うどんや風一夜薬本舗

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株式会社うどんや風一夜薬本舗
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
546-0035
大阪府大阪市東住吉区山坂1-11-2
設立 1950年9月25日
(創業1876年6月
業種 医薬品
法人番号 6120001009279 ウィキデータを編集
事業内容 医薬品製造、食品製造、菓子製造、漢方専門薬局
薬草栽培・ハーブ栽培・香辛料栽培
代表者 末廣昭雄
外部リンク https://www.kazeichiyakusuri.co.jp/
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株式会社うどんや風一夜薬本舗(うどんやかぜいちやくすりほんぽ)は、大阪府大阪市東住吉区に本社を置く日本製薬会社である。主に風邪薬を中心とした医薬品の製造・販売を行っている。旧商号は「末廣勝風堂」(すえひろしょうふうどう)。

歴史[編集]

創業者・初代末廣幸三郎が1876年(明治9年)、大阪・島之内(現在の大阪市中央区島之内)でショウガと解熱剤を配合した風邪薬を創製、“温かいうどんを食べ体を温め一夜サッと寝る”ことが養生の基本だと考え、この風邪薬を「うどんや風一夜薬」の名前で販売したのが始まり。関西を中心に人気を集めた。関西(主に大阪)では、江戸時代から、うどん屋が至る所にあり、うどんを主食とする庶民もいたという。関東地方では当初「そばや風一夜薬」の名称で販売されていた。名前に「うどんや」とあるが、これはうどん屋でも取り扱っていたことの名残である。現在は戦後の薬事法改正により、うどん屋で薬を売ることは出来なくなっている。

現在は風邪薬の他、ショウガをベースとした健康食品の販売も行っている。

沿革[編集]

事業所[編集]

本社
大阪府大阪市東住吉区山坂1-11-2
鳥羽支店・和漢薬研究所
三重県鳥羽市安楽島町1045-35
住吉大社店
大阪府大阪市住吉区住吉2-9 住吉大社境内

主な商品[編集]

医薬品[編集]

  • うどんや風一夜薬【指定第2類医薬品】

食品[編集]

  • 特製 しょうが飴 中辛
  • 特製 しょうが飴 辛口絶佳
  • 特製 のどしょうが飴
  • 特製 薄荷しょうが飴
  • 特製 抹茶 しょうが飴
  • 特製 しょうが湯 中辛
  • 特製 しょうが湯 辛口絶佳
  • しょうが茶グラノーラ
  • しょう飴がけグラノーラ
  • 即席 稲庭 風一夜うどん

関連項目[編集]

外部リンク[編集]