭平(あきまる きょうへい)
声:石井真
捕手[8]。右投右打[8]。背番号12。
2年A組[8]。3月12日生まれ、O型[8]。176cm・67kg[8]。家族構成は父・母・姉2人[8]
榛名とは幼馴染みで中学野球部でもチームメイトだった。住んでいるマンションも同じである。荒んでいた榛名が今も野球を続けているのは、シニアで阿部が榛名に正面切って付き合っていたおかげだと察して内心感謝していると同時に、当時の榛名を相手にしていた阿部に同情する面もある。
ARC戦で榛名の全力投球を引き出すために途中出場する。野球の技術は榛名専用の「壁」でしかない(キャッチングで榛名の全力投球を受けられる)レベルで、バッティングは話にならないと称され、守備面ではエラーや送球指示の遅さが目立ち、簡単に盗塁を許すなどして吉田に「下手」と言われた。
大河 浩宣(おおかわ)
声:高橋研二
三塁手。背番号5。
3年生。
主将。春日部市立戦では4番で出場。秋季大会直前に加具山と榛名の決意に影響され真面目に練習に取り組みだし、部全体の練習量も増やした。
榛名とは犬猿の仲でよく喧嘩をしている。
『基本のキホン!』から宮下と付き合っている。敗戦後、宮下に、負けたことへの詫びとこれまで支えてくれたことへの感謝を伝えた。
作者曰く畠と同じ顔っぽい[3]
町田 祐樹(まちだ)
声:疋田高志
捕手。背番号2。
3年生。
春日部市立戦では3番で出場。正捕手だが、春季県大会では榛名のいきなりの全力投球を捕球出来ず後逸した。
榛名によると、榛名は町田のおかげで八分目の力加減を覚えたという。
宮下 涼音(みやした すずね)
声:佐藤利奈
マネージャー。
3年生。
『基本のキホン!』では榛名の片思いの相手であり、その頃から大河と付き合っている。
巨乳で強気な性格。榛名達の事情を知っている一人で、武蔵野第一が榛名を中心に動き始めた際にはチームを影で支え続けた。

[編集] 春日部市立高校

春日部市立高校(かすかべいちりつこうこう)は最近勢いがあると言われる公立校で、部員数100人を超える大所帯。昨年度の秋季大会では武蔵野第一と当たり、4回からリリーフした榛名から得点出来ず敗退。春季県大会では勝ち進んで夏の県大会のBシードに入り、準々決勝で武蔵野と再戦するも敗退。

鈴木 葵(すずき あおい)
声:岸尾だいすけ
投手。右投右打。背番号1。
2年5組。6月30日生まれ。血液型はA型。
身長175㎝・体重67kg。家族構成は祖父・父・母・双子の弟・妹
武蔵野戦では9番で出場。アンダースローから間を空けずに早いテンポで投げ込んでくる。
名前の由来は6月の異称「葵月(あおいづき)」から。髪の毛の色が濃い。
鈴木 涼(すずき りょう)
声:岸尾だいすけ
捕手。右投左打。背番号2。
2年1組。7月1日生まれ。血液型はA型。
身長174㎝・体重70kg。家族構成は祖父・父・母・双子の兄・妹
武蔵野戦では7番で出場。
名前の由来は葵と同様、7月の異称「涼月(りょうげつ)」から。髪の毛の色が薄い。
柴 有紀(しば ゆうき)
声:飯田浩志
一塁手。右投左打。背番号3。
3年7組。10月1日生まれ。血液型はB型。
身長178㎝・体重74kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・弟
武蔵野戦では5番で出場。顎鬚を生やしている。
高橋 航(たかはし こう)
センター。右投右打。背番号8。
3年7組。1月16日生まれ。血液型はO型。
身長183㎝・体重75kg。家族構成は祖父・父・母・姉
武蔵野戦では4番で出場。大会屈指のスラッガーと評されており、榛名の速球を本塁打にした。
柴とは小学生時代から同じチーム。
小野 嵩人 (おの たかひと)
三塁手。右投右打。
3年1組。4月4日生まれ。血液型はO型。
身長169㎝・体重63kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・弟
森 陵太 (もり りょうた)
ライト。右投右打。
3年3組。7月12日生まれ。血液型はA型。
身長171㎝・体重62kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・兄

[編集] ARC学園高校

ARC学園高校(エーアールシーがくえんこうこう)は県下No.1の実力と実績を持つ強豪。主人公たちの2つ上の代にあたる3年生はここ10年で1番の不作と言われるが春季関東大会は準優勝し、夏の県大会のAシードに入った。投手王国と言われる投手力、50m走6秒5以下がベンチ入りの条件という機動力や合理的な試合運びが特徴。

吉田(よしだ)
捕手。右投右打。背番号2。
3年生。
武蔵野戦では4番で出場。主将。あだ名は「ヨシ」。時と場所に関わらず他の部員相手に突然プロレス技をかけたりするなど、やんちゃで豪快な性格。「ビビリだから面白い」という理由で太田川を脅しては楽しんでいる。阿部もキャッチャーとしての吉田を認めている。
小杉(こすぎ)
二塁手。右投左打。背番号4
3年生。
武蔵野戦では2番で出場。
榛名からタイムリーヒットを打った
太田川 好美(おおたがわ よしみ)
投手。右投。背番号18。
1年生。
武蔵野戦では先発投手として出場。あだ名は「オータ」。中学時代から有名で、中学3年の春からKボールで3期連続全国優勝した超高校級の大型選手。春季関東大会準決勝では神奈川県1位のチームを相手に3回を投げ無安打に抑えた。
普段は気が小さく吉田によく凄まれたりしておちょくられている。
速球は平均で130km台でMAXは138kmもあるが速球派の投手ではない。
塩入 千鉱(しおいり ちひろ)
遊撃手、投手。右投右打。
1年生。
武蔵野戦では3番で出場。あだ名は「シオ」。青森県から野球留学でARCに入った選手。1年生ながら守備範囲の広さを買われて遊撃手のレギュラーとなり、投手としてもリリーフをこなす。夏の大会当初は8番だった打撃でも頭角を現し上位を打つようになった。
目を開けながら寝ることが出来る。吉田曰く、体が硬いのでプロレス技が極まって面白い。
武蔵野戦ではコールドを決める最後のバッターとなった

[編集] 三星学園

三星学園(みほしがくえん)は群馬県にある中高一貫の私立男女別学校。理事長は三橋の祖父。高等部は県外からもスポーツ推薦を受け入れる。組名に「蔦」など植物名を冠したり、指定防寒着がトレンチコート等の特色が見られる。

叶 修悟(かのう しゅうご)
声:大須賀純
投手[6]。右投右打[6]。背番号19[22]
1年蔦組[6]。7月12日生まれ、B型[6]。169cm・54kg[6]。家族構成は祖母・父・母・弟[6]
三橋の従姉妹・瑠里の近所に住む、三橋の幼馴染。
中学時代は三橋の「ヒイキ」により控え投手だったが、三星で唯一三橋の実力を認めていた。
三橋の9分割の制球やそれに至る努力、マウンドへの執着心などに劣等感を持っていたが、西浦戦ではチームメイトに自分が三橋より上だと思うなら勝たせて欲しいと熱くなった。
実戦で投げる変化球はチェンジアップとフォーク。決め球はフォークだがバッテリーを組む畠の捕球がおぼつかないため普段は落差を抑えて投げており、大小2種類のフォークを投げ分けられる。球速は西浦戦の時点では阿部の目測で120km/h程度、巣山は中学3年間控えだったわりにはマウンド捌きも落ち着いていると感じた。三橋にとって「ある意味憧れの投手」で、阿部も対戦時に投手としての雰囲気が有ると感じた。夏の県大会でも1年生ながら登板している。
中学卒業前には三橋がチームメイトから疎外された状態で投げ続けていたことを「野球じゃない」と言い、三橋に高校でも野球を続けるよう諭した。
中学での三橋とのわだかまりも対戦後少し解消したようで、互いの夏大初戦後にはメールの文面でだが昔のように名前で呼び合うようになった。三橋からのあだ名は「修ちゃん」。
畠 篤史(はたけ あつし)
声:大畑伸太郎
捕手[6]。右投右打[23][6]
1年蔦組[6]。8月9日生まれ、O型[6]。179cm・82kg[6]。家族構成は祖父・祖母・父・母・兄[6]
中学時代は正捕手として三橋とバッテリーを組んでいたが、”まっすぐ”や9分割の制球力の凄さに気づかず、三橋の実力を認めていなかった。
叶を三橋よりも数段高く評価しており、「ヒイキ」を受ける三橋を快く思わず、実力がありながら投手として表舞台に立てない叶の為を思って三橋に対して悪役に回っていたが、西浦戦の際には試合前に三橋を脅すなどやりすぎな面もある(中学時代に三橋の腕を折ろうと考えたことすらある)。
捕手としては迷いは少ないが単調なリードで、キャッチングも叶の本気のフォークをまともに捕球出来ず体で前に落とすのが精一杯。
西浦戦では三橋が”まっすぐ”を投げる時の癖を見抜いて本塁打を放った。
試合後は三橋の実力を認めて中学時代のことを謝罪し、癖を修正するよう指摘する優しさも見せた。
作者曰く武蔵野第一の大河と同じ顔っぽい[3]
織田 裕行(おだ ひろゆき)
声:福山潤
一塁手[6]。右投右打[6]
1年蔦組[6]。2月21日生まれ、O型[6]。186cm・80kg[6]。家族構成は母・妹[6]
西浦戦では4番で出場。和歌山県出身[24]
スポーツ推薦により高等部から三星に入った選手で、中学での三橋と他の部員との確執を直接は知らないため西浦戦も乗り気ではなく、最初は上級生の遠征について行きたがっていたが、三橋の”まっすぐ”に興味を持ったことと叶の勝たせて欲しいという思いにうたれ途中から本気になる。
試合ではコーチのアドバイスでタイムリー三塁打を放ったが、それ以外は全て三振に倒れた。
三橋 瑠里(みはし るり)
声:井上麻里奈
1年松組[16]。6月26日生まれ、A型[16]。152cm・40kg[16]。家族構成は祖父・祖母・父・母・弟[16](弟の琉は中等部1年)。
三橋と同い年の従姉妹。親戚付き合いが長い故か、三橋が臆せず接することのできる数少ない人間である。三橋を「レンレン」と呼ぶが本人には嫌がられている。
高校が分かれても埼玉まで試合の応援に来たり叶との仲を気遣ったりと、三橋を心配する様子を見せる。
中学時代、三橋は三星学園に通うために瑠里一家と同居していた。叶とは家が向い隣。6巻でかなり裕福な家である描写があり、三橋家の本家かもしれない。
何らかのスポーツをやっており、ポジションはDF。

[編集] 千朶高校

千朶高校(せんだこうこう)はARCに続く実力を持った強豪[25]。春季県大会で優勝し夏の県大会のAシードに入ったが、その後の春季関東大会では一回戦敗退。バントをあまりしない積極的な攻撃野球がチームカラー。

[編集] 脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.1 キャラクター・プロフィール (2004年3月23日), 講談社 ISBN 4-06-314342-2
  2. ^ ただし、原作では最初の三星戦で右打席に入っている
  3. ^ a b c d e f g h i 単行本3巻おまけより。
  4. ^ 当初はシニアとされていた。
  5. ^ 正確には2死後1球目の”まっすぐ”がストライクになったところで中断しており、勝負は付いていない。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.2 キャラクター・プロフィール (2004年8月23日), 講談社 ISBN 4-06-314353-8
  7. ^ 公式プロフィールより。
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.3 キャラクター・プロフィール (2005年1月21日), 講談社 ISBN 4-06-314368-6
  9. ^ a b c 月刊アフタヌーン2007年5月号付録ミニ設定資料集より。
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.4 キャラクター・プロフィール (2005年7月22日), 講談社 ISBN 4-06-314384-8
  11. ^ 単行本『おおきく振りかぶって Vol.4』のキャラクター・プロフィールでは、ポジションは無記名となっている。
  12. ^ 単行本1巻おまけより。
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.5 キャラクター・プロフィール (2005年11月22日), 講談社 ISBN 4-06-314393-7
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.11 キャラクター・プロフィール (2008年10月23日), 講談社 ISBN 978-4-06-314525-0
  15. ^ a b c d e f g h i j ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.7 キャラクター・プロフィール (2007年1月23日), 講談社 ISBN 978-4-06-314437-6
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.8 キャラクター・プロフィール (2007年5月23日), 講談社 ISBN 978-4-06-314451-2
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.9 キャラクター・プロフィール (2007年12月21日), 講談社 ISBN 978-4-06-314482-6
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.5 キャラクター・プロフィール (2006年6月23日), 講談社 ISBN 4-06-314408-9
  19. ^ スタンドからのサインは反則行為。
  20. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.12 キャラクター・プロフィール (2009年6月23日), 講談社 ISBN 978-4-06-314570-0
  21. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ひぐちアサ (w, p, i). おおきく振りかぶって Vol.13 キャラクター・プロフィール (2009年12月22日), 講談社 ISBN 4-06-310605-5
  22. ^ 原作では未出。オリジナル・サウンドトラック初回特典おお振り野球カード叶の表記による。
  23. ^ 公式プロフィールでは左打と表記されているが作中では右打。
  24. ^ 作中では未出。作者のサイン会で明かされた。
  25. ^ 抽選会時の泉のセリフによる。作者はインタビューでARCと千朶が二強で桐青はその下にいる強い高校の1つと語っている。
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